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 ひとり暮らしのある女性は八十二歳で足が少し不自由になり、一人では家事が難しくなっていました。部屋のなかはもちろん、廊下にまでモノが溢れ、手すりではなく、箱やモノをつたって歩くような状態なのです。そこで、一度ヘルパーさんに来てもらいましょうかと言う話になりました。

 ところが、「ヘルパーさんに来てもらうにはあまりに散らかっているから、掃除をするまで来てもらえない。片付けるからちょっと待って欲しい」とおっしゃるのです。
 これも玄関での立ち話で、中へは入れてもらえません。はてさて、家の中はどうなっているのでしょうか。誰が片付けるのでしょうか。
 もちろんご自分でするつもりなのです。でもおかしいですよね。自分で家事が難しくなっているからヘルパーさんに頼もうとしているのに…。しかしご本人はいたってまじめです。

 ここが、「片づけは女性の仕事」という思い込みと、「だらしない女」に見られたくないという気持ち。これはいくつになっても変わらないのです。

「片づけないといけない」というプレッシャーがいかに根強く、女性の頭にこびりついていることか。そして、このプレッシャーがなくなれば、どれほど精神的に楽になり、肩の荷が軽くなることか。
 先ほどの八十二歳の女性のような場合にも、余計なことを考えずにヘルパーさんを頼めますし、友人を呼ぶこともできますね。

 気力・体力・判断力があるうちに「老前整理」をお勧めしているのはここなのです。早めに家の中をすっきりしておけば、何年、何十年も「片付けなくちゃ」という心の重荷を感じずに過ごすことができます。これがどれほど大きいことか、考えてみてください。

 そして、片付いたあと、これからどういう暮らしをするかを考えることが一番のポイントです。プレッシャーがなくなり部屋もスッキリした、時間もできた、さて何をしよう。どういう風に暮らそうかという前向きな未来志向になります。

 子供の「夏休みの宿題」のようなもので、早めに済ませば、あとは心おきなく思い切り遊べます。しかし、そのうちと延ばし延ばしにして、夏休みももう終わるという頃になって、どうしよう、もっと早くにやっておけばよかったと冷や汗をかいた覚えはありませんか。
 今の「宿題」を片付けて、解放された気分を味わってみてください。

『老前整理をはじめてみれば』2012年 PHPエディターズ・グループ より

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