減らす努力を・・・

日 時 2019年11月8日(金)10時〜11時30分
 ゴミ処理、特にプラスチックの散乱・リサイクル・人への健康問題
等についてのセミナーがありました。
 レジ袋のようなプラスチックは、海に流れ、海カメやクジラのお腹
の中に入って人間にも影響があり、日本では遅ればせながらレジ
袋の有料化が行われようとしています。
 プラスチックの処理は今迄は焼却処分をメインにしていましたが、
これではCO2が発生して地球温暖化に影響を与えるので、現在は
リサイクルの方向ではありますが、これはコストがかかるというデメリットがあります。
 そこで石油を極力使わないという観点から、素材を代える検討もされているとか。
 ひと口にプラスチックと言いましても、レジ袋・トレー・ストロー・発泡スチロール・ペットボトル等々、私達の身の回りにはたくさんあり、個別の処理ではもはや限界があって、断片的な取り組みではなく、包括的な取り組みが必要であるとのこと。
 現在の日本の取組みは、「作る責任、使う責任」や「海の豊かさを守る」等で、したがってプラスチック類の有償化や課税等で対応しようとしているようですが、これでは人間の健康を守りきれないので、「有毒物質の排除」や「使用の禁止」等の策が必要ではないでしょうか。
 「使い捨て」が問題なら100%再生を、「プラスチック」が問題なら代替をという考えもある由。
 世界の主な考え方は「リサイクル経済」「循環経済」であるとのことでした。