第39回「語りあい、わかちあいのつどい」

2009年1月10日(土)、今年になって初めての
「つどい」を持ちました。とっても寒い日で、
しかも開始時刻も変更していて、色々案じながら準備・・・。
※この日も、デザイナー&フラワーアレンジメントの先生にも
 なっておられる久保恵子さんのステキなお花が♪(感謝!)

嬉しいことに、ポツポツとみなさんが来られて、
最後は、サポーターズも入れて20名ぐらいになり、
陽の良くあたるあったかいお部屋で、2時間を
過ごしました。

一つの部屋の中に、いくつかのコーナーがあります。
最近の状況を話しあったり、毎回来てくださっている
アロマセラピストの方のハンドマッサージを受けたり、
久しぶりに会った方同士で話をしたり・・・。
それぞれに、お好みの場所でほっこり、まったり・・・!

なかでも、アロマハンドマッサージは、本当に気持ちよく、
まずは香りでホッと気持ちが和らぎ、そして、手と手、
人のぬくもりを感じながらお話をして、さらに「こころ」が
穏やかに・・・。

この「つどい」も、来月は第40回を迎えます。
2005年4月25日にJR福知山線事故が起こって、
当法人が、その被害者(主に負傷者とその家族など)の
支援活動に携わることになって、ほぼ4年になるということです。

この支援活動は、当法人のみならず、多くの方々の
献身的なサポートによって、維持・継続できています。
時に、参加者が少ないこともありますが、「どんな時でも
この場がずっとあることが、重要なのだ」と信じて、
毎回、みんなで、心をこめて運営しています。

ブログライターは、約11年前、このような市民活動をする
きっかけとなった「川西市女性フォーラム実行委員会」に
参加しました。さらにそのきっかけを生んだのは、遡ること数年前に
行われた、河野貴代美さんを迎えてのフォーラムでした。

その時の実行委員長はYさんで、「市民の手で、
このようなフォーラムを創りあげることができるのだ!」と
感慨を持って、会場にいたことを思い出します。
不思議な廻りあわせで、昨年末より、そのYさんが、
「つどい」のサポーターズとして来てくださっています。

Yさんも、この10数年、色々なことを経て、現在、
臨床心理士になるべく、大学院に通っておられます。
でも、ブログライターにとっては、このような活動の大先輩でして、
そのYさんに、「このゆるやかな場が、あり続けることが大切だ」と
言っていただき、本当に嬉しく、また、心強く思いました。

今年も被害者支援の基本軸は今までと変えず、
この事故の風化を防ぐべく、
また、被害者(こころ・からだに怪我を負われた方々)のみなさまの
「灯(ともしび)」となるような地道な活動を積み重ねてまいります。
本年もどうかよろしくお願いいたします。