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FCCブログ 土木のゆかいな仲間たち
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2008/07/02のBlog
昨日、1ヶ月ぶりに昼食で会社近くのカレー屋に行きました。そこは、ワンコイン500円のお店です。そこで、驚きました。なんと、ワンコインではなく、2コインだったんです。そうです50円値上がりしてました。10%の値上げです。新聞紙上、TVニュース等で報道されている現状を身近に感じた昨日でした。
もちろん、ある総合建設会社、建設業界は、昨年・今年に入り、鋼材類、燃料油等が急激に高騰(カレー屋の値上がり10%など比較にならない)50%以上は値上がり、経営に大いに負担がかかっているのが現状です。
先月、国土交通省からは単品スライドの運用して頂くようになり、各府県自治体も追随していただけるようになりました。ほんの少しは負担が軽減される事を願っています。ただ、単品スライドは利益になるのではなく、本来持ち出ししないでよいものを1部分ほんのわずかな回収に過ぎないのです。建設業界以外の業界は、商品に価格転嫁し当初利益を確保する事が出来ますが、建設業界は総価契約となっている為、価格転嫁はできないところに利益確保が難しい状況にあります。(涙)
「日本の景気の支えは、建設業界にあり。」と私は思っています。
どげんせにゃいかん~ (K)
2008/06/30のBlog
[ 13:22 ] [ ○○建設の○○です。 ]
皆様、こんにちは。今風ではこんにち「わ」かな?年齢不詳。
私の仕事は、企画・管理をしています。実は配属されて5年になります。私は土木技術者なので、ものづくりを希望しています。いわば、現場志望です。
しかし、数年前から、企画の仕事でも「ものづくり」をやっているかのように思えるようになり、今は楽しい仕事であると思っています。なぜ楽しいか教えます。「ものづくり」には有形・無形があると思います。有形は、一般的に、ダムやトンネル、道路、建築物等の構築そのものや計画・設計。無形は、考えや想い、創造、雰囲気等ではないかと思います。私は社内外の課題を捉え、考えや想い、創造をめぐらし(無形)、それを分析・改善したり(有形)、新たに業務システムを構築・遂行したり(有形)、といったように両方をやっている点で、無形から有形まで一連の流れで物事を処理・解決している点にあると分析しています。まだまだ、ある総合建設会社でも建設業界でも山ほど改善事項がたくさんあります。ある総合建設会社は「ものづくり」の場がいっぱいあります。やりがいのある仕事もいっぱいあると思っています。楽しい仕事に必要なことは、新しい考えや熱い想い、将来への創造等をもって、実行することではないでしょうか。
【ご意見大募集。】
追伸:同業者さまへ、この【ジャンル】で色々想いをたくさん書いてちょ~ 【K】
[ 13:20 ] [ 一言・二言 ]
来週7月7~9日,いよいよ北海道洞爺湖でサミット開催ですね.日本の議長国はこれで5回目だそうす.過去には,1979(東京),1986(東京),1993(東京),2000(九州・沖縄)で開催されたとのこと.今月は特にサミットの前月で,新聞や各種報道などで主要テーマのひとつである地球温暖化の課題について記事がたくさん載ってましたよね.

サミットのHPを見ると,今回のおもなテーマは,
○原油価格高騰をはじめとする世界経済の諸問題
○昨年のIPCC-AR4を受けた環境・気候変動に関する問題
○ミレニアム開発目標(MDGs)や食料価格高騰に関連する開発・アフリカに関する諸問題
○大量破壊兵器の不拡散体制をはじめとする政治問題
だそうです.地球温暖化の課題では,低炭素社会にむけて,2050年までに世界全体の温室効果ガスの排出量半減がひとつの課題になりそうです.

世界全体や2050年というとすごく遠い感じがするのですが,ほんとうは,市民一人ひとりの身近な感覚で,日々の生活の中でどのようなことを続けていけばその目標につながっていくのか?,を実感することが大切だと思います.毎日なにげなく繰り返されているライフスタイルの中で,水やエネルギー,自動車や電車の使い方を,みんながちょっとずつでも良い方向に向かってかえていけるように,考える場や制度などが具体的に見えてくることがとても大事だと思います.

2008/06/26のBlog
[ 19:42 ] [ 大学教授のつぶやき。 ]
みなさんは大学の先生に必要な資格ってご存じでしょうか?小学校の先生のように教員免許は必要ありません.まじめに書くと,優れた研究業績と研究・教育指導能力,ということになるのですが,ここはコネタということで,

研究をするためには実験をする機会が多いのですが,実験が中規模以上となると,ものを移動するのも大変です.私がよくする実験の試験体で2トンぐらいもあるのです(いかにも土木っぽく聞こえるかもしれませんが,大学では小規模な実験が普通ですよ).

重い物を移動する機械にフォークリフトがあります.1トンを越えるフォークリフトを使用するには資格が必要で,1日の座学と3日の実技の講習を受けなければいけません.で,行ってきました.ほぼ全員が工場の若者に混じって,みっちり講習を受けてきました.はじめはジグザグコースを走るのもやっと,という状態でしたが,最終日の実技試験では98点.無事合格です.これで,明日からの実験では楽できます.



