野鳥の羽のふしぎ

日 時 2019年7月19日(金)13時〜14時30分
 「鳥はどうして飛べるのか」という単純素朴な不思議から
スタートする講座がありました。
 これの答えは「翼があるから」でしょう。
 話しはちょっと横にそれますが、飛行機に乗るのをいやがる
人がたまにいます。
 それは「金属の塊が空を飛ぶのがおかしい」からです。
 なぜ、飛行機は空を飛べるのでしょう。
 その秘密は翼にある由にて、その翼は上下のふくらみが違っていて、前方から風があたると上面は湾曲がきつく空気が速く流れ、下面は湾曲が緩やかなので遅く流れるとのこと。
 空気は流れるスピードが速くなると圧力が下がり、上面は下面よりも圧力が低くなり、翼は上の方向に持ちあげられるとのこと。(揚力)
 しかし翼に空気が流れないと揚力が生まれませんので、飛行機にはプロペラやジェットエンジンがつけられているのだとか。
 さて鳥にはプロペラやエンジンがついていないのにどうして飛べるのでしょう。
 実は鳥には翼の半分より先に「初列風切」という羽があり、これがプロペラの働きをするのだそうです。
 また翼の半分より体寄りの「次列風切」という羽があり、翼のはばたきに際して上下動が少なく、飛行機の固定した翼と同じように「揚力」を生み出すと考えられているようでした