かなり前ですが、私は「1か月に1映画」という目標をたてました。
映画を観ていると、わりと共通点の少なそうな人(とくに年が離れている方)との雑談に便利なのです。

さて、最近観たのは「脳内ポイズンベリー」という映画です。

原作は漫画だそうです。
アラサーの女性が、好きな男性を相手にしたとき、脳内で擬人化されたポジティブな感情やネガティブな感情などが会議を繰り広げるのです。
「話しかける?」「いや話しかけても覚えてないって」「ほら、私に興味なんかないって!この反応!」などと。

私、けっこう長いこと、恋愛じゃなくて普段の生活で人に話しかけるときこんな感じでした。
こういう恋愛での「話しかけるかどうか迷う・失敗で一喜一憂」ネタはよく小説や漫画に出てくるので、子どもの頃から「なんか一般のひとの恋愛の悩みと、自分の対人関係の悩みは似てるなあ」と思っていたのです。
なんででしょうね?失敗率が高かったからかなあ。

単純に「人に話しかけたり、距離を縮めるのが苦手」という人が観ても、ふだんの対人関係に置き換えて「お前は俺か!」ともらい泣きしたくなる映画です。ぜひご覧あれ。
(ちょっと前の映画ですので、私はdTVという動画配信サービスで観ました。そういうサービスかレンタルでどうぞ)