まだまだ資格ばなしは続きます.
さて、何か面白いことはないか?といろいろ考えた末、
とりあえず始まりました、『GoogleEarthで土木の旅』!!!

皆さんご存知「Google Earth」で、世界中の土木構造物を巡ってみたいと思います。
近代的なものから歴史的なもの、観光地になったもの、既に廃墟になったもの。。。
様々な先達の偉業が、美しい空撮画像でご覧になれます。

土木構造物のスケールの大きさにただただ驚くもよし、
土木構造物の意義の深さにただただ感嘆するもよし、
土木構造物の美しさにただただため息をつくもよし。

楽しみ方は皆さんの自由です。
皆さんも是非、一緒に土木の旅に出かけましょう!!


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では、まずはみんなで『Google Earth』をインストール!
http://earth.google.com/から簡単にインストール可能!
もちろん無料ですよ!

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インストール、出来ましたか?
画像のような画面、表示されていますか?
赤丸をつけた「ジャンプ」というボックスに、緯度・経度やキーワードを打ち込んで、
「Enter」を押せば、世界中どこへでも、びゅ~んとひとっ飛び!!
ものすごいソフトが出来たもんです。

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次回から、世界の土木の旅へご案内したいと思います。
まずはご自宅や会社などを検索して、お楽しみください。
不定期掲載ですがよろしくおねがいします!!

では、次回、第1回をお楽しみに!


2008/06/23のBlog
[ 21:28 ] [ 一言・二言 ]
皆さんに感化されて読み始めた宇沢弘文さんの著作,一息つきました.読んだ本はみんな岩波新書で,「社会的共通資本」にはじまり,地球温暖化を考える,日本の教育を考える,自動車の社会的費用,経済学の考え方,そして「成田」とは何か,です.

どの本も非常に考えさせられる内容でとても良い勉強になりました.宇沢先生が語るこれらの書物には,その基底に,すべてのひとびとがいろいろな意味で「よく」生きる,そのことの大切さと難しさが脈々と主張されているように感じました.

このことはまさに,私たちがいろいろな社会基盤の整備や地域づくりなどを支援する上で,心の中にどっしりと根づいている「こころね」の部分と同じですよね.だから,それを具現化する制度としての「社会的共通資本」の考え方に,自然と引き寄せられたのだと思います.(ちょっと感想を省略しすぎてますネ...)

2008/06/21のBlog
最近、少し郊外に行くと農産物直売所が目立つようになりました。
週末ともなれば大人気でたくさんの人でにぎわっています。

直売所にくる人は、安全、安心、新鮮な農産物を購入するだけではなくて、直売所周辺の土地の農業、農風景を感じているのだと思います。
そういう点から言うと、遠くの農産物を置いたり、スーパーのごとくいついっても一通りの野菜があるというのは、興ざめですね。

農風景を守るためには、そこの生活を尊重し、農業の営みを守る必要があります。
そのきっかけになればと、昨年、学生と一緒に夏休みの2ヶ月、北摂を駆け回ってあらゆる直売所を探し出して、さらに形態別に分類して、農産物直売所マップを作製しました。田畑を色塗りするなど農風景が思い浮かぶことができるように配慮しました。
地図も大人気でいまだに問い合わせがあります。

都市と農村の関係、これからの地域計画、まちづくりの大きなテーマですね。
2008/06/19のBlog
[ 07:53 ] [ まちづくり ]
まちづくりマップシリーズ第2弾です。

一昨年、茨木市さんと一緒に作成した自転車ヒヤリマップです。
これは茨木市の中心市街地の小学校、中学校、高校に自転車のヒヤリ体験をアンケートで聞いて、それをもとに茨木高校さんと一緒に協力しながら作成しました。

ここの市街地は幻の茨木城や別院さんなど古くから栄えてきました(お地蔵さんも多い!)。ただ、水路に蓋をして道路にしたり、里道を街路にしたりと、細い道、曲がりくねった道がたくさん残っています。
それに自転車の無茶な運転も相まって、自転車と歩行者、自動車との事故が多い地域になってます。

自転車の走行に対する問題意識は大変高く、特に小学校の保護者の方からは数多くの事故例や具体的な提案など頂きました。

その後、小中高校などにできあがった地図を配布するだけで終わることなく、茨木高校さんの方々が地図を使って地域を点検したりと様々な使い方をしていただいています。

このように地方行政と地元住民と一緒に関わっていけるきっかけを地図は作ってくれます。
2008/06/16のBlog
[ 10:19 ] [ 一言・二言 ]
これからの季節,都会を少し離れると青々とした水田が広がって,夜にはカエルの大合唱になりますね.毎日おいしく食べているお米の生産が,目に見える形で始まる季節です.

写真は,調査でよくいく揖保川下流近くの頭首工(とうしゅこう)の一部です.頭首工は農業で使う水を川などから引き入れるための施設の総称です.

揖保川には,農業をはじめとして人が利用するために取水する,頭首工や井堰のような施設が大小150以上もあるとのことです.川がしゃべれるのであれば,「おーい,みんな,ちょっと取りすぎとちゃいますか?」といわれそうですね.

