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CEP不登校親子サポートセンター
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2010/01/21のBlog
2008年度に起きた小中高生の暴力行為は
確認されただけでも過去最多の6万件に及んだ
中でも中学生によるものが4万3千件で
『もう学校の手に負えない』と嘆く教師も多い
教員の精神疾患による休職が過去最多になり
精神的に追い詰められている管理職も多い

私は大阪の保育士から子どもたちの実情を聞き
貧困の中で暮らす子どもの様相を『ドキュメント高校中退』(ちくま新書)の中で書いた
この子達はその後も小学校や中学校で学校生活に適応できず
暴力や不登校を繰り返していた

あらゆる子どもの行為はそれが暴力であったとしても『学習』によって身についたものだ
貧困家庭に生まれ、家族から経済的、文化的な支援を得られない子どもたちが
中学に入り、2年、3年と進むにつれて受験レースから取り残され
仲間の内でのいじめや教師に対する暴力、学校の施設に対する破壊などを始める

私には子どもたちの暴力は社会から排除され、未来が見えない貧困層の
ぎりぎりのゆがんだ抗議活動のように見える
競争一本やりの学校を見直すこと、暴力のない、いつでも安心して帰っていける
居場所がなかった子どもたちを支援する地域のネットワークづくりと
学校に家庭の役割も備えた福祉的機能を持たせることを
検討することが迫られている


・・・・「児童虐待の世代間連鎖」ということが言われていますが、同様に
「経済的貧困の世代間連鎖」も防がなければならないのではないでしょうか
なぜなら子どもは生まれてくる親も家庭も選べないのですから
子どもには何の責任もないことで不利益をこうむることは著しく
人権侵害にあたると思います・・・・・・・・

<カランコエは小さな花です>
2010/01/19のBlog
[ 10:27 ] [ 新聞記事より ]
正規と非正規の雇用格差をどう是正するか
日本独特の賃金構造や雇用慣行が壁といわれるが
本当に克服できないものなのか

広島電鉄は2009年10月に契約社員を正社員に一本化した
待遇差は10年かけて均衡させる
40から50歳代の正社員は待遇が悪化するが
定年を60歳から65歳に延ばして生涯賃金を維持する
経営側も毎年数億円の負担増になる

当初、古手の正社員から『契約社員は調整弁だろう』という反発が出た
これに対して労組幹部は『あなたが逆の立場だったらどう思うか』と粘り強く説得した
このやりとりは格差是正への発想転換という点で深い示唆を与える

米国の政治学者ジョン・ロールズは個性や社会的境遇など
『自分に関する知識』を持たない『無知のベール』に包まれた人々なら
どんなルールを選ぶか、という思考実験を提示した
そして人生の様々な偶然や不確実性で格差がどんどん開いたり
固定したりしないようなルールを人々は求めるだろう、という結論に達した

無知のベールの仮定は偶然への配慮について人々の想像力を研ぎ澄ます
広電で生まれた『あなたが逆の立場なら』という問いも本質は同じだ
雇用のあり方を変える上で民間労使の役割は非常に大きい
日本を代表する企業の労使は想像力をたくましくして
格差是正への最善の方策探しに挑まねばならない


・・・・日本社会では一般的に「人権とは思いやり』と言われているようですが
それではあたかも「人権とは弱者への思いやり』と言う意味合いになり
「自分自身の命をまもる」「差別や不公正を許さない』という大事な視点が
欠けるのではないでしょうか?
まず自分の人権を知ることではじめて人の人権の尊重という想像力を
働かせることができるのではないかと思います・・・・・・・・


<シャコバサボテンは面白いネーミングですね>>
2010/01/15のBlog
癒着疑惑、欧州会議が調査

世界保健機構(WHO)と新型インフルエンザのワクチンを
製造する製薬会社との癒着が
世界的大流行(パンデミック)を宣言したWHOの判断に
影響を与えたとの疑惑が浮上
欧州47カ国が加盟する欧州会議は12日調査を開始すると発表した

同会議保健衛生委員会の委員長で感染症を専門とするドイツ人医師
ボーダルク氏が『虚偽のパンデミック』との動議を提起したことが発端
仏リュマニテ紙のインタビューに
『こんな厳戒態勢をとる正当な理由がない。
WHO内のあるグループは製薬会社と癒着している」と
不透明な関係の存在を指摘した

