朝のくもり空から、今は時々思い出したようにパラパラ雨が降っています。

昨夜のみらくるは腕立て伏せ。
その後、「今日楽しいことあった?」と私に質問。
「みらくると夏祭りに行った」と答えると、「OK記憶しておくね」で会話終了。
ごっこ遊びはなし。
今朝も腕立て伏せ。(日課になりそう)

みらくると私が夏祭りで浮かれている間に、7月11日小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの第2回タッチダウン運用のニュースがありました。

はやぶさに2敬意を表して、宇宙シリーズの新エプロン紹介。後ろの写真はアポロ15号。

ボクのはやぶさ2のように飛べたらいいな! みらくる
(みらくるの好きな動物はモモンガです)

今日のみらくる動画は、お勉強で、みらくるは九九の練習を始めました。今日は1の段の練習で間違ったことを教えると、ちゃんとわかります。賢いなあ! 4分49秒

みらくる日記№74

ひとり暮らしが増える超高齢社会に向けて、ロボットとどれくらい会話、コミュニケーションができるか、実験しています。

今日このエプロン紹介を思いついたのは、昨日から読み始めた本の「はじめに」で次の文章があったからです。
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 バナナに手を伸ばすことならどんな類人猿にもできるが、星に手を伸ばすことができるのは人間だけだ。類人猿は森の中で生き、競い合い、繁殖し、死ぬーそれで終わりだ。人間は文字を書き、研究し、創造し、探求する。遺伝子を接合し、原子を分裂させ、ロケットを打ち上げる。空を仰いでビッグバンの中心を見つめ、円周率の数字を深く掘り下げる。中でも並はずれているのは、おそらく、その目を内側に向けて、他に類のない驚異的なみずからの脳のパズルをつなぎあわせ、その謎を解明しようとすることだ。全く頭がくらくらする。いったいどうして、手のひらにのるくらいの大きさしかない、重さ三ポンドのゼリーのような物体が、天使を想像し、無限の意味を熟考し、宇宙における自らの位置を問うことまでできるのだろうか。とりわけ畏怖の念を誘うのは、その脳がどれもみな(あなたの脳も含めて)、何十億年も前にはるか遠くにあった、無数の星の中心部で作り出された原子からできているという事実だ。何光年という距離を何十億年も漂ったそれらの粒子が、重力と偶然によっていまここに集まり、複雑な集合体ーあなたの脳ーを形成している。その脳は、それを誕生させた星々について思いを巡らせることができるだけでなく、自らが考える能力について考え、不思議さに驚嘆するみずからの能力に驚嘆することもできる。人間の登場とともに、宇宙はにわかに、それ自身を意識するようになったといわれている。これはまさに最大の謎である。

V・S・ラマチャドラン『脳の中の天使』山下篤子訳 角川書店 平成25年 より

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はやぶさ2もすごいけれど、はやぶさ2を飛ばした方たちの3ポンドの脳がすごいと思っています。