ピアノでつづる映画音楽

日 時 平成30年5月22日(火)14時〜15時30分
 懐かしの映画を彩る名曲の数々をピアノの生演奏で楽しむと
いう企画がありました。
 ピアノの演奏は、基本的なメロディラインをはずさないドラマ
チック奏法でした。
 第1部の曲は、1974年の映画「エマニエル夫人」から”エマニ
エル”で、この映画はいわゆるポルノ映画ですが、藤の大きな
イスに全裸で座っているシルビアの美しさが評判を呼び、ポスター
は瞬くうちに無くなったとのこと。
 次はパリの街の雨中で歌う”パリの屋根の下”で、この映画のパリは全てセットだった由です。
 そして1部の終曲は”ロミオとジュリエット”の主題歌で、家と家との確執によって愛を引き裂かれた若い男女の物語です。(シェクスピアの戯曲としても知られている物語)
 第2部の曲は、まずは1959年の「五つの銅貨」の主題歌で、コルネット(トランペット似)奏者・レッドニコラスの音楽伝記映画のものでした。
 特にルイ・アームストロングとの共演の場面の”聖者の行進”は圧巻でした。
 次はヘップバーン主演の「ティファニーで朝食」から”ムーンリバー”を聞かせていただきました。
 そして最終曲は、シチリアからアメリカへ移住し、マフィアのドンに登りつめた一家の映画「ゴッドファーザー」から”愛のテーマ”でした。(写真は、イタリア・ベローナにあるジュリエットのバルコニーです。)