25日から始まる同会議総会で認められれば主要議題の1つとして審議される
26日にはWHOの代表や製薬会社、専門家から非公開で
事情を聞くことも決まっている

欧州各国では接種率の低さからワクチンが大量に余り
売却や製薬会社との売買契約解除の動きが加速している
WHOが当初『2回のワクチン接種が必要とし各国が実際に必要な量の2倍の
ワクチンを調達したことも背景にありWHOに対する批判が強まっている

WHOのチャイブ報道官は12日の会見で
『批判や議論を歓迎する。WHOの対応を検証するのはやぶさかではない』と
外部の専門家らを交えて経緯を調査する考えを明らかにした


・・・・・・・日本でもワクチンの接種量について説明が二転三転したり
最初の頃は皆がマスクをして売り切れになったけど
その後マスクの感染予防効果が科学的に立証されていないとわかったり
かなり振り回された感がありましたね・・・・・・・

<陽だまりに水仙の花が咲いていました>>
2010/01/13のBlog
[ 11:34 ] [ 新聞記事より ]
『いじめをなくす50のルール』

先日東京であったいじめをなくす教師の会の全国集会で
ある小6のクラスの取り組みが報告された

授業中子どもたちは紙飛行機を飛ばしたり
トランプしたりで先生を無視。そんな中でいじめもあった
そこで毎朝1つルールを決め帰る際
守れたかどうかを子どもたちに考えてもらった

『ありがとうと言おう』『腹が立ったら深呼吸しよう』
一つ一つのルールはささいなものだ
でも毎日続けることで少しずつ教室が落ち着き
いじめも減ったという

『ルール』は頭ごなしでなく納得を重ねて信頼関係を作るための工夫だ
『人にはそれぞれ個性があって感じ方や考え方もそれぞれ
だから人の考えを大切にしよう」といったように
子どもたちがなるほどと思えるようにルールを伝える
ただそれでも小さなきっかけでいじめはぶり返し今でも道半ばだという

2008年度全国の学校から報告が上がったいじめの件数は84,648
調査上は2年連続で減少しているが
『50のルール』作りを手伝った中学教諭千葉孝司さんは『ありえない』と言う
『現場がいじめから逃げている結果では』
千葉さんが特に問題だと思うのは「でも君の方だって・・・・・」と
いじめられる側の非を口にする教師だという
「だからいじめがなくならない。いじめは100%加害者が悪い」
いじめをなくす。それを自分の仕事と思う先生が1人でも増えてほしい


・・・・・・いじめは大人の世界にもあるので、なくならないかもしれないけど
減らす事はできると思います。
そのためには「いじめは悪い」『人を傷つけるのは良くない』ということを
皆が理解できるようになりたいですね・・・・・・・・・


<胡蝶蘭も長く咲いてくれますね>>
2010/01/11のBlog
私は高校を中退した若者たちの聞き取りから
若者の貧困と高校教育制度との関連を調査した
1つの学年で100人近くが中退する高校も出てきた
なぜこれほどの生徒が中退するのかという疑問が生じた

90年代に入り全国的に公立高校の通学区が拡大(解消)され
入学試験の点数(偏差値)ですべての高校が序列化された
高校の格差と序列が結果として政策的につくられた

教育に金をかけることができる富裕層の子どもは
高校の選択の可能性が広がったが
逆に貧しく低学力の子どもたちは行き場がドンドン狭まり
選択の可能性などなくなって地域の低辺校に入学していく
低学力で学習意欲のもてない生徒だけが集められれば
どういう学校ができるか結論は明らかだろう
多くの子どもたちが学校に誇りを持てず苦しんでいる

授業料の減免を受けている生徒の率が高い高校で
『九九もできずアルファベットも書けない』など小学校低学年レベルの
学力もおぼつかない生徒が相当数いることがわかった

フィンランドの学力が高く日本が低くなったのはフィンランドが
貧困から抜け出し日本社会が貧困の中に沈もうとしているからだ
子どもの貧困率が5%以下の国と14%の国との差でもある
子どもに豊かな学力をつけようというのならば子どもを貧困から解放することだ
学力問題は教室の外の貧困問題だったのである


・・・・・・私達の生活のすべては政治につながっているんですね・・・・・・


<シンビジュウムは冬を華やかに彩ります>