(%晴れ%)(%青点%)(%晴れ%)(%青点%)

昨夜は春の嵐のような、雨風でした

朝一番にあべのハルカス美術館へ「マティスとルオー展」を見に行ってきました(%ニコ女%)

平日の朝は空いているのでお勧めです。

マティスは好きな画家のひとりで、ルオーにも興味があって見に行きました。

驚いたのはマティスとルオーが50年にわたり手紙のやり取りをしていたこと。
実物の手紙もかなりの数、展示されていました。(%エンピツ%)(%手紙%)

マティスの文字は崩れていて読みにくい、ルオーの文字はカチッと書いてあり読みやすい。といってもフランス語がわかるわけでもありませんが、見た感じです。

しかし、このような手紙が残っていることにも驚きです。最近日本でも、坂本竜馬の手紙が見つかって話題になりましたが・・・。

老前整理で古い手紙の処分を相談されることがあります。
本当に残しておきたいものだけであとは処分しましょうと言ってますが・・・。
こういうのを見ると、本当にそれでよいのかという疑問もなきにしもあらず(%ニヤ女%)

そして現在はどうか。
手紙を書く人は少なく、ほとんどメールで済ませてしまうでしょう。
つまり手紙を残すかなんて悩まなくてよくなる(%とんかち%)(%手紙%)

思いついたことをぱぱっと書いて、送って、それで終わり(%音符1%)
残らないでしょう(%星%)

こんなことを考えるのも、3月にある方からお手紙をいただいて、1か月考えてお返事を書きました。
というか、すぐに返事が書けない、つらい手紙で、心の整理をして書きました。
メールではやり取りできない内容でした。
マティスとルオーの手紙を見て、手紙でしか書けないこともあるよねと思いました。

さて画家の展覧会ですから、二人の絵の軌跡を見るのも楽しかったです。
弊社の事務所にマティスの絵が1枚あります(シルクスクリーン)
同じ絵が出ていました。

最後に、展覧会入口の前にマティスの絵に出てくる女性を模したドレスが展示してあり、顔のところに板で丸い穴が開けられ、顔を出して写真を撮るようになっています。
写真 向かって左が元の絵で右がドレス

今、多くの美術館でこのように絵の主人公になって写真が撮れるようなお楽しみ企画をしています。来場者参加型というか、撮った写真をみんながフェイスブックなどにアップすれば強力なPRになるからです。外国人は特にこういうのが好きみたいです。
「学芸員はガン」だと発言した大臣もいるようですが、私は学芸員も作品だけでなく、このようなことも考えて頑張っておられると思います。逆に、このような大臣のほうがよほど恥ずかしい(%怒る女%)と思っています(%ニヤ女%)(%とんかち%)

(%晴れ%)(%晴れ%)(%青点%)