ひたすら歩く。 〜10月17日(月)のお遍路旅〜

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「ボランタリーJP」のサイトに不具合があったようで、
ブログ更新が出来なかったので、今、17日分の日記を
アップさせていただきます♪

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10月17日(月)。

第4回・歩きお遍路さん3日目。

民宿いくみさんから、

民宿徳増さんまでの約22キロをひたすら歩きました。

(右上写真・国道55号線上に書かれてある数字は、

徳島県庁から何キロ離れているか?という数字のようです。

「100」と書かれているので、100キロ離れていることになります。

室戸岬に行くたびに、1ずつ増えていきます)

国道55号線をひたすら南下。

ALLコンクリートの道。

気候は爽やかな秋空で20度くらいやけど、

足は、じわりとマメが増えてきて

その痛みとの戦い(TーT)。

また、リックサックの重みで、

両肩がじわーっと痛む。。。

コンクリートの道は、車にはやさしいけど

人の足にはわるい(*_*)。

休憩をまめに取り、食べ物もまめに摂る。

昼食や休息を長い時間とると、もう歩けないような

かんじがしたので、こんな感じにしました(^^;)。

時々、海岸線に下りて、ぼーっとしていました。

荒々しい太平洋に、父のような厳しさと

母のような深い愛情を感じ、

自身はこの地球に、囲まれ、育まれている存在なんだと

改めて感じました。

有限の存在であります人間(私)ですが、

無限の永遠の存在のような・・・

なんとも言えない、不思議な感覚を覚えました。

休憩後、

生前お遍路さんしてた祖母の顔をはじめ、

過去生きていた人、今生きている・・・

いつもお世話になっている方々のことを思い出したら、

不思議と足の裏のマメの痛みが半減したような感じがしました。

もしかしたら、その人の「心」が「痛い」と

思っているから、痛く感じるのかも知れませんね。

つまり、人生も「しんどい」と思えばしんどいし、

「楽しい」と思えば、楽しいのではないでしょうか。

・・・実は、そんな感じで、人生って

めっちゃシンプルでタンジュンな心的環境で

形成されているのかも知れませんね。

先人のおかげで、価格さえ気にしなかったら

衣食住に困らない国に住むことが出来ています。

おかげさまで、物的には豊かになりました。

あとは精神的世界の充足だけです。

こんな世界に生きる私たちは、

上記のような、いかにいい意味での

「良い思い込み」をし、感謝にあふれる生活を送るのか?

これが、幸せになるための、

「スタートライン」のような気がしました。

人生も、お遍路も、いつでも気づいた時が

スタートであり、ゴール、、、ですよね。

車(マイカー)でお遍路さんをしていた時は、

5日も6日も先まで、旅のスケジュールをざっくり決めて、

お宿も(満室だったらいやなので)、数日前には

予約をしていました。

だけど、歩きお遍路さんの場合は、そうはいきません。

明日泊るお宿は、前日の夕方にどこにしようか決定し、予約電話をします。

歩きお遍路さんは、その日、その日が正に「命がけ」であり、

ちゃんと予定通りに、前日の予定がちゃんと遂行出来るのか

全く補償がないんです。

いつ行き倒れになるのか・・・そんなことが

チラチラ感じる瞬間が何度かあります。

私は今回のお遍路さんで、一つだけ、自分自身と約束したことがあります。

それが「100%自分自身の足で、歩ききる」ということ。

四国お遍路道では、汽車もバスもヒッチハイクも全て×です。

何人かの車の方に「乗せてってあげるよ」と

優しいお言葉を頂きましたが、全て気持ちだけ

受け取らせて頂きまして、お断りさせて頂いております(ー人ー)。

これぞ・・・「一日一生」の生き方の実践だと思っています。

毎日、お宿に着く度に、ぐったりしておりますが(ーー;)、

心はとても充足しています(*^^*)。

今、今、今を大切に、命がけで歩いていったら、

いつのまにか、10キロ・20キロ・・・100キロ、1000キロと

歩けているんだと思います。

過去を悔い、未来を憂えている時間は

この歩きお遍路上には存在しません。

大阪に帰ったら、そんな人生遍路を極めたいなぁ・・・って

心底感じています。

ってことで、よしこちゃん。

明日もゴール目指して、がんばりま〜す(^0^)☆

★はみだしネタ★

四国の民宿では、連日連夜、お魚料理が出ます。

お魚やおさしみは大好きなのですが、

さすがにこうして毎日出てくると・・・

「ああ、肉・・・ニクがたべたーい(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)」

って、男子高校生状態(やっぱり、お遍路さんしてても、煩悩200%です・笑)。

そんな時、17日夜泊らせて頂いた、民宿徳増さんに泊っていた

お遍路さんじゃないお客さん(おかみさんの知り合いのおっちゃん)が・・・

「オレもカレー食べたいわ〜!」と言われだし、

おかみさんが私に「あなたも、カレー食べます?」と笑顔で聞かれ

ニクに飢えていたよしこちゃんは、渡りに船状態デシタ♪

どうやら、民宿の食堂の隣が厨房&おかみさんファミリーの

台所になっていて、おかみさんチの夕飯がカレーだったらしく、

その「おこぼれ」を頂戴いたしましたぁ〜(%ニコ女%)(%音符1%)

ほんと、民宿ならではの、ほのぼのな風景でしたぁ〜(%笑う女%)(%ハート%)