大学教員の資格 その2:クレーン

前回はフォークリフトの資格のお話をしました.実は私が資格を取ったとたん,たくさんの運転依頼がありました.俺は便利屋か!と怒るところですが,練習のつもりで引き受けました.自動車免許を取ったばかりで運転するのが楽しい若者と同じですね.大学にあるのは2.5トン用のフォークリフトですが,実験治具にはもっと重いものもたくさんあります.そんな時にはクレーンの出番です.

クレーンといっても色々な種類があります.道を走行するクレーン車や工事現場にある高いクレーンはみなさんも目にしたことは多いでしょう.これらは運転免許が必要です.実験室には別のタイプの床上操作式クレーンというのがあります.これは荷とともに人も移動するタイプで,5トン以上の床上操作式クレーンを使うためには,資格が必要なのです.実験では10トンのおもりを使うために,資格を取りました.座学1日,実技2日です.実技では,ドラム缶を決められたコースを外れないように移動させるのですが,一番難しいのは,揺れ出した荷をクレーン操作だけで止めること.操作を誤ると荷が一層揺れ出します.10トン以上のものが頭の上で振り子のように揺れるのを想像してみてください...

ただ,クレーン作業はこの資格だけでは,「ひとり」で作業はできません.その辺りの話は,また後日.
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