このような堰は勿論,水を堰とめるようにできてますので,堰のどこかに魚などが川をのぼりおりできるように魚道がつけられてます.川の生態系を守るためにも,これら魚道がよく機能するようにみんなでみていくことが大切ですね.

川にある堰をみて毎日食べているご飯を思い浮かべることなど,なかなかに難しいことだとおもいます.このような身近な日々のおこないと自然への負荷の関係を,ぱっと見てとれる装置があればよいのにな,と思います.

2008/06/14のBlog
[ 06:42 ] [ まちづくり ]
放出駅周辺まちづくり協議会での地図づくりをお手伝いしてきました。
放出駅は周辺の土地区画整理事業、おおさか東線の開通で大きく変貌しました。
学生の印象だと何にもない寂しい駅とにぎやかな商店街と思っていましたが、今では駅前に大きなマンションが建ち並んでいました。
それでこのタイミングで昔の放出を思いだし、DNAを引き継ぐ意味もあって昔と今の写真とエピソードをならべて地図を作りました。

いつもお話しすることなのですが、地図は一石三鳥。
「作っているとき」楽しい・・・地域の方々のいろんな話を聞きながら、共有していくプロセスが楽しいです。
「もらっとき」楽しい・・・きれいな地図をもらったら、なんとなくうれしい
「使ったとき」楽しい・・・地図を使ってちょっといい暮らしになったときうれしい

みなさんのまちでも地図をつかってまちづくりいかがでしょうか。
2008/06/11のBlog
[ 14:33 ] [ まちづくり ]
先日、バリアフリー体験調査を某市で行ってきました。

バリアフリー新法となって、駅だけではなく大規模商業施設も対象に入ってきました。
旧法のときは各地のバリアフリー基本構想の策定に関わってきましたが、新法になってからは初めてでした。
今回特に思ったのは、商業施設の大切さです。駅を使わない人はいますが、買い物をしない人はいません。そういう意味では、商業施設のバリアフリーは早急に対応すべき事項です。
写真のように誘導ブロック状に自転車を放置するのは言語道断ですが、障害者(特に視覚障害者の方)が買い物に来られたときにはお店の人が付き添って手助けすることは必要だと感じました。
今でも多くの店舗でこの種のサービスの用意はあるのですが、インフォメーションが奥にあってそこまで行けないなどの問題があります。

このような体験調査を実施させていただける商業施設に感謝しつつ、対応策を具体的に提案していきたいと思っています。
2008/06/09のBlog
この前の土曜日,フレッシュな大学一年の学生さん約20数名と一緒に,神戸市の東水環境センターを訪れました.市民工学概論という講義の一環です.

タイトルにあるのは,そこで見聞きした意外な(?)キーワードの一部を並べたものです.水環境センターは,いわゆる生活排水や工場などからの汚水を処理して,きれいな水にして川や海に返す役割があり,主にバイオの力をかりて水の汚れをとってます.そのため,ある程度大きな貯水量が必要となり,一般的に敷地面積は大きくなります.

そこでこのセンターでは,フットサルコートを含む広場やアーモンド並木,敷地内運河ではカヌーやレガッタの練習といったように,市民に開放されたスペースを提供されているとのことでした.また,ここで生成されたバイオ天然ガスは市バス7台の燃料として利用されているほか,ガスステーションが隣接していて登録した営業車などが給ガスできるとのことでした.

このセンターでは,私の記憶が正しければ,市民40万人の日々の生活などから16万m3の汚水が毎日入ってきて,1000m3の汚泥と約5000m3のバイオガスなどができているとのことでした.

毎日何気なくつかっているトイレやお風呂,炊事や洗濯の水が集まると,すごくおおきな数字になってくることが実感できます.自分のおうちの水道水がどこから来て,使った水がどこへいくのか,実生活まわりの全体的な水循環を,それぞれが実感することがとても大切だと思いました.

2008/06/02のBlog
[ 11:08 ] [ 一言・二言 ]
先週の新聞で九州南部は梅雨に入ったとのことでした.このごろの天気をみていると,近畿も梅雨入りまじかを予感させます.じめじめした季節の到来ですね.

梅雨に入ると,やはり川や水路の水かさや水難が気になります.パブリックサービスを提供している私たちの同僚の中には,同じようにこれらを気にされて,何かあれば行動される方は多いと思います.誰かが社会の安全や安心を気にかけて,バックアップされていることに感謝・多謝です.

もうずいぶん昔になりますが,小学校に通っていた年少のころは,ちょっとした雨は,実は楽しみの一つでした.いわゆる田舎の小学生だったのですが,雨が降ると,農道にできた水溜りを長靴をはいて,’ばしゃばしゃ’しながら家まで帰るのです.いつもは濡らしたら駄目なシャツやパンツをびしょびしょにできるのも楽しみを大きくさせてたように思います.

