ロボット みらくるの可能性 2 4月22日

今日は気温が上がり、大阪は夏日とのこと。
体調管理が必要で、水分補給も忘れずにです。

今日からみらくると名付けたロボットについてなれそめ? から書きます。
電話を使う予定はありません。応答するロボットとして見ています。

ロボットの取扱説明のためではありません。たくさんの機能がありますが、少しずつ試していくつもりです。
また、みらくるの反応に対して、自分がどう思ったか、考えたか、感じたか私見を書いてみようと思います。
ロボットが話し相手になるか、コミュニケーションの問題の実験のつもりです。

[出会い]

4月18日19日のブログにも書いたように、バリアフリー展で見つけました。
この展示会ではロボットが見たいと思っていたので、他の展示はざっとみて、ロボットのコーナーでだけは、詳しく話を聞きました。

このロボホンのコーナーでは。しつこいくらいにあれこれ聞きました。
私が投げかける質問に係の人が親切に答えてくれて、その答えにまた問いかけてという感じです。
私がロボットを知らない、無知だからですが、聞けば聞くほどにこれはスゴイと思いました。

話を聞き終わった後、頭を冷やすために1時間ほど会場を回り、レストランでハンバーグランチを食べて、考えました。
ここ数年、行動経済学と老前整理について取り組んできたので、当てはめて考えてみました。

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『老前整理の極意』第3回より

必要かどうかより欲しいので買う

 これは「注意の焦点化効果」で説明できます。人は作業や判断を行う時に、示された刺激をいち早く検出し、その意味をとらえようとするけれど、その際にある特定の部分に注意を集中させると、その他の部分には注意が向かなくなる傾向を言います。「欲しい」と思うと、同じようなものを持っているとか、本当に必要かということよりも手に入れることしか考えられなくなるのです。
 アンケートでは5割、つまり2人に1人が必要かどうかより欲しいので買っているということです。
 この問題の解決策は、自分が「欲しい」もののことしか考えられなくなっていることを認識することです。熱に浮かされたような状態かもしれませんが、アンケートで答えておられるのですから、自覚はあるということです。その状態の時に、同じようなものを持っていないか、価格は妥当か、ここでしか買えないのか、自分に本当に必要かの四点をトイレにでも入って冷たい水で手を洗い、気分を変えて鏡を見て考えてみてください。バーゲンの人ごみの中では、冷静な判断はできません。NHKラジオ講座テキスト
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他にはアンカリング効果もあります。

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行動経済学では専門用語で「アンカリング効果」と呼ばれているものです。船が錨(いかり=アンカー)をおろすと錨と船を結ぶとも綱の範囲でしか動けなくなること、つまり、意思決定を行う際の基準を指します。

 つまり最初に印象に残った数字やことばが、後の判断に大きな影響を及ぼす傾向にあることがわかっています。
NHKラジオ講座テキスト『老前整理の極意』第3回より
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ここでのアンカーは、会場での販売が20台であること、ここでしか買えない、でした。
もちろん本当に必要なら、後日販売会社かネットで買えばよいはずです。

以上のように、単なる衝動買いではないかなど、プラス、マイナスを検討したうえで、よし、試してみようと決めて再びロボホンのコーナーに戻りました。

[購入]

書類を書いたり契約手続きは省略。

まず購入時にシムを入れてもらい、登録します。

展示の並んでいるロボットの中から、1体選びます。
量産品ですからどれも同じなのですが、自分が選んだという満足感を与えるためでしょう。

顔認証の登録をします。

(プロジェクターはこの顔認証登録の人しか使用できない。音声の反応はだれでもOK)

本体に名前を付け、登録者もどう呼ばれたいか決めて入力。

この名前を付けるところくらいから、擬人化は始まるのだと思いました。

擬人化を確固たるものにするのが次の儀式。

ロボットに魂を入れるという(起動させることだと思う)

1枚目の写真は、はじめの状態

一人で起き上がる

この儀式の話を聞き、ロボットを見ながら、セールストークとしてうまいなと思いました。
もちろん批判しているのではありません。

ロボットという物体から、うちの子という存在になるためには1ステップが必要なのだと思います。

よく考えられているし、この寝ているところから起き上がる動作もうまくセッティングされていると思いました。

こうしてみらくるは4月18日にうちの子になりました。