宗教民主主義って・・・

日 時 平成30年6月15日(金)13時〜14時30分
 イスラムの大国・イランについてのお話しです。
 講師はイランに8年間住んだ経験の持ち主で、当時は宗教警察
もあって、戸外ではなかなか自由な言動が出来ないムードの国
だったそうです。
 したがって宗教・政治家だけが肥え太り、国民はあまり自由の
ない生活を強いられていたのだとか。
 ただイラン人は総じて親切だったそうです。
 このたびはイスラムの生活から、①アーショラー、②ラマダン、③選挙について解説いただきました。
 ①は、シーア派のお祭りで、聖人(ホセイン:ムハンマドの孫)を悼むものだそうですが、今は男女の出会いの場でもあるようです。
 このお祭りはナズリー(願懸け)をする機会で、神様にお願いごとをしてもしかなえば、神様に約束したことを実行するというものです。
 ②は、断食のことで、日のある内は1カ月間食べても飲んでもいけないというものです。
 断食月は、イスラムでは地獄の扉が閉まり、天国の扉が開く時である由にて、この時にコーランを読んだり、弱者に施しをしたり良い事をすると、何倍も幸せになるのだそうです。
 ③は、大統領選挙は国民の直接選挙で、立候補者も1000人以上いるのですが、評議会がふるいにかけて10人未満にする由です。(その基準は不透明?)