ニックネーム:  パスワード:
| MyBlogトップ | Blogポータル | ブログガイド | よくある質問 | サポート |
Hanaすみれ通信
記事一覧
[ 総Blog数:17件 ] [ このMyBlogをブックマークする ] [ RSS0.91  RSS1.0  RSS2.0 ][ ATOM ]
前のページ   |   次のページ
2008/09/30のBlog
はじめまして、Hanaすみれ通信の阪神間モダニズム研究会です。

阪神間モダニズム

それは、阪急の創立者であり、
宝塚歌劇の創立者でもある逸翁(小林一三)が、
開業当時、みみず電車と言われた有馬箕面電気軌道(現阪急宝塚線)の沿線で目指した田園都市構想の試みのこと。
まさに世は大正デモクラシーの時代であり、
サラリーマンが生まれ始めた時代です。

有馬箕面電気軌道は有馬まで開業することができず、
当時鄙びた温泉村であった宝塚を終点にせざるを得なくなりました。
阪神電気鉄道(現阪神電鉄)のように都市間を結ぶのでもなく
西宮戎や生田神社などの参拝客が見込めるのでもなく、
沿線は田園風景が広がる長閑な風情でした。

そのため、小林一三は沿線の住宅開発を行うと共に
終点の宝塚を宝塚新温泉として
室内水泳場を中心とした娯楽施設パラダイスを作りました。
しかし、室内水泳場は室内にプールを作っただけの施設であり、
冷たくて入れず、大失敗しましたが、
これが幸か不幸か宝塚歌劇の始まりに繋がるのです。

プールを客席に
更衣室を舞台にして
当時、大阪で流行していた三越少年聖歌隊に対抗し
少女だけの宝塚唱歌隊を作り、公演を行いました。

もともと逸翁は男女混合の国民劇の創設を目指していたのですが、
思いのほか少女だけの宝塚唱歌隊の人気が出てしまい、
何度か男子部創設を画策するも
永遠の少女らしさ、アマチュアリズムを求める
コアなファンの反対にあい、
少女による少女のための清く、正しく、美しい宝塚に変容していきました。
また、これは他の少女歌劇がエロティシズムに流れていく時代にあって
他劇団との差別化戦略として利用された面もあります。

その後、阪神急行電鉄神戸線(現阪急神戸本線)が開業し、
宝塚市・西宮市・伊丹市・尼崎市・三田市・川西市の北摂から
神戸市灘区、東灘区・芦屋市の阪神間に拡大し、
沿線に大学を誘致するなど沿線のイメージづくりを行いました。

このブログでは、阪神間モダニズムの象徴であり、
宝塚市の誇りでもある宝塚歌劇について語ります。


写真は宝塚新温泉に作られた宝塚パラダイスの室内水泳場です。

【参考文献】
「宝塚歌劇の変容と日本近代」
「宝塚―消費社会のスペクタクル」 (講談社選書メチエ)
「近代日本の音楽文化とタカラヅカ」
「宝塚戦略―小林一三の生活文化論」

【参考URL】
宝塚温泉 神々に選ばれた土地
宝塚歌劇のホームページへようこそ
2008/05/05のBlog
阪急電車の駅のポスターや車内広告
今津線や宝塚線の車内でたまに目にするジェンヌのオーラ
春の風物詩ともなった宝塚音楽学校の合格発表や卒業式、そして入学式等の、
あの独特の立ち居振る舞い

死ぬまでには一度は宝塚を観なければ、と思いつつ、
観劇の機会のないまま、過ごしているあなた!

そんなあなたがヅカマニアになるまでの物語り。

その1 初観劇
いつかは観にいきたいと思っていた宝塚。。。
勇気を出して観劇を決意!
とりあえずは「ベルサイユのばら」、「エリザベート」、「ファントム」など
再演の大作をチョイス。

想像していた宝塚のイメージそのものの「ベルサイユのばら」
 衣装の豪華さと時代がかった大げさな芝居、
 観終わった頃には、「愛あればこそ」と「シュトワイアン、行こう!」とセリフ
 そして、バスチーユの戦闘シーンの音楽が頭の中を駆け巡る。

想像していた宝塚のイメージとは違う雰囲気の「エリザベート」
 暗い雰囲気と魅惑的な歌、
 観終わった頃には、「エ、リィーザ、ベート」と口ずさむながら、
 怪しげな手の動きを始めている。

しかし、違和感が・・・
芝居が終わったと見せかけて、いきなりミラーボールが回り始め、
ド派手な衣装で歌い、踊りだす。
こ、これは?と唖然としていたら、
いつのまにか大階段から大きな羽根を背負った人が降りてきて、
みんなでパレードをして終る。
その瞬間、席を立つ人々・・・
カーテンコールもないのか・・・
この最後のなんだかわからないショーは必要なのか?
いや、いらないだろう。

