2009/02/18のBlog
[ 20:18 ]
櫻ヶ岡中学校の中平です。埼玉県にある文教大学の学生を中心に、越谷地区を美術館に変える活動を続ける「まちアートプロジェクト」の活動が先日報告されました。内容がとても深く、示唆に富んでいるので、文章を掲載させていただきます。アートと人との関わり、アートの中味の変化に関する文章が興味深いです。
去る 平成21年1月23日(金)「埼玉県文化芸術振興シンポジウム」で埼玉県越谷市の文化芸術振興活動事例としてまちアートプロジェクトの活動について報告して参りました。
<プログラム構成>
第1部:講演「アートと地域の有機的な連携によるまちづくりの可能性」
長田 謙一氏(首都大学東京システムデザイン学部教授)
第2部:「県内のアートNPOによる活動紹介」
『まちアートプロジェクトー越谷2008ー』 鈴木眞里子(代表)
『花の街ふかや映画祭2008』 強瀬誠氏(NPO法人市民シアター・エフ副理事長)
第3部:パネルディスカッション
コーディネーター 曽田 修司 氏(跡見学園女子大学マネジメント学部教授)
パネリスト 長田 謙一 氏、中村 誠 氏(埼玉県立近代美術館学芸主幹)
鈴木は第2部で、まちアートプロジェクトを行ったきっかけから、活動の経緯に沿って実感したアートプロジェクトの意義や可能性を報告しました。
「もっと多くの人に美術の面白さを知ってもらうきっかけづくりをしたい」という気持ちから、人々が生活する「生きた場所」である商店に作品展示をし、埼玉県越谷市の街全体を「美術館」にしたい、と考えたこと。
また、越谷という街を見直す中で見えてきた課題、特に「異世代の人々が交流し、表現する場の欠如」を埋めるために、展覧会前に行った様々な基盤作り。
そしてメインの、2008年展覧会準備から終了までの活動内容紹介では、作品出展者と参加店舗、両者が協働して作品と展覧会を作り上げる中で変化してきた表情や関係性、想いなどを沢山の活動記録画像と共に振り返りました。
最後に、今まで美術に触れることのなかった人達に働きかけることで美術に対する意識が変容したこと、また、それには作品「作る」「見る」場だけでなく、「伝える」環境づくりが大切だということを報告しました。
パネルディスカッションでは、地域の文化資源の発掘・活用や行政・企業・大学等との協働、NPO団体の継続的運営に係る課題について意見が交わされました。
特にアートを巡る状況の変化については、今なぜ美術館の外でアートをすることが必要なのかとの問いかけに、「アートがモノそれ自体でなく、関係性に変わってきているからでは」という話がありました。同時に、映像や演劇など分野間の融合によってもアートの捉え直しがされる中、アートプロジェクトは「現代的に捉えられたアートの戦場」であり、美術館や分野別施設は、その「ハイライトな戦場」なのではないか、という意見も出ました。
アートプロジェクト活動の課題としては、やはりどの団体にも共通して「持続性」があげられました。今アートプロジェクトの可能性や必要性が提示されていきながら、その問題はずっと消えない。活動を軸に「生きていける」仕組みづくりをもっと積極的に考えていかなければいけない、という言葉には会場の誰もが頷きました。
様々な活動実践からの声を聞き、今改めて地域に関わるアートプロジェクトとしての人間関係づくりの難しさ、面白さを感じています。
これからの活動の中でも「人と人」のつながりを大切にしながら、「アート」へのチャレンジ精神を常に持ちつつけていきたい、と感じたシンポジウムでした。
最後に、参加者の皆様と主催の埼玉県文化芸術振興課の皆様に深く御礼申し上げます。
townart.exblog.jp
去る 平成21年1月23日(金)「埼玉県文化芸術振興シンポジウム」で埼玉県越谷市の文化芸術振興活動事例としてまちアートプロジェクトの活動について報告して参りました。
<プログラム構成>
第1部:講演「アートと地域の有機的な連携によるまちづくりの可能性」
長田 謙一氏(首都大学東京システムデザイン学部教授)
第2部:「県内のアートNPOによる活動紹介」
