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くらしかる 老前整理(R) MyBlog
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2018/08/21のBlog
[ 08:04 ] [ 行動経済学と老前整理 ]
行動経済学と老前整理 ④

台風がダブルで来るなんて!そして午後から高校野球も決勝。大阪にいても私は雑草軍団を応援します。

前回、マッテオ・モッテルーニの『経済は感情で動く』を読んで、漠然と私が探していた答えが見つかるのではないかと思った事を書きました。

この後、当時出ていた行動経済学の本を少しずつ読みました。(出版物が今ほど多くなかった)
その頃は、断片的な知識で「保有効果」など、1つ1つの理論と具体例を読んで、なるほど、と思うけれど全体像はよくわかりませんでした。(理解力の不足)

これが素人の独学の悲しさです。学問としてなら系統的に学ぶでしょうが、私の場合
手探りですから、行き当たりばったりです。(だから不合理)

話を戻して「保有効果」についてです。
「保有効果=自分が保有している物により高い価値を見出す傾向。物だけでなく、権力や利権、地位などにもみられる。保有効果が強いとそうしたものがなかなか捨てられなくなる。また、捨てることは損失ととらえられる。そのために損失回避性が働いて、捨てた時のダメージを重く考えてしまう。こうなると保有しているものはさらに捨てられなくなる。」 (ハワード・S・ダンフォード『不合理な地球人』より)

どうやら「ものが捨てられない」のもこのあたりが関係しているということは読めばなんとなくわかると思います。また権力や利権のくだりも、そうだと思われませんか。

しかしこれだけで、整理や片付けは保有効果で…とは言えません。
なぜなら、これは行動経済学の一部だからです。例えると、鼻の写真を見て、鼻筋の通った美しい鼻、次は大きすぎず少し厚めだけど形の良い唇、眼は二重でパッチリと、各部分は知っている。ではそれが顔になるとどういう顔になるのかが問題ですね。

どういう顔になるか、想像してみてください。
ではでは、これはどうだ!

パーツを集めてこんな顔になったらどうでしょう?
(私が描いてみました。絵の才能がないのはすぐわかる)

つまり、私にはまだパーツを集めてどうなるのか全体像がわかりませんでした。

今日はここまで。

(「行動経済学と老前整理」をまとめて読みたい場合は 画面左の ジャンルで「行動経済学と老前整理」をクリックするとすべてご覧いただけます)
2018/08/20のBlog
[ 15:49 ] [ 行動経済学と老前整理 ]
行動経済学と老前整理 ③

行動経済学では昨年リチャード・セイラ―がノーベル経済学賞を受賞していますが、私は学者ではありません。経済学を学んだこともない!
にもかかわらず、どのような経緯で行動経済学と老前整理を結び付けたのか?
かけ離れたものをいかに結びつけるか。たぶんこの点がオリジナルで私にしか語れないことだと思います。

そこで、素人の私がなぜ行動経済学に惹かれたのかというサイドストーリーに興味がありませんか。と勝手にガッテンで、このあたりの話をしましょう。

アーウィン・ショーの小説に『はじまりはセントラル・パークから』があるのですが、
私の場合、「はじまりはコンビニ弁当から」となります。

3~4年前でしょうか、たまたま見ていたテレビで、セブンイレブンの会長(当時)が自社のコンビニ弁当の試作品を1品1品チェックして、販売するか否かを決めておられました。

私が驚いたのは、多忙な会長が膨大な試作品のチェックをしておられることと、ご自分の「舌」に自信を持っておられることでした。

味覚は一人ひとり違います。料理の専門家ならともかく、会長が自ら味見をして決める…そのこだわりに、面白い方だなと興味を持ちました。

そこで著書を読みました。
『鈴木敏文の実践!行動経済学』(2012年 朝日新聞出版)この本で経済学とは無縁の私が初めて行動経済学という言葉を知ったのです。(鈴木元会長に感謝!)

そして次に読んだのがこの本。マッテオ・モッテルリーニ『経済は感情で動く』
この本は2008年出版ですが、帯には鈴木会長のお名前が出ています。
(当時は今より行動経済学の本は少なかった)

この本は質問というかクイズ形式で具体的な問題をわかりやすく取り上げています。
一気に読んで、これは面白い、もっと知りたい、漠然とですが、私が探していた答えは行動経済学にあるのではないかと思ったのでした。

今日はここまで。

(「行動経済学と老前整理」をまとめて読みたい場合は 画面左の ジャンルで「行動経済学と老前整理」をクリックするとすべてご覧いただけます)
すこーし涼しくなってそろそろ秋の気配・・・なんてことはありませんでした。
また暑くなるようですし、台風が続々と来て、もう来なくていいからと空に向かって叫んでも返事は返ってこない。来るのは蚊だけ!
そういえば昨夜はきれいな半月でした。

