ぶらりお遍路さんへ 三日目・四日目

6月7日(火)午後1時過ぎ、

ちょっとマクドを出て、隣の隣にある

「ダイソー」に行き、コンブを調達☆

よし!これで、これからのロングランは

大丈夫であろう(笑)。

それからまたバスに乗り、

阿川のバス停まで戻り、午後2時。

後、3時間・午後5時までに

12キロ強離れた、13番・大日寺まで歩きたい!と

せっせと歩き出しました。

さっきもお遍路さんの姿をした

等身大のお人形さんがありましたが、

なんだか手作りのものが、

どんどん出てきて、これはまさに

村中の芸術祭のような感じです(^0^)☆

午後9時〜2時まで

足を動かさなった(休憩していた)だけあり、

一分で100メートルくらい歩くくらい快調で、

若い男性お遍路さんを、あっという間に

追い抜きさせて頂きました(笑)。

が、一時間半・6キロくらい歩いたところで

なんだか頭がフラフラ・意識が朦朧としてきまして、

「こりゃーまずい(ーー;)」と

そさくさと休憩し、水分とコンブを必死に補給☆

10分もするとまた元気になったので

そさくさと歩き出しました♪

コツコツ歩いている時、ふっと・・・

「人生って、ほんま、このコツコツ感と一緒やな」

って思いました。

一歩一歩、前へ進んでいく、

一つ一つ、成長していく、

それしかないのではないでしょうか?

人生は、その一歩、一つが鎖のように

繋がっているようなもの。

瞬間、瞬間を大切に

まさに「命かけて」「魂込めて」

一所懸命がんばっていかないとアカンねんやと

ふっと思いました。

歩く音・杖をつく音が

「命の音」のような感じに聞こえてきました。

しばらくするとまた別の村中に入りました。

車はビュンビュン通りますが、

人は殆ど通りません。

そんな時、おばあさんが前でゆっくり歩いていました。

あっという間に追いつき、

追い越す時に、こんにちはと言いますと、

おばあさん、同じくこんにちはと言って下さりました。

その笑顔が、なんかぐっと来ました。。。

満面の笑み、100%受容(WELCOME)状態。

赤ちゃんの笑顔に似た、ホトケサマのような笑顔。

一点の曇りない感情・表情は眩しいくらいに美しく、

人を感動させます。

こんな挨拶、こんな笑顔、どうすれば出来るんやろ?

やっぱり己を無にして、相手をありのまま100%

受け入れることから始まるんやと思います。

うーん。まだまだやな。。。私。

お遍路100周くらい回らないとアカンやろーなー(^^;)笑

美しい川沿いの、ゆるやかな下りの幹線道路を延々と下り、

あと3キロというところで、

めっちゃしんどそうに歩いていた、おじさんお遍路さんを

抜かしてビックリ☆

今朝まで、同じお宿にいた、静岡のおじさんでした☆

おじさん、絶対途中でリタイヤして

ここまで来るとは思っておりませんでしたが。。。

さすがおじさま根性・・・アッパレ〜(^0^)☆

13番・大日寺には、16時40分に着き、

お寺が閉まる、17時5分前にン納経を済まし、

無事13番まで回ることが出来ました!

その横にある「かどや旅館」に17時過ぎ行きますと、

すでに、同じく今朝一緒だった、

東京・町田のおばさまがおられました。

ってことで、その日の夜は、

そのおじさまとおばさまと3人でまたまた

夕食をご一緒させて頂きました(^0^)♪

やはり、同じ苦労(苦行)をして来ただけに

話が盛り上がります(笑)。

翌朝も一緒に朝食を食べさせて頂きました。

おじさまは、まだまだ足が痛いようなのですが、

8日は徳島駅くらいまで歩かれ、

徳島駅界隈で宿泊されるそうで、

おばさまは、30キロ弱離れた18番・恩山寺側の

民宿に泊られるとのことです。