国宝・春日大社の起源

日 時 平成30年4月16日(月)14時〜15時30分
 768年に創建され、藤原氏の社として発展、朝廷から庶民
に至るまで広く信仰を集めた春日大社の歴史をたどる講演が
ありました。
 また、4月14日(土)〜6月10日(日)まで、奈良国立博物館
において、「創建1250年記念特別展・春日大社のすべて」と
題した展覧会が開催されており、ここに展示されているものに
ついても解説をいただきました。
 本展は、春日大社に対する信仰の全容を紹介する決定版であるとのことです。

春日大社の祭神は、第1殿:タケミカヅチノミコト、第2殿:
フツヌシノミコト、第3殿:アメノコヤネノミコト、第4殿:ヒメ
ガミの4柱です。
 創建の経緯は、タケミカヅチノミコトが常陸国から白鹿
に乗って降り立ったことによるとか。
 展示物には、刀の長さが2mを超える直刀・黒漆平文
太刀や海獣葡萄鏡(中国・唐時代の鏡の最高傑作)等
貴重なものがある由でした。