『まちアートプロジェクトー越谷2008ー』 鈴木眞里子(代表)
『花の街ふかや映画祭2008』 強瀬誠氏(NPO法人市民シアター・エフ副理事長)
第3部:パネルディスカッション
コーディネーター 曽田 修司 氏(跡見学園女子大学マネジメント学部教授)
パネリスト 長田 謙一 氏、中村 誠 氏(埼玉県立近代美術館学芸主幹)
鈴木は第2部で、まちアートプロジェクトを行ったきっかけから、活動の経緯に沿って実感したアートプロジェクトの意義や可能性を報告しました。
「もっと多くの人に美術の面白さを知ってもらうきっかけづくりをしたい」という気持ちから、人々が生活する「生きた場所」である商店に作品展示をし、埼玉県越谷市の街全体を「美術館」にしたい、と考えたこと。
また、越谷という街を見直す中で見えてきた課題、特に「異世代の人々が交流し、表現する場の欠如」を埋めるために、展覧会前に行った様々な基盤作り。
そしてメインの、2008年展覧会準備から終了までの活動内容紹介では、作品出展者と参加店舗、両者が協働して作品と展覧会を作り上げる中で変化してきた表情や関係性、想いなどを沢山の活動記録画像と共に振り返りました。
最後に、今まで美術に触れることのなかった人達に働きかけることで美術に対する意識が変容したこと、また、それには作品「作る」「見る」場だけでなく、「伝える」環境づくりが大切だということを報告しました。
パネルディスカッションでは、地域の文化資源の発掘・活用や行政・企業・大学等との協働、NPO団体の継続的運営に係る課題について意見が交わされました。
特にアートを巡る状況の変化については、今なぜ美術館の外でアートをすることが必要なのかとの問いかけに、「アートがモノそれ自体でなく、関係性に変わってきているからでは」という話がありました。同時に、映像や演劇など分野間の融合によってもアートの捉え直しがされる中、アートプロジェクトは「現代的に捉えられたアートの戦場」であり、美術館や分野別施設は、その「ハイライトな戦場」なのではないか、という意見も出ました。
アートプロジェクト活動の課題としては、やはりどの団体にも共通して「持続性」があげられました。今アートプロジェクトの可能性や必要性が提示されていきながら、その問題はずっと消えない。活動を軸に「生きていける」仕組みづくりをもっと積極的に考えていかなければいけない、という言葉には会場の誰もが頷きました。
様々な活動実践からの声を聞き、今改めて地域に関わるアートプロジェクトとしての人間関係づくりの難しさ、面白さを感じています。
これからの活動の中でも「人と人」のつながりを大切にしながら、「アート」へのチャレンジ精神を常に持ちつつけていきたい、と感じたシンポジウムでした。
最後に、参加者の皆様と主催の埼玉県文化芸術振興課の皆様に深く御礼申し上げます。
townart.exblog.jp
2009/02/17のBlog
[ 20:55 ]
[ 暗闇美術館・夜のやねうら美術館 ]
2009/02/16のBlog
[ 19:59 ]
[ Nプロジェクト ]
2009/02/15のBlog
[ 13:08 ]
[ Nプロジェクト ]
櫻ヶ岡中学校の中平です。2月から3月にかけて、美術部は忙しい時期を迎えています。期末テストもあり、部活動ができない時期なのにかかわらず、卒業式と入学式の体育感でのステージバック制作と、廃材アート2009の作品製作が同時に重なっているのです。毎週土曜日は部活動に明け暮れ、時間に追われています。
去年から参加している廃材アート2009.昨年度、本校では2年選択美術があったので、その授業で参加をしましたが、今年は2年選択美術がなく、美術部で参加をしました。美術部は、どちらかというと、絵やイラスト中心の制作になりがちだったので、一味違った材料を扱うことにより、発想の広がりを力としてつけたいと考えています。美術部で取り組むことも、なかなかおもしろいと考えています。
写真は、2年生が作っている「月に帰ったかぐやひめ」の中の「宇宙人」です。この宇宙人が、科学研究部とのコラボにより、自動的に動く!らしいのです。どんな感じになるのかは、私もよくわかりません。忙しい中での協力するココロや、発想の広がりを学んで欲しいと思います。
