古文書を読んでみよう

日 時 2020年2月7日(金)13時〜14時30分
 やさしいくずし字についての講座がありました。
 古文書は歴史の宝庫です。
 ありし日の日記、紀行文、手紙、道標、看板、石碑などに書
かれ、書いた事実だけが残っています。
 昔の村や町で生活していた暮らしぶりが目に浮かぶようです。
 くずし字には必ず元になる漢字がある由。
 たとえば「古」⇒「こ」、「多」⇒「た」・・・であり、「楚者」⇒「そば」
「左可奈」⇒「さかな」・・・等々です。
 右上の写真の字は、「かきづくし、きそば、だんご、ごごうあん、さんしょうや」と読むとのことです。
 これらはかつての看板に見られます。
 また江戸時代の制札(法令、禁令などを書いた立て札)にも見られ、例としまして「忠孝札」なる文章をお示しくださいました。
 それは「(略)鉄砲猥に打べ可らす若違犯の者阿らハ申し出へし(略)右條々可相守之・・・」は「てっぽうみだりにうつべからず もしいはんのものあらばもうしでるべし(略)みぎじょうじょう これをあいまもるべし・・・」と読みます。
 その他、免定(年貢)の告知札などもご教示いただきました。