ロシア革命100年に考える

日 時 平成29年9月7日(木)14時〜16時
 1917年のロシア革命(二月革命、十月革命)からちょうど
100年が経過したので、この辺で一度その歴史を振り返って
見ようとするセミナーがありました。
 革命にはその附箋があり、それはナポレオン戦争による
ところが大きく、ロシアは結果的に戦争には勝利したものの
フランスの文化の高さに驚きます。
 当時のロシアはロマノフ王朝の貴族社会であり、庶民の
不平等に知識人達は反乱(革命の始まり)を起こしますが、庶民はついてこず失敗に終わります。
 その後マルクス主義が導入され、農民や労働者ごとに会議を設ける等して、徐々に意識が高まり、また日露戦争等もあってロマノフ王朝も政権維持がむつかしくなってきます。
 そしてついに1917年(100年前)にロシア革命が起こります。(ソ連邦成立は1922年)
 (二月革命が革命であり、十月革命はボリシェヴィキ(ロシア共産党)のクーデターと位置付け)
 指導者はレーニンからスターリンへ、フルシチョフ・ブレジネフ〜ゴルバチョフへと変わっていきました。
 しかし、①米ソの軍拡競争で財政面でソ連が耐えられなくなってきた、②経済改革よりペレストロイカの政治改革が先行された、③ソ連邦構成共和国の自立あるいは独立の遠心力が強まった等々により、ソ連邦の崩壊が現実の問題となります。(1991年)
 さてそのような経過のロシア革命を、歴史的評価としてはどう考えればよいのでしょうか。