身近な物価上昇10%?単品スライド運用は建設業界を救えるか?

昨日、1ヶ月ぶりに昼食で会社近くのカレー屋に行きました。そこは、ワンコイン500円のお店です。そこで、驚きました。なんと、ワンコインではなく、2コインだったんです。そうです50円値上がりしてました。10%の値上げです。新聞紙上、TVニュース等で報道されている現状を身近に感じた昨日でした。
もちろん、ある総合建設会社、建設業界は、昨年・今年に入り、鋼材類、燃料油等が急激に高騰(カレー屋の値上がり10%など比較にならない)50%以上は値上がり、経営に大いに負担がかかっているのが現状です。
先月、国土交通省からは単品スライドの運用して頂くようになり、各府県自治体も追随していただけるようになりました。ほんの少しは負担が軽減される事を願っています。ただ、単品スライドは利益になるのではなく、本来持ち出ししないでよいものを1部分ほんのわずかな回収に過ぎないのです。建設業界以外の業界は、商品に価格転嫁し当初利益を確保する事が出来ますが、建設業界は総価契約となっている為、価格転嫁はできないところに利益確保が難しい状況にあります。(涙)
「日本の景気の支えは、建設業界にあり。」と私は思っています。
どげんせにゃいかん〜 (K)