「風(気)を通す」

今日は猛暑でしたので、

夕方5時過ぎから日暮れまで、

マイ畑のメンテナンス作業をしていました(^^)。

おかげさまで今日は始めて

キュウリの収穫が出来ました。

これから、ゴーヤ・オクラ・ミニトマト・

サツマイモ・・・と続きます。

一方、スイカちゃんも、一つですが、

カワイイ実が成り始めました。

初挑戦の作物ですので、収穫までいけるか?ですが、

後は天に祈るのみでゴザイマス(ー人ー)☆

作物を植えておりますと、

作物並びにそれを植えている場所で

ある畝(うね)のみに

気を取られる傾向にありますが、

私は畝(うね)と畝の間にある通路

【畝間・うねま】にも意識を向けています。

今日の主な作業は、畝間のメンテナンスでした。

畝間は、歩きやすいよう・作業がしやすいように

常に凸凹や草が無い、平らな状態にしています。

あと、一般的な畝間よりも幅を少し広めに取っております。

ここからは私の推測・経験則ですが、

このような感じで、作物も草も生えていない

土むきだしの畝間を確保することにより、

畝に植えている作物に

【風(気)が通りやすくなる】と感じています。

『五大』という、宇宙(あらゆる世界)を構成している、

地(ち)・水(すい)・火(か)・風(ふう)・

空(くう)の五つの要素があると言われています。

その中に「風」があり、人間の世界だけではなく、

この作物の世界においても、これらが成長する過程で、

この「風」が重要な要素であると直感的に感じています。

風、即ち【気】が流れることにより、

成長が促されたり、受粉されたり、

害虫がタムロしにくくなるかと思われます。

風は他の地(土)や水、火、そして空(そら、空間)とは違い、

目には見えませんが、以上のように大切な存在だと感じています。

この畝間がなく、全部畝・・・つまり、

畑全部が作物で埋まっていたら、

収穫高は上がるかも知れませんが、作業し辛く、

結局非効率な(費用対効果に乏しい)農業しか

出来ないと推測されます。

一見、生産力の無い、この畝間という存在が、

実は生産性を上げるために、

非常に重要な役割を果たしてくれており、

これは私たちの日頃の生活・ビジネスにも

同じようなこと・ものがあると思われます。

・・・今日は空気が澄んでいて、

とっても大阪平野の夜景が綺麗でした。

(マイ畑は、標高180メートルくらいのところにあります)

伊丹空港へ着陸する飛行機が頻繁に頭上を超え、

空港へ向かっていました。

この世の中は常に騒がしく、どんどん動いておりますが、

マイ畑のある八尾の里山風景は、時間がゆっくり流れ、

風や虫、鳥たちの声がとっても心地いいです(^^)♪