「四国八十八ヵ所霊場 64番・前神寺さんへ」

前神寺に深いご縁のある、

引田大先達と出会ったというご縁で、

このお寺の推薦で私が2年前、

四国八十八ヵ所霊場会「公認先達」に

ならせて頂きました。

その御恩があり、

お寺の大師堂前にある灯明台の修繕奉納を

「大阪楽心会 公認先達」とし

て昨年、させていただきました(ー人ー)☆

そして本日・20日。

「前神寺先達会」という、

私のように前神寺で先達の推薦を頂いた方等が

集まった会合が初めて開催され、

45名程参加されました。

私も300キロ程、

マイカーぶっ飛ばして行って参りましたぁ〜(>0<)☆

前神寺は「真言宗 石鈇派」の

総本山になります。

真言宗の一宗派を立てておられます。

ですので「住職」ではなく

「管長」さんがおられます。

先達会では、管長の佐々木善康師から、

この前神寺の歴史や、

公認先達としてのあるべき姿など、

短い時間でしたが、

大変中身の濃いお話をいただきました。

この前神寺は奈良・大峰山の開祖でもある

役行者(えんのぎょうじゃ)が開創されました。

ここが石鎚修験道の中心だったのです。

しかしながら、

明治4年の明治政府による

神仏分離令政策により一時廃寺に追い込まれ、

江戸時代まで前神寺がやっていた事の多くを今は、

明治以降に出来た別組織である石鎚神社が

継続の形を取っているということです。

この前神寺は江戸時代、

西條藩がおさめていました。

歴史というものは時に残酷であり、

紀州徳川家の血統が支配していた関係で、

そんなことになったのもあるかも知れませんね。

ちなみに、

だから今でも前神寺は徳川家の「葵の御紋」です。

当時は徳川家と深いご縁があったようです。

個人的には、役行者が理屈なしに大好きなので、

役行者&蔵王権現様にご縁深いこの前神寺で、

たまたま公認先達になれたのは、

奇跡レベルの幸福感がございます(T人T)☆

同日夜7時半からは、

同所にて「権現様縁日」という、

毎月20日夜にご開帳される三体の蔵王大権現様に、

身体の悪い部分や痛いところをゴシゴシ当てて、

各種平癒を祈願するという行事がありました。

今日で2回目の参加で、

だいたいの雰囲気は分かっておりましたので、

心してお受けさせていただきました。

何とも表現し辛い、

デドックス&おかげのパワーが強烈にあります♪

その後、護摩堂に移動し、

狭くて暗いお堂の中に50人が詰めて座り、

迫力満点の護摩焚きっ(>0<)!

般若心経や不動明王のご真言

(のうまく さんまんだ ばざらだん

せんだ まかろしゃだ

そわたや うんたらた かんまん)を、

ひたすらリピートで唱え続けます。

音頭取りの大きな太鼓が

ちょっとずつ早く大きくなって行き、

声のスピードも、

私たちが持つ手錫杖のスピードも加速していき、

やがて大きな一つの力と成り・・・

これがまた何とも言えない、

強烈な昇華のパワーと言いますか、

各種成就・成仏の加速がケタ違いに

上がっていくのを感じました。

凄い。凄すぎ!!!

ほんと、ありとあらゆるものを超越した&

1300年の歴史に裏付けされた、

日本の信仰の【凄み】をまざまさと感じました。

ヤバイくらいに大満足的幸福感・・・

萌え〜なよしこちゃんです(笑)。

・・・先達会にて、

「一番若手先達」というそれだけの理由だけで、

マイク持って10分程、

自らの遍路体験の報告をさせて頂いたのですが、

その後、佐々木管長が御声をかけて来てくださり、

いろいろとお話をさせていただきました。

管長さんだけありまして、

本当に器の広い、あったかいお人やなぁ。。。と感じ、

深く感激いたしました(ー人ー)☆

4月の土日に、前神寺の方々が、

石鎚のお山のあちこちにある行場を参る行事

(山修行・祈願)があるそうなんで、

思わず申し込みして帰って来てしまいマシタ。。。(爆)★

こっちは奈良の大峰と違い、

女性でも登れますので(※7月1日以外)。

あ、だけど私は大峰の

女人禁制は大賛成しております。

なぜかと申しますと、「男だけの道場」は、

この娑婆には絶対に必要だと

強烈に感じているからです。

これ以上現代女性が強くなって

ど〜するんですかって感じです。

ニッポン男子、シッカリしろ!

そして【本当の強さとは何か?】を的確に把握し、

命を懸けて愛する者を守れ!!!・・・と、

言ってやりたいこと日常茶飯事っ

(↑ぼそっと、ここのみで独り言。笑)★

男の道場に女が入って来ると、

男は気が散って、修行に専念出来ないし、

自分の弱い部分を隠して自らを偽ったり、

えぇ格好して、悟りを開き昇天するどころか、

女に見惚れ意識がそっちに向いて、

肝心の足を滑らし、崖から落ちて、

フツーに死んでしまいますからね。

なんのこっちゃワカリマヘンわ。(更に、笑)

人間、全て“ありのまま”を

大自然に対してさらけ出して、

反省懺悔し、許しを請い続けないと、

真の悟り(真実)を得ることは出来ないと、

自らの行体験を通してでも感じております。。。

そんなかんだで、

前神寺さんとのご縁も続いて参ります。

お四国各地に、

多種多様なご縁がいっぱい出来て、

本当にありがたいです。

南無大師遍照金剛(ー人ー)☆

【写真】

前神寺、、、いろいろ。

【前神寺 ホームページ】

http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/64maegamiji/