[ 10:16 ] [ まちづくり ]
最近、ソーシャルキャピタルという言葉が社会でとびかっています。
個人と地域社会の絆を紡ぎ直して、社会の様々な問題にあたろうという趣旨かと思います。
でも実践が伴わない議論はどこか空虚さが伴います。

写真はこの間であった道ばたの風景です。
地域の事業所の方々が総出で歩道や側溝の掃除をされていました。
なんだかとても楽しそうでした。
ふと子どもの頃に落ち葉を集めてたき火をして、その後の焼き芋を楽しみにしていた感覚がよみがえってきました。
(もっとも、この人たちはたき火はされていませんが)

社会貢献、CSR(一昔前はメセナ)がもてはやされています。
植林を否定するつもりはありませんが、掃除のような地域で生活しているなかで出会える地道な活動とその風景、心根の美しさも社会貢献のなかで大切だと思います。
2008/05/26のBlog
[ 12:27 ] [ 一言・二言 ]
この春に家族旅行で琵琶湖疎水に行ってきました。
いつもは京都側ばかりなので、琵琶湖側ははじめてでした。

桜の盛りの少し前でしたが、とても気持ちよく歩けました。
三井寺には国宝の建築物、仏像も多くあり、1日の旅行としては大満足。
もっとも息子たちは生のクジャクのほうがお気に入りでしたが。
京阪石山坂本線の三井寺下車、徒歩10分くらいです。

まだ行かれたことがない方は、一度、訪れられてはいかがでしょうか。
「この琵琶湖疎水はなあ、田辺朔郎という若い技師が・・・・」
とうんちくをたれて、家族の信頼を取り戻すのもよいでしょう。
(もしくは、より一層疎ましく思われるか)
2008/05/23のBlog
[ 19:35 ] [ 一言・二言 ]
このまえ富士川をのぼって甲府へと旅してきました.写真は釜無川の信玄堤のうえから,聖牛が並んでいるのを撮ったものです.聖牛は伝統的な流れの制御工法のひとつです.

堤上には説明書きの看板がありました.ご存知の方も多いかもしれませんが,信玄らの時代,右支川の御勅使川(みだいがわ)からの洪水流をおさめるため,この信玄堤だけではなく,てまえで「将棋頭」という分流工で流れをわけて,その後「高岩」という断崖に流れをぶつけてエネルギーをなくし,そして信玄堤で受け流した,とのことでした.

洪水の流れを,知恵を絞って総合的なシステムとして治めようとしたのですね.現在川に並んでいる牛たちも,現行の治水システムの中にあって,洪水のたびにモウモウと働いているのでしょう.
2008/05/19のBlog
宇沢先生の「自動車の社会的費用」につづいて私が影響を受けた本の紹介です。

ユルゲン・ハーバマスの「コミュニケイション的行為の理論」です。

お金で人の行動をマネジメントする考え方に行き詰まって、悶々としていたときに出会った本です。
このときは、この本の背表紙が光って見えました。

「生活世界の植民地化」という経済・行政世界の侵略からいかに生活世界を守るのかという問いに対して、「コミュニケーション!」という明快な答えが
「ですよね」
としっくり心に入ってきたことが今更ながら思い出されます。

学生さんに対してもそんな出会いを経験してほしいなあと思う今日この頃です。
(「こんなことをいっているようじゃ、年いったな」という声が聞こえてきますね)
2008/05/18のBlog
[ 06:15 ] [ 一言・二言 ]
今年度のFCCフォーラムでご講演いただきたい候補のお一人である宇沢弘文さんですが,個人的には,昔から一度生のお話を聞きたいと思っていました。

同志社大学社会的共通資本研究センター長の宇沢弘文さんが近年提唱する「社会的共通資本」の考え方は,「公共」を考える上で非常に役にたつと思います。
社会的共通資本とは,ひとつの国ないし特定の地域に住むすべての人々が,豊かな経済生活を営み,優れた文化を展開し,人間的に魅力のある社会を持続的・安定的に維持することを可能にするような自然環境や社会的装置を意味します。(「21世紀の都市を考える」(宇沢弘文・編著)より)
また,宇沢先生によれば,社会的共通資本としての都市は,「多くの人々がお互いに密接な関係を持つことによって,文化の創造,維持を図っていく場である」とされています。

「社会的共通資本」の入門書しては,既にご紹介いただいた岩波新書の『社会的共通資本』がよいと思います。新書なので,比較的手早く読むことができます。
でも,私のお薦めは,『21世紀の都市を考える 社会的共通資本としての都市2』です。
ちょっと値段が高いので,私は図書館で本を借りて読みましたが,宇沢先生以外の執筆者の顔ぶれもなかなかですし,中身が非常に濃い内容です。
目次をあげておきたいと思いますので,ぜひご一読ください。

★宇沢弘文・國則守生・内山勝久 編
 『21世紀の都市を考える 社会的共通資本としての都市2』
 Economic Affairs No.8,東京大学出版会,2003年,3,780円

【目次】
 プロローグ(宇沢弘文)
 1 社会的共通資本としての都市(宇沢弘文)
 2 ヨーロッパの都市計画から学ぶ(伊藤 滋)
 3 都市の成長管理(原科幸彦)
 4 地方分権と都市再生(神野直彦)
 5 教育の場としての都市(間宮陽介)
 6 文化としての都市の緑地(石川幹子)
 7 観光学的都市の理念(岡本伸之)
 8 熟練の集積と地域社会(柳沼 寿)
 9 交通と都市環境の保全(國則守生)
 10 都市の温暖化(内山勝久)
 エピローグ(宇沢弘文・國則守生・内山勝久)0

