日本人の源流・神話を訪ねて

日 時 平成29年4月10日(月)10時〜11時30分
 「古事記」から、その冒頭の部分の解説がありました。
 「古事記」は3巻に分かれており、上巻は神話(神の世)、
中巻は神武天皇〜応神天皇(上巻と下巻をつなぐ)下巻
は仁徳天皇〜推古天皇(人の世)が書かれており、今回
はイザナギとイザナミの話しでした。
 二人はオノコロ島にて、大八島(①淡路②四国③隠岐
④九州⑤壱岐⑥対馬⑦佐渡⑧本州)を創ります。
 次に神生みにかかりますが、「古事記」においては二人で35柱の神を生んだと記されていますが、実際は17柱だったそうです。(写真は、オノコロ島ではと言われている沼島です。)
 イザナミが17番目の火の神を生んだ時に大やけどをして亡くなり、黄泉国へ行ってしまいます。
 イザナギはイザナミを迎えに黄泉国へ行きますが、イザナミはすでに黄泉国の食事をしており、醜い姿になっていたので地上に逃げて帰ります。
 イザナギが禊をしたところ、左目から天照大神、右目から月読命、鼻から須佐之男命が生まれました。
 なお、神の住むところの社には4種類あって・・・
 ○○神宮:天照大神の直系を祀っている・・・(例)橿原神宮、平安神宮等々
 ○○大社:末社を持っている・・・・・・・・・・・・・(例)出雲大社、住吉大社等々
 ○○○宮:朝廷の家臣を祀っている・・・・・・・(例)天満宮、東照宮等々 上記以外は○○神社とのこと。