オペラアリアとの出逢い

日 時 2019年5月29日(水)1130分〜12時30分
 久しぶりにソプラノの歌声を満喫してきました。
 今回はオペラのアリアを中心に10曲ばかり披露してください
ましたが、その中からベスト3を紹介しますと・・・
(1)歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(モーツアルト)より、デスピー
ナのアリア「男たち、兵士たちに」です。
 デスピーナは、フィオルディリージとドラベッラという美しい
姉妹に仕える小間使い(女中)で、おりしもこの姉妹の恋人
(グリエルモ、フェルランドという士官)が急に戦場へ赴任することになり、しばしの別れを悲しんでいる時に「男なんていったん外へ出れば何をするかわからない連中だから、ご主人達もアバンチュールを楽しむべきです」とあおるシーンで歌われるアリアです。
 しかしこれが後に大変な事件に発展するのですが、それはオペラを見てのお楽しみです。
(2)歌劇「フィガロの結婚」(モーツアルト)より、スザンナのアリア「恋人よ、早くここへ」です。
 スザンナも前述のデスビーナと同じ小間使いですが、全くキャラクターが異なる役で、密会の場面で挑発的に歌う曲です。
(3)歌劇「こうもり」(シュトラウス)より、アデーレのアリア「侯爵さま、あなたのようなお方は」です。
 アデーレもやはり小間使いですが、女優というふれ込みでやってきた夜会パーティで、レナール侯爵と偽って来た主人のアイゼンシュタインと鉢合わせし、あくまでも女優として押し通す時のアリアです。