★宇沢弘文・著
 『社会的共通資本』(岩波新書),岩波書店,2000年,819円
 書評はこちら

ついでに個人的には,1974年に宇沢先生が書かれた著書『自動車の社会的費用』を読んで,自分自身が大きな影響を受けました。
とにかく,すごい人だと思います。

★宇沢弘文・著
 『自動車の社会的費用』(岩波新書),岩波書店,1974年,735円
2008/05/15のBlog
[ 16:31 ] [ 一言・二言 ]
商売柄,川によく出かけます.これからは鮎の季節ですね.私がよく行く揖保川も釣り人で賑わいます.お話ししてみると,皆さん,ほんとうに川のいろいろなことに詳しく,川あそびを満喫しているので,感心してしまいます.

この前のFCC会議で皆さんに感化されて,いま宇沢弘文著の社会的共通資本を読んでます.宇沢先生によると,このような河川などの自然環境も,ひとが 'よく生きる' ためのからくりのひとつで,社会的共通資本の重要要素なのだそうです.



2008/05/10のBlog
[ 05:16 ] [ 一言・二言 ]
おすすめの本、「ピン・ポン・バス」を紹介します。

本屋さんにいくと平積みにしてあるくらい有名な本なので知ってはるかたも多いと思います。
内容は、駅を出発して山のバス停までいくバスの車中の様子や、車窓からみえるまちの様子を淡々と書いてます。
そんな淡々とした文とほのぼのとした絵がマッチしたいい感じ。

バスの車内で、お互いを気遣う乗客。
バスを楽しみにまつお母さんと赤ちゃん。それに応えるバスの運転手さん。
「これぞパブリック!」

いろんなシリーズが出ていますが、この最初の本が一番!

是非一度、本屋でご覧下さい。
2008/05/09のBlog
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あなたのまわりの電車・バスが消えていく?
~公共交通による地域再生を通して“公共”を考える~
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タグ:交通,まちづくり

[コーディネータ] : 松村 暢彦(FCC代表幹事・大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻 准教授)
[基調講演]
 未来をこわさないために-「公共交通を使う」ことが新しい社会のマナーに-
 (岡山大学大学院環境学研究科社会基盤環境学専攻 教授 谷口 守)
[パネリスト]
・上村 正美(阪急電鉄株式会社都市交通事業本部都市交通計画部 部長)
・野木 秀康(京丹後市生活環境部市民課 主事)
・金森 康 (宝塚NPOセンター 理事)
・谷口 守 (岡山大学大学院環境学研究科社会基盤環境学専攻 教授)

[日時] : 平成19年11月30日(金) 13:00~16:00
[場所] : 新梅田研修センター 4階ホール
[定員] : 150名
[参加費] : 無料


【企画の趣旨】
われわれが気持ちよく日々暮らしていくためには、公や私だけではなく
「公共」(ひとりひとりのものだけどみんなのもの)の機能が社会には必要不可欠です。

電車やバスなどの"公共交通"は、身の回りにある"公共"がついた言葉の一つです。
いままでは、公共交通は便利なのが当たり前でした。ところが、近畿圏内の
公共交通事業者の経営状況は、年々深刻な状況になっています。

このような状況が続くと、あなたのまわりの電車やバスが消えていくことも
考えられます。自分をふくめたわれわれ、地域の交通機関がなくなるということは、
単に交通手段がなくなるだけではなく、社会が存続していくために必要な"公共"の
考え方が失われていくことにもつながるかもしれません。

環境面においても福祉面においても教育面においても誰もがクルマに依存した
社会には異議を唱え,公共交通による地域再生を支持します。
「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」の成立を契機とし,公共交通を
通して“公共”について再考し,あるべき社会に向けて,私たち一人ひとりが何をできる
のかを議論,実践していくことが求められています。

本FCCフォーラムでは,谷口守先生(岡山大学大学院教授)をお招きし,
地域公共交通の考え方について基調講演いただきます。それを踏まえ,交通事業者,
地方公共団体,NPOなど,多彩なパネリストの方々をお招きし,これからの地域交通と
私たちの役割に関して,フォーラム参加者を交えて議論したいと考えています。

どなたでも参加いただけますので,ぜひ奮ってご参加下さい。


【当日の内容】
参加者数: 55名
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グローカリゼーションってどうすればいいの?

