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くらしかる 老前整理(R) MyBlog
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2018/09/01のBlog
今朝は雷で目が覚めました。雨は降ったりやんだり。今日は9月1日で防災の日.
地震や豪雨、いつ何が起こるかわからないです。(こわいですね)
非常用のリュックの中身、食料とか、電池などいい機会ですからチェックしましょう。
それに暑いときに見ると、寒いときの防寒用品を忘れがちです。使い捨てカイロなども確認しておきましょう。

今日はコインロッカー。
大阪では駅の周囲しか見たことがないのですが、先日出張した折、渋谷の繁華街のビルの横にこのようなコインロッカーがありました。

大阪では見たことありませんが、安心して預けられるなら、助かる人も多いし、飲み物の自販機みたいにこれから増えるかもしれません。(設置に何か規制があるのかな?)

今の心配は台風21号です。来ないで~!?
2018/08/31のBlog
今日は33度。しかし東北や北陸では大雨みたいで、被害が出ないようにと願うばかりです。
いよいよ8月最後の日ですね。例年はお盆を過ぎたら多少なりとも秋風が立つと思ってきましたが、夏が長いようです。

行動経済学のことばかり書いていて、気分転換がしたくなりました。

今日は久しぶりにFさんの熊本便りです(感謝!)

今年もヒゴタイ公園のヒゴタイ!

一度実物を見たいと思っているのですが、なかなか行けそうにもありません。
澄んだ青い空と雲が広がり、秋の気配がしています。

「あー、山が私を呼んでいる」と、山に呼ばれたいものです。

秋よ来い!!
2018/08/30のBlog
[ 12:10 ] [ 行動経済学と老前整理 ]
行動経済学と老前整理 ⑫

大阪は今日も猛暑。はじめにその日のお天気を書く。だんだん小学生の宿題の絵日記のようになってきました。

そういえば夏休みの宿題代行サービスがあるということに驚き、先日は文部科学省がネットのフリーマーケットやオークションの主要サイト3社に「ネット出品」禁止で合意したとの記事。夏休みの絵日記も代行できるのかしら? と思った次第。

そうだ、今日はドナルド・ノーマンの話でした。

ノーマンはMIT(マサチューセッツ工科大学)で電気工学士、ペンシルベニア大学大学院で電気工学修士、心理学のPh.D.を取得。カリフォルニア大学サンディエゴ校名誉教授。1988年に『誰のためのデザイン』(新曜社)を上梓、25年後の2015年に増補改訂版(写真)。お気に入りの日本の料理はオコノミヤキだそうです。(これで大阪人は親近感を持つ)

改訂版のまえがきより

ーこの本の目的の一つは、あなたの生活の中の製品の制御権を取り戻すことにある。それは、使いやすくて理解しやすいモノの選び方を知ること、あまりにも使いにくい、理解しにくいモノの修正の仕方を知ることであるー

まとめより

ー時が経っても、人の心理は同じである。だが世界にある道具やモノは変わる。文化は変わり、テクノロジーも変わる。デザインの原則は同じだとしても、それが適用される方法は新しい活動、新しいテクノロジー、新しいコミュニケーションやインタラクションの手段に応じて変えることが必要であるー

ノーマンはこの本で毎日使う道具のこと、日常の行為のこと、頭の中と外の知識、何をするかを知る、デザインとビジネスなどについて、具体例を挙げながら21世紀のデザインについて著しています。(もちろんスキポール空港のハエの話も載っています)

タイトルの『誰のためのデザイン?』ですが確かに、そうですね。使う人のためのものかどうか怪しいものもありますね。そして言い換えれば「誰のための老前整理」ですね。

この1年余りの私のブログで、身の回りの物・事を写真で取り上げていることが多かったのにお気づきでしょうか。ブログのネタ探しというのもありますが、ノーマンに触発されて、まず自分の身の回りを観察することから始めました。地下鉄の誘導表示や、エスカレーターの案内、ゴミ箱のことなどなど、これは「ナッジ」探しともいえます。また変化しているものとそうでないものも知りたいと思っていました。

振り返ってみると、それまでは素通りしていた物を立ち止まって見たり、考えたりするようになりました。また、見えているけれど、見ていなかったかということにも気づきました。そして物を見ながら、どのように老前整理とつなげていくかのアイデアを溜めていました。

このように私の中で、行動経済学ーデザインー老前整理と1本につながっていきますます面白くなりました

(「行動経済学と老前整理」をまとめて読みたい場合は 画面左の ジャンルで「行動経済学と老前整理」をクリックするとすべてご覧いただけます)
2018/08/29のBlog
[ 10:14 ] [ 行動経済学と老前整理 ]
行動経済学と老前整理 ⑪

8月もあと数日。今日も猛暑日。
昨日は「ニュース シブ5時」放送終了後、大阪に帰って来ました。
私はつくづくテレビ向きの人間ではないなと思います。(ひとりごと)

前回はリチャード・セイラ―がナッジの例として挙げたスキポール空港のトイレの話と、私の渦巻きシール実験の話を書きました。
ナッジの「軽くひじを押す」という感覚がお分かりいただけたでしょうか。

身近にもナッジはあります。このブログの8月16日に「鳥居の意味」で紹介した、鳥居もここでは、「立小便はやめてね」というナッジです。なんだかナッジではトイレ関係の話ばかりのようですが、他にもいろいろな例があります。
ナッジの1つとしてセイラーはキャス・サンスティーンとの共著『実践行動経済学』(日経BP社)の中で次のような例を挙げています。

