あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします(%ニコ女%)

昨年末、以前勤務していた職場で初めて職業訓練の企画・運営を担当させてもらった時の、卒業生&講師のみなさんと数年ぶりに再会しました。卒業生Aくんが長年のアルバイトを経て飲食店の正社員になり、「同窓会や!」ということで、Aくん勤務のお店に集合。

当時集まった訓練生は、それぞれの生活に何らかの問題を抱えていたり、仕事に踏み出せない事情を持っていました。 毎日訓練に通ってくること自体がしんどい、集中力が続かず長時間受講できない、訓練生同士または講師とのトラブル勃発etc…(%怒る女%)
まさにケンケンゴウゴウの日々の中で、お互いの信頼関係も生まれてきたと思います。

Aくんは訓練卒業後、就職活動に初めてチャレンジ(%ひよこ%)不採用が続いた1年後、彼の熱意を見込んでくれたあるお店でアルバイトが決まり、その後も転職してアルバイトを続け、そこで正社員登用の声をかけてもらったのです。ここまで来るには数多くの紆余曲折があったに違いないと想像しますが、久しぶりに会った彼は、驚くほど頼もしく成長していました。

そして同席の卒業生Bくんは、Aくんの友人として付き合い続けているひとり。彼もまたアルバイトを続けながら、地域の若者を見守るボランティア活動に参加しているとか。
遅刻ばかりだった彼の訓練中の様子を思い浮かべている私に、Aくん一言・・・「人は変わるねんで〜」
ほんまやまあ、ほんまにそうや(%涙%)

失敗してもチャレンジが続けられる環境と、学び経験を積み重ねる機会があったこと。
そしてふとした時に支え合える仲間やサポーターが傍にいたこと。

檄をとばし「相変わらずアツすぎ(笑)」とからかわれる講師と、それぞれの道を進み始めた卒業生の騒がしいやりとり(%痛い男%)(%ニヤ女%)を聞きながら、『セーフティネット』といわれるものが持つ意味をあらためて考えました。
厳しい社会情勢は続きますが、今年も地に足つけてやっていきたいと思います。