その2 二度目の観劇
なんだかなぁと思いつつ、どうも普段は二本立てらしいと言うことで、
勇気を出して通常公演を観劇。
ミュージカルの方はそれなりに楽しめたが、二本目のショーの方は理解できず、
やはり要らないのではないかと感じてしまう。

その3 自習
観劇中、意味不明な観客の笑い、唐突な拍手や手拍子。。。などなど
どうも通常の観劇では理解できない観客の不思議な反応を体験。
とりあえず宝塚関係の本を研究してみる。
なるほど音楽学校を卒業しても研究生なのか、
主演だけではなく、二番手、三番手もいるのか
研7までは新人公演があるのか。。。などなど
宝塚のシステムを理解する。

その4 はじめての東京特別公演の観劇
本公演に飽き足らず東京特別公演を観劇。
20~30人の少人数で実験的な作品が多く
宝塚の新たな魅力を発見する!
しかし、何か物足りない・・・なぜだ!
あっ、ショーと大階段のフィナーレがないのだ!
最初は違和感を感じていたショーやフィナーレだったけれど
無いとさびしいことに気づく。

その5 笑ったり、泣いたりの理由
この頃になると生徒の名前と顔が一致しだす。
最初はなんだかなぁと思っていたニックネームで呼ぶようになる。
そして、当初意味がわからなかった笑ったり、泣いたりする理由がわかる。
そうか、演じる生徒の今までの歴史や境遇とダブらせて観ているんだね。
あて書きなので、現実のジェンヌと役柄の境界が曖昧なんだよね。
さらに最初は作品自体を観ていたのだけど、
次第にひとりひとりの生徒にも関心が向き始めます。
それに、舞台の構成のパターンも振り付けのパターンも覚えてきます。

ここまでくれば、客観的には立派なヅカマニアの出来上がり!
チケットの売れ行きにまで心配するようになります。
一公演で二回、三回の観劇は当たり前。
宝塚を観るためにお弁当になり、
コーヒーも水筒に入れて持っていきます。
私のお葬式には「さよなら皆様」を流しておくれ!
関西転勤を希望して宝塚周辺に引っ越そう!
もうビョーキだね。
誰か治癒しておくれ!

ふと思う。
このパターンって、吉本新喜劇と同じじゃん。
2008/05/03のBlog
昨日、三度目の「黎明の風-侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦-/Passion 愛の旅」を観にいきました。

特に谷岡さんのファンでも、
宙組のファンでもないのですが、
良くも悪くも宙組はチケットが手に入り易いので…

宙組は作品的には良いよね。
前回の「バレンシアの熱い花/宙FANTASISTA!!」も良かったです。

「黎明の風」はやはり右にとっても左にとっても問題作ですね。
個人的には、少し天皇を礼賛しすぎでは?と思うけど。
最近「ゆきゆきて 神軍」や「太陽」を観たので
余計にそう思うのかもしれません。

ゆきゆきて、神軍
<img border="0" width="114" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HkxzCDkNL._SL160_.jpg" />

¥3,870
Amazon.co.jp

太陽
<img border="0" width="114" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41apKNiT1OL._SL160_.jpg" />

¥3,454
Amazon.co.jp

事後法でしかも戦勝国が敗戦国を裁くという東京裁判の問題にしても
アメリカが押し付けた憲法や自衛隊の問題にしても
とても歯切れよく左右バランス良く批判しています。
「YASUKUNI」より問題作だと思うけど
まさか宝塚でこんな政治的なテーマを取り扱っているとは思っていないのでしょうね。
完全にノー・マークです。

それにしても蘭寿とむ、格好いいなぁ。
♪ジャングルや海の底で眠る英霊よ♪
そろそろTOPでも良いのでは?

後半は泣けるシーンが多いのですが、
このようなテーマを扱う場合は、
泣けてしまうというのはとても危険なのですが・・・

さて、ショーの方ですが、
タニちゃん、ショーの「大空」のシーン
帽子が一番低いんだけど・・・

あと砂漠のシーン、特に寿つかさ(すっしー)達の踊りですが、
グルジェフの次のダンスを思い出しました。

"Meetings With Remarkable Men" Dance scene

注目すべき人々との出会い
<img border="0" width="147" src="http://pics.dmm.com/mono/movie/n_684bwd1721/n_684bwd1721ps.jpg" />

