認知行動療法と「会話のきっかけレシピ」

けっこうくよくよ悩み、鬱っぽくなるので、「認知行動療法」の本を読み始めました。

認知行動療法は今までにも知識はありました。
が、「認知のゆがみ」「考えを変える」といった言葉を聞くと、
「あんたの考え方は間違ってるから、この<正しい>考えに変えなさい!」
…と、思いっきり自分を否定されるイメージがあって、やりたくなかったのです。

ところが、いろいろ本を読んでいると、実は違うのですね。
「認知行動療法」は、「正しい考え、というものは存在しない」という考え方なのです。
「いろんなものの見方を出して、その中から自分にとってメリットのある(楽な・安全な・得な…など)見方を採用する、そうしたら自分の感情はどう変わるだろうか?と想像する。

なんか、会話のきっかけレシピの
「雑談に正解はない。ぜんぶ並べて自分が使えそうなものを使う」
と、似ているのだなと安心しました。

そのうち、「お悩み場面別・ものの見方レシピ」なんてのも作ってワークショップしたら面白そうです。

bako