高知市内へお遍路・・・土佐の幕末の志士たちと出会う! 後編

武市半平太と偶然出会い、1カ寺周った後は、

高知市立坂本龍馬記念館へっ(%笑う女%)

昨年、『龍馬伝』を見ていただけに

必ず龍馬に会いにくるぞ〜(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)って

ハリキッテ来たのですが、大津波警報が出ていたため、

桂浜&龍馬像には行けない状態でした。

やっぱりここでも『志』という言葉が出てきました。

これは『竜馬がゆく』を書かれた、司馬遼太郎さんが

ご存命の時、坂本龍馬宛に書いたメッセージの一節です。

『天に意思がある。

としか、この若者(=龍馬)の場合、おもえない。

天が、この国の歴史の混乱を収拾するためにこの若者を地上にくだし、

その使命がおわったとき、惜しげもなく天へ召しかえした。』

この司馬さんのお言葉も、シビレマス・・・感動的です(T-T)。

私もこの『天』という言葉が好きで、

ある人は、神とか仏とか、大自然とか、大宇宙とか

サムシング・グレートとかって呼んでいますが、

『天』という言い方が、最も普遍的で、昔から日本人になじみがある

のではないでしょうか?

天から与えられた『志』をどう全うするのか?

大いに考えさせられました。

大地震も起こり、週明け、またまたガソリンも大幅値上げが待っているとのこと。

いよいよ日本・世界は「ガラガラポン」の大いなる混迷期に

まっさかさま状態です。

そんなことを考えながら、四国遍路のお寺で

参拝しており、般若心経の前に唱える「開経偈(かいきょうげ)※」を

唱えてた瞬間・・・

「この四国遍路の根幹を支える仏教(真言宗?)って、

1300年以上も前から、この国に存在していた。

それから今での間、何度も、何度も大地震・大津波が発生し、

また急激なインフレに戦争も幾度と無く勃発してきた。

でも今、私たち日本人は、人口も1億2000万人を超え、

今までにないくらい人口が多くなっているし、生活も豊かになった。

もしも過去の上記の大苦難で、日本人が滅んでしまっていたら

今の私も存在しない。

ということは、今は混沌としているが、せいいっぱい努力したら

いつか必ず、何とかなる・・・よりよい国になるのではないのか?」

そんな言葉がふっと浮かんできましたら、

肩と心が軽くなりました。

歴史的な大苦難も、見方を変えれば、

それは大きな時代の波のワンシーンであり、

「自然の流れ・時代の流れ

(何らかの意味で必然的に起こること)」なのではないでしょうか?

この地震って、数百年に一度は必ず起きている

地震だということも、長い歴史から見れば

一目瞭然ですし。。。

これも司馬さんのお言葉を借りて、

『天』の意志の一つかも知れません。

にしましても、時として、この『天』の意志は、

非常に残酷です。残酷すぎます。。。

※開経偈(かいきょうげ)
無上甚深微妙法(むーじょうじんじんみみょうのほう)
百千万劫難遭遇(ひゃくせんまんごうなんそうぐう)
我今見聞得受持(がーこんけんもんとくじゅーじー)
願解如来真実義(がんげーにょーらいしんじつぎー)

無上甚深微妙の法は、
百千万劫にも逢い遇ううこと難し、
我れ今、見聞し受持することを得たり、
願わくは如来真実の義を解したてまつらん。

あまりにも深く妙なる教えは、無限の時をへてもめぐりあうことはむずかしい。
今、わたくしはお経を見、仏の教えを聞き、拝受することができました。
どうか仏の真実の教えを理解させてください。

・・・四国遍路してますと、

どーしても、先述のようなコ難しい哲学的なことを

ひっきりなしに考えてしまいます。

こりゃー、独身男子、ますます寄ってこんわ〜(爆)☆

だけど、これがいいんですよねぇ〜(%笑う女%)(笑)

にしても、今ほど、「海」というものが

「怖いもの」だと思うことは過去一度もありません。。。

よくよく日本地図を見ますと、

東京・名古屋・大阪・福岡など主要都市の殆どは

太平洋や日本海からちょっと入り組んで

入ったところにあるのが分かります。

これはきっと、過去、何度も何度も天災(地震・津波など)があり、

このような場所に都を構えるといい!ということが

体験的に分かってて、それが蓄積・継承されて来たんでしょうね。

34番・種間寺のまん前に、

数年前に来た時はなかったお店「青いトマト」があり

昼食を食べに入っていきました。

たった600円やのに、めちゃくちゃすごい量の

ランチが出てきてビックリ!しかも手づくり&やさしい味でおいしい!

この後、サービスのアイスクリームも出て来ました!!!

そこは、ステキなおねえさんが経営するステキな

いいかんじのお店でした(%笑う女%)(%ハート%)

そこには、ナント☆『龍馬伝』の公式ガイドブックが

置いてあり、思わず見入ってしまって、

45分くらい予定がずれてしまいましたが、

改めて、坂本龍馬や武市半平太のような

幕末の志士たちの「志」にふれることができ、

改めて、奮起させて頂きました!

こんな感じで、本当に高知・四国って

すてきな偉人あり、場所あり、そして遍路ありで最高の場所です!

明日は、足摺岬から愛媛県に抜けたいと思いま〜す(%ニコ女%)