NPOの<ミッション>については、折に触れて、考えさせられることが多い。

6年前にNPO法人化した時にも、さて我がNPOのミッションとは何であろうかと、改めて考えてみたものだ。当時会長をお願いしていた内藤先生に、大学まで相談に行ったことを思い出す。

それはサポート倶楽部の成り立ちに由来する。任意団体であった平成12年から14年にかけては、実態として、半ば兵庫県の擬似関連団体のようなものであった為かもしれない。

それは最近まで尾を引きずっていて、先日もある会員から「サポート倶楽部は何を目指しているのか?」と言われて、オフィシャルな「答弁」は言えるのだけれど、「はて?」と思ってしまう気持ちが無いわけではなかった。

そんな所で、遅まきながら我がNPOのホームページを開設することになり、手伝ってもらっている人から、「トップページに<ミッション>を載せたいので、考えてください。」と迫られた。

少し考えた結果は次のようなものでした。

◎めざすもの
 環境まちづくり・人づくり・産業社会づくりによる、持続可能社会の実現

◎活動テーマ
 <森への帰還>から<失われしものの回復>へ

◎担う役割
 地域活動サポーター、問題解決型コーディネーター、すき間ビジネスプランナー

まあ、理念も大切ではあるけれど、もっと大事なのはサポート倶楽部の「実存」かな、と思う。

これは「おまけ」であるが、私たちの「ゼロエミッション」は単に、「ゴミゼロ社会をめざす」だけでなく、ゼロ(無)+e+ミッションで、「無」は無一物無尽蔵と無私を包含する。言わば、無私の心で、無限に湧き起るE・ミッションに取組むものである。

蛇足ながら、松岡正剛さんによると、「ブログは、毎日書かないと読んでくれない」そうである。(%左足%)(%右足%)