深海研究の最前線

日 時 平成29年9月13日(水)10時〜11時30分
 深海についての研究経過のお話しがありました。
 深海は次の区分に分けられる由です。
 ①中深層(200〜1000m)、水温は約10℃
 ②漸深層(1000〜3000m)、水温は約1〜5℃
 ③深海層(3000〜6000m)、水温は1.6〜1.8℃
 ④超深海層(6000〜10000m)、水温は約1.1℃
 中深層は最も生物が豊かな場所で、漸深層になると数は少なく
なり、深海層になると著しく少なく、超深海層では限られた種しか生息していないとのこと。

地球の7割が海で、その海の平均水深は3700mとのこと。
 人間が深海に行けるようになってから、せいぜい100年で
まだまだ謎の多いところだそうです。
 例として、私達が食するホタルイカは通常中深層に居る
のですが、海上に浮かんでいるプランクトンを食べるためや
メスが産卵のために浮上してくるのを捕獲しているのだとか。
 ホタルイカは富山県が有名ですが、富山の海は沖へ100m
行くとすぐ深海である由。(写真上:深海艇、下:ホタルイカ)