先日、JRのみどりの窓口に行った時に、カウンターでこの時刻表を見て、なるほどと思いました。

カウンターの中に、このように収納されています。場所を取らず、行方不明にもならない。1つだと思ったら、2つありました。
こちらが文字の大きな時刻表で、見る時はくるっと回転させてこのように広げます。
確かに、今どき時刻表を見る人は鉄道好きの鉄男さんか鉄子さん、そしてネットで時刻表が見られない高齢者が多いでしょう。

したがって「文字の大きな時刻表」が必要になります。
図書館の本にも「大活字本」がありますが、時刻表にもあるとは知りませんでした。

ついつい「今まで」の過去を基準に考えがちですが、現在は超高齢社会の日本でした。
(頭ではわかっているつもりでも、本当には分かっていないということかも?)
2018/08/19のBlog
[ 13:03 ] [ 行動経済学と老前整理 ]
行動経済学と老前整理 ②

今日も34度の大阪ですが、今までに比べると楽です。これは比較の問題で、基準をどこに置くかによって感じ方が違うという例です。

今日は行動経済学と老前整理 第2回です。

ここでまず素朴な疑問の解決から。

まず今までの「経済学」と「行動経済学」はどう違うのか。

経済学では「人間は必ず合理的な経済行動をするもの」という前提がありました。
正直なところ、経済学のけの字にも縁のなかった私にはまずこのことが、驚きでした。

なぜなら私の日ごろの行動は、不合理、非合理の連続だからです。(笑わないように)

私事はさておき、行動経済学は「従来の経済学では説明しきれない人間の経済行動を人間の心理という観点から解明しようとするもの」です。

そこで昨日ちらっと書いた「プロスペクト理論」の話。(プロスペクトは期待、予想、見通しなどの意味)

この理論は様々な行動経済学の考え方の基盤となっています。
プロスペクト理論は「価値関数」と「確率荷重関数」という2つの考え方により構成されています。関数の話にはグラフを用いますが、ここでは簡単にまとめると、「不確実な状況において、人はどのような予測を立てて行動するか」を説明した理論です。

私の説明ではさっぱりわからないけれど、なんだか面白そう! と思った方にお奨めの本。行動経済学まんがです。佐藤雅彦+菅俊一 画 高橋英明 『ヘンテコノミクス』
マガジンハウス

今日はここまで。

(「行動経済学と老前整理」をまとめて読みたい場合は 画面左の ジャンルで「行動経済学と老前整理」をクリックするとすべてご覧いただけます)

2018/08/18のBlog
[ 18:24 ] [ 行動経済学と老前整理 ]
行動経済学と老前整理 ①

昨日は久々に猛暑日ではありませんでした。
このまま少しずつでも涼しくなればよいのですが。

今日は、まじめに仕事の話をしたいと思います。

まず整理や片付けと行動経済学は連想しにくいと思います。
ところがこれが、ぴったりなのです。

ましてタイトルの行動経済学と老前整理というと、???だと思います。
行動経済学は、従来の伝統的経済学では例外とされてきた
現象を心理学の研究から説明するべく理論化したものです。
1979年にダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーにより
提唱された「プロスペクト理論」からです。

この理論は、不確実な状況下での人間の行動を解明するためのものです。
人間は合理的であると同時に不合理な存在である。
つまり経済と心理学が融合したものです。

3年余り前にこの理論を知り、「これだ!」と思いました。
コロンブスの卵のごとく、つながれば多くの人が納得できるでしょうが、この理論にたどり着くのに試行錯誤を繰り返しました。
専門書を読み、理解し老前整理に向けて咀しゃくするのに時間がかかりました。

なぜこれだ!かというと、私はずっと、「なぜ不要なものが捨てられないのか」
を考えあぐね、その答えが行動経済学にあったからです。

この事を4月から3ヶ月担当したNHKラジオ第2「こころをよむ」全12回の
3、4、5回の3回にわたってお話しました。
また事前に講演会で調査もしました。
どのように行動経済学と出会ったかという経緯も書いています。
興味をお持ちの方はラジオ講座のテキスト『老前整理の極意』
(NHK出版)をご覧いただければと思います。

付け加えると、2002年にダニエル・カーネマン、2017年にリチャード・セイラーがノーベル経済学賞を受賞しています。

今日は老前整理と行動経済学の話、第1回です。

(「行動経済学と老前整理」をまとめて読みたい場合は 画面左の ジャンルで「行動経済学と老前整理」をクリックするとすべてご覧いただけます)