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タグ:土木技術者

[コーディネーター] : 里深好文 (京都大学大学院農学研究科 森林科学専攻 助教授)
[パネリスト]
・川村健一 (広島経済大学教授 サスティナブル・コミュニティ研究所長)
・渡辺正幸 (有限会社国際社会開発研究所 代表取締役社長)
・ソルタン・アフマド・サレヒ (関西医科大学講師)
・国安法夫 (国際連合食糧農業機関(FAO)日本事務所次長)
・市川智子 (そしえてNaGaO代表代理)
・岡本俊策 (オフィスマウンテンパス代表 NPO技術協力ネット理事)

[日時] : 2006年9月22日(金) 13:00~14:30
[場所] : 立命館大学びわこ・くさつキャンパス プリズムハウス2階 P203
[参加費] : 無料


【企画の趣旨】
グローカリゼーションとは、グローバリゼーションとローカリゼーションを組み合わせた言葉で、
「ローカル性を活かした活動を行い、それをグローバルに発信する」ことを意味しています。
今年度の土木学会全国大会のテーマは、「土木のグローカリゼーション~世界市民に
なろう~」です。

昨日(9月21日)の全体討論会では、このテーマに関して、様々なパネリストから話題提供を
いただき、討論が行われましたが、本日(9月22日)はそれを受け、研究討論会として、
FCC(フォーラム・シビル・コスモス)によるフリーディスカッションを開催します。

「土木のグローカリゼーション」とは何なのか? その地域のローカルアイデンティティを
踏まえた技術支援、人的交流、教育・・・といっても、簡単にできるものかどうか。
土木技術者として、個人として、何ができるのか? あるいは、どうすればいいのか?

そもそも、我々は「グローカリゼーション」について議論するために、世界のことを
どれだけ知っているのか?
今回のFCCフォーラムでは、多彩なパネリストの方々をお招きし、「土木の
グローカリゼーション」に関して、日本の我々が知り得ない海外の現実、その中で
実践してこられたこと、今考えておられることなどを自由にお話しいただくとともに、
参加者を交え、全体討論会とは違った視点で、フリーに議論したいと思います。



【当日の内容】
参加者数: 45名
当日の内容はPDFで参照出来ます。
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THE.青田買い
~土木屋希望者全員集合!!~
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タグ:土木技術者

[コーディネーター] : 里深好文 FCC代表幹事(京都大学)
[パネリスト]
・長瀧元紀課長(中之島高速鉄道㈱)
・池田恭二所長(大林・前田・大鉄JV)
・宮本仁志 FCC副代表幹事(神戸大学)
・樅山貴昭(京都大学M2回生)
・覚田健司(神戸大学4回生)

[日時] : 2005年12月10日(土) 13:30~16:30
[場所] : 中之島新線新北浜駅工区
[参加費] : 無料


【企画の趣旨】
社会経済情勢が激変する中、土木界も大きな転換期を迎えています。
土木とは本来、人類の歴史とともにあって、多くのことに関わり、どのような時代にお
いても、人間が生活するために欠かせない社会基盤を整備するという重要な役割を担うもので、その範囲も、道路、鉄道、都市、河川、海岸、港湾、空港、防災、環境・・・と、
大きな広がりを持っているものです。

このフォーラムは、その土木の本来的な役割や魅力を、実際の工事現場から
考えてみようと企画いたしました。特に、学生の皆さんには、施工中の現場見学の
機会も少なく、土木学会との接点もないのではないでしょうか。

土木が持つ様々な魅力、さらに、これからの展望について、参加者とともに
議論してみたいと思います。


【当日の内容】
参加者数: 91名
当日の内容はPDFで参照出来ます。
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活力を呼び戻せ!瀬戸際の意識改革
~これからの社会資本整備への新たな理念~
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タグ:交通,環境,まちづくり,土木技術者

[コーディネーター] : 里深好文 (京都大学)
[パネリスト]
・家田 仁 (東京大学)
・池口正晃 (国土交通省)
・持田 亮 (河川環境管理財団)
・杉岡 篤 (西日本旅客鉄道)
・土井 勉 (神戸国際大学)

[日時] : 2005年2月18日(金) 13:30~16:30
[場所] : エル・おおさか南館 5階南ホール
[参加費] : 無料


【企画の趣旨】
社会経済情勢が激変する中、土木界も大きな転換期を迎えています。
公共事業そのものを疑問視する論調が強まる中、少子高齢・人口減少・環境共生の
時代に向け、どのような社会資本を、いかにつくり、使うか・・・という議論や市民(ユーザー)を
巻き込んだ合意形成が必要になっています。

いつの間にか、「公共事業は無駄だ」と印象づけられている感もありますが、
社会生活に安全と活力をもたらすという本来的役割の面でも、都市・地域の再生、
迫り来る巨大地震や津波に備えた防災システムの構築、総合的な交通体系の
整備など、やらなければならないことは多く、内外の情勢の変化を踏まえた、土木界と
しての新たなビジョンが不可欠であるといえます。

今、土木界として訴えねばならぬ普遍的な「理念」「哲学」は何か、また、計画や事業
の進め方は今までのままでいいのか・・・変えていかねばならないことは何か?・・・という現実的で
前向きな「転換」の議論が必要なのではないでしょうか。

そこでFCCでは、土木学会誌編集委員長として、土木界の「転換」や社会基盤の
政策マネジメントについても発言しておられる、家田仁先生(東京大学大学院社会基盤学専攻)を
基調講演者としてお招きし、さらに、道路・河川・鉄道・都市の各分野でご活躍の方々から、
最新の話題提供をいただき、これからの社会資本整備のあり方についてディスカッションを
行うフォーラム「活力を呼び戻せ!瀬戸際の意識改革」を開催いたしました。


