就職相談の現場から・・・

某機関で就職相談の仕事を始めて約2ヶ月。
長期間にわたって繰り返し相談に訪れる方たちの存在に気付きました。
日雇いバイトから正社員を目指しせっかく就職できたにも関わらず、1日で辞めてしまう、または行く前に辞退してしまう事を繰り返している人。就職が決まって働き出しても、「勤務先で怒られた」「嫌なことがあった」と悲痛な面持ちで窓口にやってくる人。
「就職支援の枠に収まりきらない問題を抱えた層」が実態として一定の割合で存在します。前職の現場でも、「仕事探し」のステップをやっとクリアできたのに実際に働き出す段階で挫折してしまうケースに多く出あいました。

非正規雇用の割合が全労働者の3分の1を占める現状が前提としてあり、正規就労においても「7・5・3現象」という言葉がすっかり定着しましたが、私個人の実感では離職までのサイクルはもっと短くなっているのでは?という気さえします。(かくいう私も10数年前、新卒で入社した会社を2年で辞めました(%痛い女%))
これは新卒者に限らず中途採用・転職者に関しても同様かもしれません。
正社員として人材を確保したい事業所側にとっても、従業員の定着という問題は悩みのタネではないでしょうか。(人を「使い捨てしたい」企業はともかく・・・)

入り口である「就職」までの課題から「働き続ける」ための課題まで、働くことに関する問題のすそ野は広がっているのだと痛感・・・現場での日々の実感を、今後もお伝えしていきたいと思います(%手紙%)