「英雄たちの選択」

“コロナで恐怖心を煽り、陰に陽に

国民の生命と財産を奪い続けることを誘導する

<マインドコントロール>報道”に嫌気がさし、

最近は殆どテレビを観ておりませんが

(しかもNHKもシレッと虚実をねじ込んだ報道をするので、

あまり好きではありません)、

NHK BSプレミアムの『英雄たちの選択』は

マトモなので(客観的な事実上を検証し伝えている)、

安心しながら楽しく観ております。

番組司会で歴史学者の磯田道史さん、かなり好きです^^♪

私も同じく、司馬遼太郎先生の歴史小説が

大好きな磯田さんですが、

司馬小説が示す歴史的史実や所謂【司馬史観】が

間違っているところもちゃんと客観的に研究され、

それを史実に基づいて論理的に論じられる能力が

めちゃくちゃ素敵です。

昭和時代までの先人たちの智慧を、

平成・令和時代の賢者たちがさらに“アップデート”

させているのだと観じております。

先日放送された

【選「100年前の教育改革」〜大正新教育の挑戦と挫折〜】↓

https://www.nhk.jp/p/heroes/ts/2QVXZQV7NM/episode/te/577K42J6GZ/?fbclid=IwAR2gmecP6DAiQQ3ZF9oZ-yVpU4FrmbL69oi8VyM6yQyZh_qPSBhDp3iqPqs

も、とても良かったです。

久しぶりに、他のことをしないで、テレビの前にじーっと座り、

全集中で観ておりました。

「文化学院」という、詩人・与謝野晶子などが作った、

大正時代の学校教育など、大正時代の人たちが

子供たち(未来)のために行われた教育方法は、

確かに令和時代にも大いに参考になります。

さすが再放送されただけあります!

馬を飼う人(大人)が“水場”に、

縄で縛りつけた馬(子供)を連れて行って、

嫌がってても無理やり水を飲ませる時代は既に終焉を迎え、

と同時に画一的/一つの答えしかない

一括管理教育も過去のものとなっております。

これからは子供たち自身が、

“水場”を探し当てるために必要な知性や感性を

育てるための教育、そして環境を

私たち大人は作ってあげる必要があります。

なぜなら、基本的に大人は子供よりも先に死に、

この地球を去って行くからです。

それに、過去のように「こうすれば、儲かる/幸せになる」

という“水場”という名の答え(幸せ)は、

今を生きる大人の多くは誰も知らないからです。

今まで人々が群がっていた“水場”の多くは

摩天楼の如く消えて無くなっております。

別のところに出来ているのか、

それともどこにも無いのか・・・分かりません。

前回放送の

【天平パンデミック 聖武天皇と橘諸兄 復興への葛藤】も

めちゃくちゃ良かったです。

今から1300年前・奈良時代に、天然痘という伝染病が流行り、

一説によると当時の国民の3分の1が死んでしまったとのこと。

その大苦難に立ち向かった聖武天皇と政権を任せられた

橘諸兄の政(まつりごと)の方策/想いは、感動的でそして的確でした。

令和時代の政治家とは真逆を行っています。

過去の方が良くて現在の方が悪いって、どれだけ人間は

真の意味で【シンカ/進化・深化・神化】していないのかが、

よく分かる事例です。(※技術的な「進歩」はしています)

国民も政治家も哀れ・・・無明です。

人間は、自ら/現代の経験だけではなく、

過去の膨大なる【歴史】から学ぶべきです(=人=)宇留祈☆