DMZ(非武装地帯) 韓国旅⑭-B 前編」

個人的には板門店に行きたかったのですが、

日本語ガイドのおねえさん

(私と同世代のホンさん。

日本に5年留学経験あり。日本語堪能)曰く、

「現在より多くの観光客受入れのために、

いろんな整備をしていて、今は行けなくなっています」

とのことでした。

やはり外貨獲得の為に、必死で観光産業、

がんばってはるようです。

だけど、都羅(トラ)展望台から、

板門店(写真に赤丸をつけました)や、

南北関係悪化により現在ストップしている

開城(ケソン)工業団地、

はたまた韓国で一番北にある村と、

北朝鮮で一番南にある村に、

それぞれの国旗を鉄塔の上に掲げられている姿など、

今の南北関係の象徴であるDMZを

この目で観ることが出来て、とてもよかったです。

そして「第三トンネル」という、

朝鮮戦争時代に、北朝鮮軍が、

一度に秘密裏に大量の軍人や兵器輸送を

行うために作った地下トンネルが

現在4つ確認されており、

その内の第三トンネルが一般公開されていて、

その中に実際行けたのも感動的でした。

これだけ体験して45,000ウォン(4,500円)です。

これは安くて価値があります!是非オススメいたします。

世界中から観光客が押し寄せ、

また天気がいい上、土曜日ということもあって、

めっちゃ人が多く、DMZ内も渋滞してたりして

ガイドさんも大変な中でしたが、

ガイドのホンさんにあれこれ質問させて頂きました。

やはり一般の韓国人は、

元々一つであった国を統一したいと

願っておられるとのことです。

当然のことながら、同じ民族は

たまた身内が北朝鮮にいる等、そんな事情もあります。

が、それに加えて、

いつソウルにミサイルが飛んで来るか分からない、

いつまた戦争になるか分からないという

不安・恐怖心があり、自分たちの生活が

常にそんな不安要素があるもで、

平和的な南北統一を願っておられます。

<つづく>