UCCコーヒー博物館その他の遠足

こんにちは。
私たちは普段缶コーヒーと聞くと何を思い浮かべるでしょうか?ジョージア?ポッカ?ワンダ?メーカーは色々ありますよね。
今日ご紹介するのはUCCの缶コーヒーを販売している会社、UCCホールディングス株式会社の博物館、UCCコーヒー博物館についてです。
私たちは10月27日、「カップから農園まで」のコーヒーのすべてを網羅した世界唯一のコーヒー専門の博物館、UCCコーヒー博物館に行って参りました。
神戸市ポートアイランドのモノレールの駅から降りると、一際目を引くイスラムの礼拝所のようなデザインの建物。そこに入ると、正面玄関にあるコーヒー豆のようなオブジェ。そして「すべてはこの小さなコーヒーの木から始まりました」の言葉が添えられた「コーヒーノキ」の苗木
の展示。そもそもイスラム教のモスクにおいてコーヒーが重要な飲み物として扱われ、後に世界に飲用を広める契機となったという史実から、
この礼拝所のデザインが採用されたそうです。
そんなコーヒー博物館は今年で開館30周年を迎える歴史ある博物館のようです。
さて、扉の内側に入って進むと、建物には6つの展示室と焙煎が体験できる「体験ルーム」が、備えられておりました。
私は、「栽培」「抽出」「文化」をテーマにした展示室に心を惹かれました。「栽培」の展示室では、多種多様な国で生産されているコーヒー豆の種についての説明がありました。UCCが、フランスのレユニオン島で、原木を栽培して生産したブルボンポワントォコーヒーは、フランス王室に高く売る為に栽培されたコーヒーが起源です。UCCはその味を復活させる為に原木を探し出したそうです。すごい手間がかかっていますね!
「抽出」のコーナーは、コーヒーの楽しみ方を広げてくれるような、豊富な抽出器具が展示されてました。
「文化」のコーナーには、コーヒー豆の形をしたソファが置かれた広場があり、すごくユニークな気持ちになれました。ドイツのマイセン等のコーヒーカップが数多く展示されていたり、文学者や哲学者が書き残したコーヒーへの思い(名言)が展示されていたりと、世界中の人たちにコーヒーが愛されているという事実をここで学べました。その他、UCCの歴史や、UCCの20〜30年前のTVCMの映像が見られるUCCヒストリーのコーナーがありました。また2種類のコーヒーが提供され、飲み比べる事が出来るテイスティングコーナーでは、普段味わえないコーヒーの飲み比べを体験できました。
この体験を通して、コーヒーが毎日飲んでも飽きが来ないのは、これだけの深い歴史と、人に見せても子供からお年寄りまで皆が「いいよね」と言ってくれるパワーが入っているからだと実感しました。豊かな生活を目指すのに必要な、静かな感動体験を得られました。
その他、バンドー神戸青少年科学館のプラネタリウムも見て参りました。星の流れはいつ見ても飽きないですね。お月様が綺麗でした。

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