¥3,591

四回目の観劇があるかもしれません。
2008/05/02のBlog
Woo 会社をサボってぇ
日本青年館まで来たぜぇ~

去年の10月29日に日本青年館に
シルバー・ローズ・クロニクル
を観に行きました。

ムラはおささんのムラ・ラストディで
涙の雨が降っていますが、
こちらは夏日で、
こっそりと千秋楽です。

一幕は電車男ぽく
オタクの初恋物語。
後半は一転してドタバタサスペンス。
かなめちゃんのバンパイアは
トートのパロディでしたね。
ラストもエリザベートのラストのよう。
ダンスは少しファントムぽい。
あっ、かなめちゃんとゆみこさんが踊ったのは
タンゴで、曲目は「愛と死のタンゴ」でした。

バンパイアはマイノリティの象徴。
人間の血を飲むだけで
飲まれた人も数日間
貧血状態が続くだけなのに・・・
それと不老不死。
(どうでもいいけど不老はどこから始まるの?
成長が止まってからか・・・)
バンパイアに対する誤解に基づく差別・・・
50年前(1910年代だから、一次大戦の頃かな)
も差別と偏見で自分たちを理解してくれる時代までと
長い眠りにつき、
そして目覚めた1960年代(冷戦時代)ロンドンでも
バンパイアに対する差別と偏見は変わらず。
また40年の眠りにつき、次に目覚めたのは2000年。
その間にもテロなどがあり、
バンパイア(マイノリティ)への偏見は変わらず。。。
受け入れられるのを待つのではなく、声をあげなくちゃ!

最後はたぶん不老不死を捨て、
(あるいはエリオットもバンパイアになったのか・・・)
エリオットと黄泉の国(バンパイアの国)へ・・・

で、やっぱりよくよく考えると主演娘役の放つメッセージが
女性の自立を促すような感じなんですよね。
マイノリティであることに声をあげ、
市民権を獲得するんだみたいなね。
主演男役って彼女の主義主張を受け入れるのでもなく
ただエンパワーメントするだけなんですよね。
「アデュー・マルセイユ」もそうだった。
彩音ちゃんはニューヨークについて行かず
女性運動のためにマルセイユに残るんですよ。
「バレンシアの熱い花」も悲恋の物語なんだけど、
自分を捨て男についていくのではなく
自分の人生を生きていくことを選択するんですね。

ゆみこさんのオタク役は良かったですよ。
小柳先生がゆみこさんしか演じられないと言っていた意味がよくわかりました。

宝塚の制約(それなりのキャリアの人にはそれなりの役をあてないといけない)があり、いなくても良いんじゃない?と思うような役もありますが、それはそれで宝塚らしくて良いです。
(結局なんでも良いのですが・・・)

スパイがエリオットとアナベルの様子をカウンターからオペラグラスで見たり、
男役がエリオットの初デートの前に女性の役を演じてデートの練習したり
など相変わらず宝塚らしいシニカルなギャグもありました。

結構、面白かったです。
2008/05/01のBlog
[ 18:05 ] [ 月組 ]
今年の1月、日本青年館に「HOLLYWOOD LOVER」を観に行きました。

ゆうひくん、月組最後の公演なのですが・・・
あれっ、サヨナラ公演?
アデュー・マルセイユ」よりおしゃれで格好いい
サヨナラぽい内容でした。
詮索をするつもりはないけど、
ひょっとしてそのつもりだったのかな?

個人的にはリチャードの物語りがいいなぁ。
リチャードとローズの関係、
なんか演出家と娘役の関係?
ちゅうか劇中でも敏腕プロデューサーと
彼がイメージを作り上げた女優だから、そのままか・・・
ステファーノより複雑・・・

あと宝塚らしい魅力と言うか。。。
ゆうひ君、この作品で宝塚を卒業するわけではなく
月から花への組変えだけなのに
自分も含めてどうしてみんな
こんなに感情移入しているのだろう?
みんなそれぞれにゆうひ君への思い出を込めて
観ているので、たぶん歴史を共有していない人には
意味不明なところですすり泣きが聞こえたりして
とまどうだろうな・・・
同じ物語りを観、時空を共有しながらも、
それぞれがそれぞれの物語りを感じ、
それぞれの時空を感じている。
だから、ひとつひとつのセリフに
いろいろな思いを感じるのだね。

比べるものではないけど
アデューより、長いのにシンプルで良い話でした。
やはり植田景子さんです。
小池さんにしても木村さんにしても荻田さんにしても
おじさんたちはメッセージを詰め込みすぎなんだよね。
今の「君を愛している」も入れる必要はないと思うのに
木村氏の政治的メッセージが入っているし・・・
小池氏もアデューに思いを詰め込みすぎだわ。
私も仕事で自分の思いをどうにか埋め込んでやろうと
画策するので、反面教師だわ。

最後に副組長の高感度アップです。
挨拶の時に客席から聞こえた大きな嗚咽・・・
あまりにも大きすぎたので逆に笑いが・・・

最後に言わせてください。
月組の大空祐飛です!
前のページ   |   次のページ