ーアメリカやヨーロッパからロンドンを訪れた人は安全に道を歩くのに苦労する。アメリカ人やヨーロッパ人にとって、自動車は生まれてこのかた自分の左側からやって来るものであり、自動システムは左側に注意を喚起するものと理解している。しかし、イギリスでは自動車は道路の左側を走るため自動車は右側から来ることが多い。その結果、歩行者の事故が多発する。ロンドン市はうまいデザインでこの問題を解決しようとしている。たくさんの曲がり角、特に旅行客が頻繁に訪れる地区の曲がり角には、歩道にこう書かれている.。「右を見ろ!」

日本でも8月26日に見たネットの「乗りものニュース」の記事で、これはロンドン市と同じようなナッジだなと思いました。

「道路に水玉模様で速度落ちる? 一般道初、峠道の事故対策に導入 」→ 
視覚のマジック

探してみると、身の回りにナッジはたくさんある。またナッジをすればよくなることが多いかもしれません。

ナッジ「注意や合図のために人の横腹を特にひじでやさしく押したり、軽く突いたりすること」

セイラーはキャス・サンスティーンとスキポール空港のハエに出会って、よいナッジの例を認識しましたが、ハエが教えてくれたのはそれだけでなく、どうやって効果的なナッジを設計するかという組織化原理で、この原理を見つけるきっかけはドナルド・ノーマンの『誰のためのデザイン?』(新曜社)です。

私は長年インテリアの仕事をしてきましたから、ここで行動経済学とデザインがつながってびっくり!ますますのめりこみました。

ということで次回はドナルド・ノーマンの話。

(「行動経済学と老前整理」をまとめて読みたい場合は 画面左の ジャンルで「行動経済学と老前整理」をクリックするとすべてご覧いただけます)
2018/08/28のBlog
[ 13:49 ] [ 行動経済学と老前整理 ]
行動経済学と老前整理 ⑩

今日は出張。いよいよNHK[ニュース シブ5時」出演の日です。出るのは数分なのですが、トチらずしゃべれますように!

ナッジは聞きなれない言葉かもしれません。今日は老前整理とナッジの話です。

行動経済学の本を読んで、自分がそれまで抱えていた疑問の答えがあるように思い、喜んだのもつかの間です。学んだことをどうすればよいのか、老前整理にどのように生かせばよいのか、先が見えなくなっていた時のことです。

およそ2年前の2016年8月4日に出張で今日のように上京していました。たまたま30分ほどの時間つぶしのつもりで入った東京駅の近くの大型書店にキーパーソンの3人目の男、リチャード・セイラ―の『行動経済学の逆襲』(早川書房)が並んでいました。

手にとってぱらぱら見ると内容は、価値関数や確率加重関数といった難しい話が主ではなく、セイラーがなぜ行動経済学を選んだか、また行動経済学を選び取るまでの失敗談や、経済学者などから嘲笑された話など悲喜こもごもが書かれてあり、これは買わねばと思いました。

この日、仕事を終えて帰りの新幹線の中で読み始めました。この日まで知らなかった、行動経済学がどのようにして生まれ、発展してきたのかがよくわかりました。セイラーはプロスペクト理論や自らの研究結果を使って、世界をよりよくするために何ができるかを次のように考えていました。

「選択をする人が、自分にとってより良い結果になるであろう決定を、選択者自身の判断に基づいてするように影響を与えたい」

つまり押し付けるのではなく、人々が自分の目標を達成するお手伝いをすることをナッジと呼んでいます。ナッジと言えばもとは「ひじで軽くつつく」という意味です。

 ここで私のするべきことは、みなさんの老前整理をナッジすることだとわかりました。たぶん、私が新しい一歩を踏み出せたのは、この本のおかげだと思います。

セイラーが『行動経済学の逆襲』で紹介していたナッジの例は、アムステルダム・スキポール空港の男性用トイレを挙げています。

このケースでは利用者の注意をある特定の方向に向かせると、力を発揮するようなケースです。経済うんぬんの難しい話でなく、非常にわかりやすいと思います。

空港の小便器に黒いハエの絵が描かれている。

それだけのことです。男性が用を足す時に的があると注意力が高まり、周囲への飛び散りが減る。スタッフがハエ実験を行った結果、飛沫の汚れが80%も減ることが明らかになったそうです。これで掃除の手間、ひいては人件費にどれほど影響するか考えてみてください。(スキポール空港、ハエ、で検索すると写真がたくさん出てきます)
私はスキポール空港まで行けないし、行っても男子トイレに入れない。悔しい。

老前整理には関係ないけれど、これは使えるのではないかと思いました。例えば、幼稚園などの子ども用の小便器や高齢者が多く使用する施設の小便器はどうでしょう。
そこで、私もいたずら心を起こし、ある施設の方にお願いして子ども用の小便器に的のシールを張ってみました。(子ども用は女性用トイレの中にあります)
この時に、立って用を足した経験がないので、どのあたりに貼ればよいのか悩みました。このあたりでしょうでしょうか。

実際に実験していただければよいのですが、ご迷惑をかけてもいけないので、すぐはがしました。的の大きさは1円玉くらいです。

白いシールに渦巻きを書いて(ハエでもよいですが)、張るだけで、特別なことをする必要はありませんので、実験できる方は実験してみてください。お掃除が楽になるかもしれませんよ。

明日もナッジの話が続きます。

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