「過去と未来のクロスポイント」

先日日帰り(お仕事)で徳島に行きました。

徳島駅まで高速バス、

そこからJR在来線で目的地に向かいました。

何気なく車窓を眺めてますと、

何とも懐かしい気分がして、

ハタ☆と思い出しました。

今からちょうど11年前、始めての四国遍路で、

折りたたみ自転車を片手に

この駅から電車(汽車)に乗ったのです。

最近は公認先達(お世話役)として、

人様との四国遍路が多いですので、

過去自分が一人で何度もくるくる

回っている時のことを思い出すことは皆無ですが、

こうして一人で四国にいる時は、

勝手に脳裏に浮かんで来るから不思議です。

始めて四国遍路に出た20代最後は、

内部&外部環境共に暗中模索の時代でしたが、

この四国での経験を機に【何か】を捨てて終わらせ、

そして【何か】を得て新たに始まって行った

という絶対的確信があり、

それが30歳からの私の人生の中心軸になっていて、

その軸の回りに今もいろんななものを

付けたり削ったりして今日に至っております。

その【何か】とは目に見えないものであり、

正確に言語化するのは不可能でありますが、

私の人生は40代に入ったことですし、

そのよき【何か】が私の顔面から

また全身から人様に感じられるように、

これからも精進して参りたいなと、

改めて感じた時間となりました。

嗚呼。。。

また一人でゆっくりお遍路しに行きたい。

絶対的真理を会得するための

命をかけた雄々しき荒行は単独修行に限る。

“お大師さん”とシッカリ対話しながら、

生きることの厳しさ悲しさ虚しさをかみしめながら、

美しい四国の空、海、雄々しき山々(大自然)と

自分が一つになるという感覚、、、

まさに宇宙そのものへの一体化という

絶対的幸福感を更に高め深めて行きたい。