「本を読む人と読まない人の幸福量の差」

私の趣味と言いますか、ライフワークの一つに

「人間の比較観察」というものがあります。

人間はこの世に生まれてからずっと

幸せになりたいと思って生きています。

にもかかわらず、幸せになって行く人とそうでない人がいます。

具体的に言いますと、

会社経営で成功したいと思っている経営者がいても、

成功していく人と、失敗してくい人とがいる。

はたまた、夫婦仲良くしたいのに、

仲良くなっていく人とどんどん不仲になっていく人がいます。

自分が願う何らかの幸せに向かっていける人と

そうでない人との違いについて

私は日々客観的且つ冷静、そして大局的に「比較観察」をし、

その違い【知恵(見聞や情報)】から、

自身の人生に活用したり、人様にお話させて頂いたりしております。

今回は「読書」について記したいと思います。

私は日々読書をしている人の方が、

幸せに向かっていける人が多いように観じております。

本とは

1.今生きていない(過去生きていた)人の知恵を得ることが出来る

2.今自分の側にいない(直接聞けない)人の知恵を得ることが出来る

3.うまくまとめられた(分かりやすい)体系化された、

客観的な、深堀りされた人の知恵を得ることが出来る

(玉石混交から玉のみ取り出して整理整頓された内容が記載されている)

※インターネットの情報も本に近い要素はありますが、

うまく体系化されて(まとめられて)いなかったり、

科学的根拠・出どころ・その文章を書いている人の

信憑性に欠けるものが結構あるので、注意が必要です。

従いまして、本を読むということは、

古今東西あらゆる人の知恵を得ることが出来るということです。

一方、本を読まない人は、

自分の過去の経験や感情・感覚と

自分の周りにいる人の知恵のみが、

物事の判断材料となっています。

加えてそれらの知恵は「玉石混交状態」であり、

自分の過去の経験や自分の身の回りの人が持っている見聞

(知識や情報)が全て正しいとは限らないのです。

つまり本を読んでいる人の方が、

圧倒的に多くの知恵を持っているということです。

より多くの正しい情報を得、それに基づいた

正しい判断(取捨選択・精査)をし、

それに基づいた正しい行動をし続けるか?が、

人生において【成功の要諦/幸福の実現】

であろうかと思われます。

今の時代は変化・進化のスピードが上がっているために

(その傾向は今後益々顕著になる)、

昨日(過去)の成功が今日の失敗になる場合も多々あるので、

不易流行を捉え、成功し続ける・失敗し続けないか?

が非常に重要になっています。

従いまして子供の頃から、親(周りの大人)が本を読み、

本に囲まれて育ち、本を読むことが自然に出来る

(習慣化されている)大人に育った人は

徳のある家系に生まれた人であると観じております(=人=)☆

【写真】大阪平野の夕日