韓半島の歴史と文化的特徴

日 時 平成29年7月24日(月)10時45分〜12時15分
 韓半島の古代は三国時代(高句麗・百済・新羅)が長く、
紀元前は古朝鮮〜衛氏朝鮮が見えます。
 三国時代はやがて百済が660年に、高句麗が668年に
崩壊して新羅が統一しますが、その後 王氏の高麗が、
そして李氏の朝鮮が建国されて近世に至ります。
 これらの経過は高麗の第17代仁宗の命によって「三国
史記」が編纂されたことにより我々も知ることができました。
 その後 高僧一然によって「三国遺事」が編纂され、庶民や民族の事も分かるようになりました。

また韓半島の特徴としましては、中国等に隣接していることも
あって、しばしば大陸・海洋勢力の衝突地点になりました。
 地形は東高西低で、東に山が、西に川や水田があるという
環境で、島が多いのも特徴のひとつです。
 そして山地比率は70%と多く、これらの山々には鉱物資源
があります。
 気候は日本に似ていますが、やや大陸の影響もあり、人文
的には仏教〜儒教が浸透しているようです。