私がマイカーで四国から大阪へと戻る時、

神戸・大阪界隈の渋滞が酷い時や

時間的にゆとりがある時は、

淡路島北端にある日帰り温泉施設

「松帆の湯(http://matsuho.com/)」で

一旦止まって一息つき、

夕食を食べ温泉につかってから帰ります。

そしてここの露天風呂やテラスから、

美しい明石海峡大橋のある風景をぼーっと観る時間が、

これまた至福の時間(*^^*)♪

・・・明石海峡はまるで生と死を分ける

“三途の川”のよう。

そして明石海峡大橋は彼岸

(ひがん/仏様の世界、悟りの世界)と

此岸(しがん/人間の世界)を繋ぐ掛橋。

この大きな橋を支えるのは父と母という

二柱(ふたはしら/二つの家系)。

今日も多くの

【自動車のような、命<タマシイ>を入れる乗り物=肉体】を得、

生(せい)を天から与えられて人間が此岸に向かい、

逆にその肉体を捨ててこっちの彼岸に還って来る。

ま、善行をあまりしなかった人や極悪非道人は、

この橋を使ってズムーズに還ることは出来なくて、

泳いだり今にも潰れそうな小舟でエッチラオッチラ

何回も荒波(地獄の鬼たち?)に邪魔され

転覆しながら還って来ているようです(笑)。

故人をお見送りした子孫がお棺に、

“六文銭”を入れておいてくれれば、

それを橋の通行料として使えて、

通してくれるかも知れませんね(^^)♪

・・・しばし私は彼岸から此岸の“ありのまま”を観てみる。

夜は光輝き綺麗な町並やし人の動きも見えないけど、

昼間は雑然とした汚いコンクリート建物群や

人間の汚れた言動がたくさん見える。

それは時に残酷で目を塞ぎたくなるものもある。

その数々の罪の精算が既に世界各国で起こり始めており、

やがてその精算の波はある出来事を境に、

一気に世界中に伝播する。

〜暗闇に映る美しい光〜

だけど、もしかしたら人間は、

こんな真の闇の中からでしか、真の美しい光を見つけ、

それを掴めないのかも知れないなぁ・・・ってふっと観じる。

自らに与えられた人生の闇(苦難)から逃げることなく、

真っ正面から向かい、あれこれ傷つきながらも

乗り越えた人間こそが、

人生の意味意義、幸福〜真の光を〜を掴める存在であると、

この美しい橋はその有様(ありよう)を通して

私に伝えて来られました。

人生(此岸生活)って正直、

あれこれめんどくさいんですが(笑)、

だけど天命が尽きるその時まで、がんばらないとなーって、

ここに立っていると、自分がかつて本当に

彼岸にいた頃のことを、すっとよぎったりもする訳です。

自分が何のために生まれて来たのか?

今の人生で何をすべきなのか・したいのか?

その自らの人生における根幹的意義が明確化された時、

真に人間は生まれ変われる・進化出来るだろうし、

本当の幸福なる人生を歩み始める、

スタート地点に立てるのだと観じております。

しかしながら、その真のスタート地点に立つことすらなく、

天から与えられた有限の時間が終わり、

また自らの手により途中でこの此岸を去ってしまう

人間が多いのは残念でなりませんが、

それは彼岸にてその反省・罪を見つめ、

反省懺悔し続けるしかありません。

全ては因果応報。その命、その命、

個々の責任です(=人=)南無☆

私はそのような絶対なる【宇宙の法則】を客観的に観ながら、

個々の人間に対して各種感情や情念に

どっぷりはまることはないのですが、

やっぱりこの国、この地球上に存在する、

嘆き苦しみ悲しみそして絶望している

多くの命たちの想念を観じ、

何とかならないものかなぁ・・・と日々、

祈り続けているPrayerでもあります(=人=)☆