【当日の内容】
参加者数: 121名
当日の内容はPDFで参照出来ます。
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土木の新たなフロンティア開拓と将来像

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タグ:土木技術者

[コーディネーター] : 三村 衛(京都大学)
[パネリスト]
・山﨑裕司(システムズ代表取締役)
・川村健一(サステイナブルコミュニティ研究所)
・荒木 毅(大北土建工業)
・西田純二(ステーションファイナンス)

[日時] : 2003年12月12日(金) 13:00~17:00
[場所] : 建設交流館 8階グリーンホール
[参加費] : 無料


【企画の趣旨】
建設業界再編、公共投資削減、公団民営化、特殊法人改革、PFI、大学独立法人
化、
公共公益事業自由化など、今土木界は、かつてない構造改革の波にさらされてい
ます。

これら土木界の姿を大きく変えようとする構造改革に対して、私たち土木技術者は
どのような姿勢で臨むべきか、今まさに、議論すべき時となっています。
その一つの突破口として既存のしがらみに縛られることなく、意欲とアイデアを
持って外に向かって打って出ようではないかという息吹を我々から発信する必要がある
のではないでしょうか。

そこで、本年度FCC では、「建設動乱」「建設崩壊」などの著書で、土木の将来は
かくあるべきというメッセージを発信しておられる㈱システムズの山﨑裕司氏の
基調講演と実際に土木業界からニューフロンティア開拓のトップランナーとして
ご活躍のメンバーによるパネルディスカッションからなるFCC フォーラム「土木の新たな
フロンティア開拓と将来像」を実施しました。


【当日の内容】
参加者数: 102名
当日の内容はPDFで参照出来ます。
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『地域のための景観マネジメント』
~近代化遺産の活用とインフラストラクチャーへの愛着~
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タグ:まちづくり,景観,環境

[話題提供] : 熊本大学大学院 自然科学研究科 准教授 田中尚人
[コーディネーター]: 大阪大学大学院工学研究科 准教授 松村暢彦
[日時] : 平成20年2月28日(木)18:30~20:00
[場所] : アプローズタワー13階 会議室14
[定員] : 45名(申込先着順)
[参加費] : 無料


【企画の趣旨】
工学は、「用・強・美」を備えたもの、あるいはシステムを生み出すことを
命題としていますが、特に土木工学は、規模が大きく耐用年数の長い公共空間を
かたちづくり、社会資本を生み出すことが職能とされます。

自然との共生を目指し、人びとのための生活空間を生み出すために、
土木はインフラストラクチャーを構築してきました。
このようなインフラストラクチャーによって支えられて地域景観が形作られています。
この地域景観の重要性に気づき、地域コミュニティが育んできた風土を
取り戻すためには、従来のインフラストラクチャー・デザインとマネジメントにおいて、
思考の転換が迫られます。

地域資産としての景観は、つくる景観だけでなく、なる景観、地域コミュニティの
暮らしぶりが、リアリティを伴った景観となります。地域の風土に根ざした、先祖伝来の
健全なコミュニティを支えるインフラストラクチャーは、何によってかたちづくられるのか。

地域の意志、歴史、環境、技術、が地域景観として繋がるデザインとマネジメントの
あり方についてお話しいただきます。


【当日の内容】
参加者数: 34名
当日の内容はPDFで参照出来ます。
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『「土木技術の継承」現世代から次世代へ』
~次世代に何を伝えますか?~
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タグ:土木技術者

[話題提供] : 鹿島建設株式会社 関西支店 支店次長 千田哲雄
[コーディネーター]: 鹿島建設株式会社 関西支店 営業企画部 金子光宏
[日時] : 平成19年11月2日(金)18:30~20:00
[場所] : アプローズタワー13階 会議室1・2・3
[定員] : 50名(申込先着順)
[参加費] : 無料


【企画の趣旨】
わが国は、元来「ものづくり技術」によって、高度成長期時代を経て、世界的地位を
確立してきました。 時代が流れ、その時代を築き上げた先輩方(いわゆる団塊の世代)の
多くが退職を迎えて、ものづくり業界から去り、 去ろうとしています。

そのような中で建設業界も同様な状況であり、ものづくり技術の低下が
危惧されております。
そこで、優秀な土木技術者がいなくなろうとしている今だからこそ、現世代から次世代に
土木技術を継承することは、 今後の社会資本整備をよりよいものにしていく上で
必要不可欠であり、伝える者と授かる者の義務・使命であると言えます。

今回のサロンでは、話題提供者の土木技術者としての豊富な経験と取組み姿勢(気概)を参考に、
「土木技術の継承」をキーワードに、伝える者は「何を期待し、何を伝えるべきか。
伝えたいのか。」授かる者は「何を継承したいか。継承すべきか。」について、
参加者と意見交換をしつつ、参加者の今後の土木技術者としての一助となればと
考えています。


【当日の内容】
参加者数: 23名
当日の内容はPDFで参照出来ます。
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土木のからくり雑談。

