「畝間(うねま)について」

最近、雨天が多いですので正に今は

「晴耕雨読」状態で、貴重なハレの時を見つけては、

せっせと畑作業をしております(笑)。

我が家の東隣にある畑の奥では、

【陸稲(りくとう)/もち米】を植えています。

始めての挑戦ですので、まさに試行錯誤状態ですが、

とにかく稲と同じような葉っぱをしている雑草との格闘が

ハンパなく苦労しております^^;★

が、例え陸稲であっても(水稲でなくても)、

稲作りはしておきたい・出来るようになっておきたいので、

なんとか踏ん張っております。

この陸稲もそうですが、作物を植える畝(うね)の

土づくりやその形だけではなく

【畝間(うねま)畝と畝の間の道】にもこだわっています。

この畑は300坪もあり、面積的に

めちゃくちゃ余裕がありますので、

比較的広い畝間を設けています。

時間/空間/人間(じんかん)など、

【間(ま/あいだ)】というものは、目には観えませんが、

非常に重要なものであると認識しているからです。

間に何もない・・・だけど【何か】があるし、

【何らかの必要性やメリット】のある【間】。

この【間】の取り方が、畑においても、

人間関係においても、時間(命)の使い方についても

非常に重要であると最近分かりだして来ました。

この陸稲の畝間の場合は、これだけ畝間が広いと、

草取りなどの作業がしやすいです。

(なお、土をたくさん盛って高畝<たかうね>にしているのも、

草取りのしやすさ/水はけの良さの為です)

一輪車もスイスイ通せて停めることが出来、

作業効率が飛躍的にアップします。

更に、余計な水が畝に溜らず、

畝間にどんどん落ちて溜まっていきます。

そして畝間が広いと風通しがとても良く、

空気の循環が良く(空気がこもらずジメジメせず)、

日光も良く当たるので、ダンゴムシやナメクジなどの

植物に良い影響を与えない系の虫もわきにくいです。

畑にある畝は、【一つの小宇宙】のようで、

おかあさんの胎内のようです。

ここに種を植えると、作物がどんどん出てきて、

やがて収穫物が完成していきます。

いかにこの小さな宇宙をよい環境にし、

よい種を撒き、畝と種(作物)の状態を観ながら

(声を聞きながら/意識を観ながら)

水やりや施肥、剪定や草抜きなどの作業を施して行くのか・・・?

ほんと、人間世界と同じ法則がこの小さな畝や畝間にも存在し、

そしてとても静かな、そして奥深い感動や感謝の世界が存在していて、

非常に面白いですし、多くの学びがあります(=人=)☆