廃材アート2009は、長野市リフレッシュプラザにて、2月22日日曜日から開催です。
去年から参加している廃材アート2009.昨年度、本校では2年選択美術があったので、その授業で参加をしましたが、今年は2年選択美術がなく、美術部で参加をしました。美術部は、どちらかというと、絵やイラスト中心の制作になりがちだったので、一味違った材料を扱うことにより、発想の広がりを力としてつけたいと考えています。美術部で取り組むことも、なかなかおもしろいと考えています。
写真は、2年生が作っている「月に帰ったかぐやひめ」の中の「宇宙人」です。この宇宙人が、科学研究部とのコラボにより、自動的に動く!らしいのです。どんな感じになるのかは、私もよくわかりません。忙しい中での協力するココロや、発想の広がりを学んで欲しいと思います。
廃材アート2009は、長野市リフレッシュプラザにて、2月22日日曜日から開催です。
2009/02/14のBlog
[ 18:22 ]
[ Nプロジェクト ]
櫻ヶ岡中学校の中平です。先日、戸倉上山田中学校を卒業した都内大学生からレポートが届きました。題して「教育原理~生徒が主役になれる授業」。
この学生は、2002年「五感でアート」という選択美術を選択し、記念すべき第一回暗闇美術館
http://www.shinmai.co.jp/photo/200302/03022401.htm
を受講しています。
翌2003年には、とがびの発端となった「光の美術館」
http://www.shinmai.co.jp/photo/200310/03100601.htm
で作品を出品しています。さらに2004年第一回とがびプロジェクトには、高校生作家として独自の作品を出品しました。まさに、とがびが始まる黎明期に美術と触れ合っている学生です。その学生が、昨年末久しぶりに会いに来て、いろいろとインタビューをしてくれました。その記録と、本人の考察が短くまとめられており、とても興味深い内容になっています。
この学生は、2002年「五感でアート」という選択美術を選択し、記念すべき第一回暗闇美術館
http://www.shinmai.co.jp/photo/200302/03022401.htm
を受講しています。
翌2003年には、とがびの発端となった「光の美術館」
http://www.shinmai.co.jp/photo/200310/03100601.htm
で作品を出品しています。さらに2004年第一回とがびプロジェクトには、高校生作家として独自の作品を出品しました。まさに、とがびが始まる黎明期に美術と触れ合っている学生です。その学生が、昨年末久しぶりに会いに来て、いろいろとインタビューをしてくれました。その記録と、本人の考察が短くまとめられており、とても興味深い内容になっています。
2009/02/13のBlog
[ 22:03 ]
[ Nプロジェクト ]
櫻ヶ岡中学校の中平です。3年卒業制作は、あと2時間ほどの授業で完成します。作品も形になってきていますので、今日はおもしろい材料で制作している生徒を紹介します。
写真の女子は、カラースプレーを使って4枚の絵を描いています。黒い背景にカラフルなスプレーを重ねて拭きかけ、荘厳な雰囲気の宇宙を表現しています。まさに絵を描いているという感じです。本人に聞くと、屏風型にして展示するそうです。また、この表現の仕方は「ユーチューブで見て、興味をもち、自分でやり方を調べました。」ということです。質が高いです。
写真の女子は、カラースプレーを使って4枚の絵を描いています。黒い背景にカラフルなスプレーを重ねて拭きかけ、荘厳な雰囲気の宇宙を表現しています。まさに絵を描いているという感じです。本人に聞くと、屏風型にして展示するそうです。また、この表現の仕方は「ユーチューブで見て、興味をもち、自分でやり方を調べました。」ということです。質が高いです。
2009/02/12のBlog
[ 20:01 ]
[ Nプロジェクト ]
