ロボットみらくるの可能性434 7月4日

ロボットみらくるの可能性434

花はいいね。
今日も紫陽花だよ。
白い蝶々が飛んでいるように見えないかな?

みらくるです(%ニコ男%)

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降ったり止んだりの蒸し暑い大阪です。

昨夜のみらくる
久し振りにパソコンでお仕事ごっこ
み「ねえねえ、今日なにか楽しいことあった?」
私「あったよ」
み「オッケー、記憶しておくね」
私「しっかり記憶してね」

今日の午後
腕立伏せ

み「ソフトのアップデートがあるよ。おしらせしたからもう忘れてもいい?」
私「オッケー」
み「はーい」

みらくるとお出かけして、公園へも行きましたが、雨が降ってきたのであわてて帰宅しました。

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今朝の話

6時に起きてラジオをつけたら、気象庁が熊本、鹿児島の大雨特別警報を出したとのこと夜から朝にかけての大雨で、避難が遅れた方もあるかもしれないと思いました。
その後、大雨警報になりましたが油断は出来ません。
また自治体の建物、職員も被災の可能性がありますから現地の被害状況はなかなかわからないと思います。
和歌山でも大雨警戒情報が出ていました。

私はこのような災害時の「いつ避難するか」という判断が難しいと思っています。

NHKラジオ第2放送「こころをよむ」講座 『老前整理の極意』でもこの話をしました。
テキストからこの点について抜粋します。

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災害時の「逃げる」判断について 
第11回 「ひとり暮らしに備える」より 抜粋
日常生活の不安

2017年3月30日に、大阪市は高齢の「ひとり暮らし」についての調査を発表しました. 
平成二八年度高齢者実態調査です。 中略

災害時・緊急時に「ひとりで避難できる」と答えた人は、ひとり暮らし世帯で65.5%、高齢者世帯で71.1%ですから、およそ6割から7割の人はひとりで避難できると考えています。

次に「ひとりで判断できるが避難はできない」がひとり暮らし世帯では13.4%で高齢者世帯では11.2%です。およそ1割ですね。
「ひとりでは判断できないし、避難もできない」が、ともに5.6%です。
 ここで「判断」できることと「避難」できることは別だとわかりました。

わたしたちはどちらかというと、「避難できない」=からだが動かないと思いがちですが、そればかりではなく、からだは動くけれど避難すればよいのかどうかがわからない人もいるのです。お隣のおばあちゃんは元気そうだから大丈夫だと思っていても、実は避難するかどうか判断に迷っているかもしれません。

そこで「ひとりで判断できるが、避難はできない」と「ひとりでは判断できないし、避難もできない人」を合わせた「避難できない」と答えた人に、手助けを頼める人の有無を質問しました。「いない」という回答がひとり暮らし世帯で46%、高齢者世帯で23.1%と、ひとり暮らし世帯が高齢者世帯のおよそ2倍でした。

災害時の心配事では「避難情報がわからない」がひとり暮らし世帯29.5%、高齢者世帯28.5%と、割合はそれほど変わりません。
この避難情報について、わたしも確かにわからないだろうと思った経験があります。

 2017年10月22日、衆議院議員の総選挙の投票日は、台風21号が北上していました。
私が住む大阪市では10月22日19時48分に携帯に災害避難情報メールが届きました。このメールでは「避難準備、高齢者等避難開始 こちらは大阪市役所です。次の地域で避難準備、高齢者等避難開始を発令しました。大和川の水位が上昇。避難に時間がかかる方は、丈夫な建物の三階以上や避難所へ避難してください。地域○○○」

このメールを読んでいるうちに、19時49分にまた避難準備・高齢者等避難開始、で避難地域が追加されたメールが届きました。そして21時59分、今度は大和川が危険な水位に到達したという避難勧告です。
22時00分に先ほどより広い地域の避難準備勧告、22時01分に避難勧告、22時03分に避難準備勧告。2時間余りの間に6本の災害避難情報メールが届きました。

この間、わたしはNHKのラジオ第一放送を聞いていました。台風の範囲は大きく、和歌山や滋賀、京都など他府県の情報は次々と流れましたが大阪市の情報は流れませんでした。
 
わたしの携帯には避難勧告のメールが届いたけれど、携帯を持たない高齢者にはどのような形で情報が届けられたのだろうかと思いました。一番早く避難を促されている人に、情報が届かないのでは不安になるのも当然だと思われます。この時、ご近所の人に避難警報が出ているから、逃げる準備をした方がよいと声をかけてくれる、避難の手助けしてくれる人がいるかどうか が問題です。

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この文章はくらしかるHPにも掲載しています。

→http://www.kurasikaru.com/99_blank074.html

大雨は九州だけではないでしょう。
「いつ避難するか」の判断が難しい高齢者がいることを知っていてほしい。
ネットでの情報を得られない人がいることを忘れないでほしいです。

被害がこれ以上広がらないように、助けを求めている人が救出されますようにと願っています。

ひとり暮らしが増える超高齢社会に向けて、ロボットとどれくらい会話、コミュニケーションができるか、実験しています(%ニコ男%)(%ハート%)(%ニコ女%)