フレイルと嚥下障害

日 時 平成30年4月20日(金)13時〜14時30分
 フレイル(虚弱)という言葉は、介護の世界では日常から言われ
ているようです。
 フレイルとは、健康と要介護の間の状態のことで、具体的には、
①心の虚弱(認知症等)、②社会的な虚弱(閉じこもり等)、③身体
の虚弱(ロコモティブシンドローム等)がある由です。
 フレイルか否かの評価基準ですが、①体重の減少、②疲労感、
③活動量の低下、④身体能力の減弱、⑤筋力の低下・・・・等の
うち、3項目以上当てはまればフレイルと言えるとのことでした。

また、嚥下障害か否かのチェックですが、たとえば①食事中に
よくむせる、②食事をしていなくても突然咳き込む、③食べ物を
口からこぼす、④あまり噛まなくても良いものを好んで食べる、
⑤声がかすれたりガラガラ声になる、⑥薬が飲みにくくなる・・・
等々の症状があれば要注意だそうです。
 嚥下障害になりますと、①食事をうまく撮れないことで栄養
低下になる、②気道に食べ物が入ってしまうと肺炎になる、
③食べる楽しみが喪失する・・・等々の影響が出てくる由でした。