「あるおばあちゃん」

ちょくちょく行く喫茶店に、

あるおばあちゃんが一人で来られます。

2日連続お会いしました(笑)。

そのおばあちゃんは、

いかにも80歳越えの大往生状態で、

歩く時には腰を90度曲げて、

小さな車をゆっくり押しておられます。

喫茶店のご近所にお住まいのようですが、

いつも外行きの服や靴でお越しになられ、

とても品のいいお方だとすぐに分かります。

そのおばあちゃんが店内に入るとまず、

お店の方がおばあちゃんの元にやって来て、

おばあちゃんが座りたい席を聞いて案内し、

おばあちゃんの車を置けるように、椅子を除けたりされます。

次に、おばあちゃんが椅子に座るまでは、

両隣にいるお客さん達が細かいサポートをして、

おばあちゃんが座ります。

そして、比較的おばあちゃんに近い世代の女性が

隣に座っておられれば、

世間話をしながらおしゃべりされて

やがて帰って行かれます。

その間、30分くらいでしょうか。

そのおばあちゃんの凄さは、とにかく謙虚で腰が低く、

お店の人にもサポートをして貰ったお客さんにも

「すんませんなぁ〜」「ありがとうございます〜」と、

本当にすまなさそうに

そして感謝の気持ちを込めておっしゃるというところで、

だから私たち周りにいる人たちは、

自然と笑顔でサポートしたくなります(笑)。

ほんと、不思議な魅力がおありで、

自分が何もしなくても勝手に周りが動いて、

そのようになって行く・・・。

言動が自然で、無駄がない。

無駄というのは、

自分以外の他者を誹謗中傷したり

過剰なマイナス感情がないということです。

喫茶店にいる人たち(二人以上で来た人)は、ほとんどの場合、

煩悩満載のビジネストークをしていたり、

嫁姑や会社の上司や仲間との人間関係のゲチトークが多く、

しかもみなさんマイナスのエネルギーを

放出しながら、あれこれとまくし立ててるので、

声がデカイので丸聞こえで、

その人たちがどこの人間が特定出来る時もあります(笑)。

そんな意味でもこのおばあちゃんの存在は大変稀有なものです。

・・・やはり、人生遍路道を的確且つ確実に歩んで来た人は、

仏さまのように後光が射し、己(わがまま)が無くなり、

成仏(仏に成る)してゆくんやなぁと、

久しぶりに【生仏様】という人に触れることが出来ました(^人^)☆

見た目が派手な梅や桜ではなく、

どこかの道端や、行者しか通らない霊峰の山奥にさりげなく咲く、

たんぽぽみたいな強靭(強くてしやなか)な方です。

私もこんなおばあちゃんになりたいなと思いましたぁ〜(%笑う女%)(%晴れ%)