2008(平成19)年度FCCフォーラム 『あなたのまわりの電車・バスが消えていく?』

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
あなたのまわりの電車・バスが消えていく?
〜公共交通による地域再生を通して“公共”を考える〜
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
タグ:交通,まちづくり

[コーディネータ] : 松村 暢彦(FCC代表幹事・大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻 准教授)
[基調講演]
 未来をこわさないために−「公共交通を使う」ことが新しい社会のマナーに−
 (岡山大学大学院環境学研究科社会基盤環境学専攻 教授 谷口 守)
[パネリスト]
・上村 正美(阪急電鉄株式会社都市交通事業本部都市交通計画部 部長)
・野木 秀康(京丹後市生活環境部市民課 主事)
・金森 康 (宝塚NPOセンター 理事)
・谷口 守 (岡山大学大学院環境学研究科社会基盤環境学専攻 教授)

[日時] : 平成19年11月30日(金) 13:00〜16:00
[場所] : 新梅田研修センター 4階ホール
[定員] : 150名
[参加費] : 無料

【企画の趣旨】
われわれが気持ちよく日々暮らしていくためには、公や私だけではなく
「公共」(ひとりひとりのものだけどみんなのもの)の機能が社会には必要不可欠です。

電車やバスなどの”公共交通”は、身の回りにある”公共”がついた言葉の一つです。
いままでは、公共交通は便利なのが当たり前でした。ところが、近畿圏内の
公共交通事業者の経営状況は、年々深刻な状況になっています。

このような状況が続くと、あなたのまわりの電車やバスが消えていくことも
考えられます。自分をふくめたわれわれ、地域の交通機関がなくなるということは、
単に交通手段がなくなるだけではなく、社会が存続していくために必要な”公共”の
考え方が失われていくことにもつながるかもしれません。

環境面においても福祉面においても教育面においても誰もがクルマに依存した
社会には異議を唱え,公共交通による地域再生を支持します。
「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」の成立を契機とし,公共交通を
通して“公共”について再考し,あるべき社会に向けて,私たち一人ひとりが何をできる
のかを議論,実践していくことが求められています。

本FCCフォーラムでは,谷口守先生(岡山大学大学院教授)をお招きし,
地域公共交通の考え方について基調講演いただきます。それを踏まえ,交通事業者,
地方公共団体,NPOなど,多彩なパネリストの方々をお招きし,これからの地域交通と
私たちの役割に関して,フォーラム参加者を交えて議論したいと考えています。

どなたでも参加いただけますので,ぜひ奮ってご参加下さい。

【当日の内容】
参加者数: 55名