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タグ:土木技術者

[話題提供] : 西日本旅客鉄道株式会社 建設工事部 河端邦彦
[コーディネーター]: -
[日時] : 平成19年9月25日(火)18:30~20:00
[場所] : アプローズタワー13階 会議室14
[定員] : 50名(申込先着順)
[参加費] : 無料


【企画の趣旨】
いわゆる土木といわれる、国や地方自治体・ゼネコン・コンサルタント等で成り立つ世界。
今、土木というと、談合とか汚職とか、あまりいい単語が浮かばない人が多いかもしれません。

しかし本来、土木は市民工学(Civil Engineering) と言われるように、
市民になり代わってより質の高い社会基盤整備を行うという重要な役割を担っており
大変重要な業種であるはずです。

ところが、各大学から「土木」という単語が消え、専門分野の細分化や統合がすすみ、
本来の土木というものがどのように学生に伝わっているのか、「土木の醍醐味」が
学生に伝わっているのだろうかということを思われる方もおられるのではないでしょうか。
また、学生でも、学科で学ぶ中で、土木という業界自体に構造に疑問を持つ人も
いるのではないでしょうか。

今回、土木という壮大な世界を理解してもらうためにも、『土木のからくり』と題して、
公共事業のなりたち、計画から設計、実施と各段階にわたる土木業界を横断的にとらえた話題を提供し、
参加いただいた方々の土木業界の理解の一助になればと思います。


【当日の内容】
参加者数: 16名
当日の内容はPDFで参照出来ます。
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思い出そう、「土木」のこころ。

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タグ:土木技術者

[話題提供] : 藤井 聡 氏(東京工業大学大学院理工学研究科 教授)
[コーディネーター]: 阪急電鉄株式会社 都市交通計画部 福井賢一郎
[日時] :平成19年7月18日(水)18:30~20:00
[場所] : アプローズタワー13階 会議室14
[定員] : 26名(申込先着順)
[参加費] : 無料


【企画の趣旨】
「(社会の人々の)『普通の暮らし』のためには、どこかで誰かが道や緑や川のこと
考えていくことが必要なのかもしれません。
それを考えていくのが、『土木』の仕事です。」土木学会発行のパンフレットには
そう記されています。本来土木技術者は、このような「公に貢献する」「人の役に立つ」
という気概を携え、土木の世界に足を踏み入れたのではなかったでしょうか。

しかしながら、近年の土木人気の低下や、世論の土木に対する強い逆風を受け、
このような『土木のこころ』は、吹き飛ばされてしまいつつあるように思います。

逆風世論の風向きを変え、土木人気を再興するためにも、土木界は土木の本当の
理念を社会に再度訴えかける必要があるのではないでしょうか。

そのためには、土木関係者が今一度振り返り、『土木のこころ』について改めて考え、
土木の気概を思い出す機会も大切なのではないかと感じ、今回のサロンを
企画するに至りました。


【当日の内容】
参加者数: 26名
当日の内容はPDFで参照出来ます。
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現場の担当者が語るソウルのバス再編
~これからの日本の公共交通を考えるために~
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タグ:交通,まちづくり,国際


[話題提供]
・都 君燮 (ソウル市都市交通政策研究院 院長)
・金 鍾源 (ソウル特別市バス運送事業組合 理事長)
[コーディネーター]:大阪大学大学院工学研究科 助教授 松村暢彦
[日時] : 平成19年3月1日(木)18:30~20:30
[場所] : 大阪府立女性総合センター 5F特別会議室
[参加費] : 無料


【企画の趣旨】
韓国ソウル特別市では、2004年7月に大規模なバスの再編が行われました。
かつてソウルでは57社ものバス事業者がバラバラに運行し、いつバスが来るのか
分からない、どれくらい時間がかかるのか分からないという状態でしたが、ソウル市が
指導力を発揮し、バスシステムのドラスティックな再編が行われ、バス利用者が
11%も増加したとされています。

そのシステムは、名古屋市の基幹バスや大阪市のバス乗り継ぎ割引といった日本の
システムの考え方も取り入れつつ、幹線バス・支線バス等4種類の種別に
よる路線網の再編、準公営制による運営、バス専用レーンやバス乗り継ぎセンターの
整備、GPSによるバス運行管理システムや交通ICカードの導入、乗車距離による乗り継ぎ運賃制度など、
様々なシステムを組み合わせた画期的なものといえます。

しかし、このように新たな『公共交通』として生まれ変わらせる再編計画の実行は、
民間のバス事業者を一つにまとめ上げ、合意を取り付ける担当者抜きに語るわけには
いきません。彼らの熱意と粘り強い説得がなければ今回の再編が実現することは
ありませんでした。

そこで、今回のサロンでは、再編計画の現場を知り尽くしたソウル市と
バス輸送事業組合の担当者をお招きし、本音でソウルのバス再編を語って
いただきます。

日本では、公共交通を語る際、採算性ばかりがマスコミに取り上げられます。
しかし、そもそも公共交通を議論するにはどのような視点が必要なのか、これからの
日本の公共交通には何が求められるのか、参加者の方々に考え、行動して
いただくための機会にしたいと考えています。


【当日の内容】
参加者数: 58名
当日の内容はPDFで参照出来ます。