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とがびアート・プロジェクト
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2009/01/07のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。3年選択美術講座の「体育館アートプロジェクト」が始動しました。12月に七瀬まるごと美術館に参加した3年40名の、後半の学習内容は、体育館でアートプロジェクトを行うことに決定しました。
 創立41周年を迎えた長野市立櫻ヶ岡中学校第一体育館。この体育館が、今年8月の改築工事に伴い、壊されることになったのです。「自分たちが、この体育館で卒業式を行う最後の3年生」という自覚と、七瀬まるごと美術館で感じた「地域の方々と楽しみたい」という気持ち、その両方を、体育館アートプロジェクトで実現したいと言う気持ちを3年生は持っているようです。
 今日は、実際に体育館を鑑賞し、方向性を決めました。実施日は3月14日土曜日。入試もクラスマッチも全て終了した土曜日、一日使うつもりです。開館は夕方から夜。暗闇を生かしたいと思います。また、作品つくりとしては、「40人全員で協力して巨大なものを一つ作る」ということと、「グループで作りたいものを作る」この両輪で行きたいと思います。
 授業時数はあと16時間。さて、どうなるでしょうか。楽しみです。
2009/01/06のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。3年卒業制作は「夢」をテーマに、全くの自由制作をしています。完成まで、あと7時間くらいでしょうか。途中経過の様子を報告します。
 写真は、ある女子生徒の「実験」の様子。スプレーを組み合わせて、ユニークな色彩と形を作り出しています。聞くと「テレビで見ておもしろそうな表現方法だったので、ユーチューブで調べたんです。」と言っていました。美術表現のアンテナを常に張っているからこそ、自分の感性に飛び込んできたんですね。
写真は紙粘土と格闘する男子生徒。彼は、選択美術もとっていて、粘土などを使った大型の作品に挑戦することが多い生徒です。とにかく、真剣に作りこんでいます。作っては、見て、作っては、見る。何もしゃべりません。とにかく、作っているのです。没頭している姿は、それだけで感動的です。
2009/01/05のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。あさってから3学期が始まります。今まで、プロジェクト中心に中学生の素晴らしさを伝えてきましたので、今までの必修授業の作品を少し紹介したいと思います。
 1学年は、5時間という短時間で、「触ると気持ちいい石鹸」を行いました。詳しくは過去のブログ記事を見ていただくとして・・・、触ると気持ちよさそうな形をイメージして、ひたすら牛乳石鹸を削ったり、磨いたり、彫ったりしていくのです。「感触」がテーマです。

 写真は、見たとおり「三日月」をモチーフにしています。形や磨き方も素晴らしいのですが、もっとすごいのは、作品鑑賞会のとき、写真のように「太陽光」を意識して展示してあったことです。つまり、影が満月の形を補っています。光を意識に入れているなんて、恐るべし!です。
見たとおり「鼻」です。石鹸の四角い形から、「鼻」をイメージするなんて、現代作家のようです。
今年度、最高に手が込んでいる作品です。「カエル」です。実はこの作品、かえるのお腹も作りこんであり、ざらざらしています。「つるつるだけじゃなくて、ざらざらの感触も作りました。」と作者。小さな指を作りこんであるところが、リアリティーを演出していますね。
2009/01/04のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。いよいよ2009年がスタートしました。2009年は、Nプロジェクトとして、様々な取り組みが予定されています。戸倉上山田中学校では2月にバンタンデザイン研究所とのファッションショーコラボレーションがありますが、櫻ヶ岡中学校は、去年から参加させていただいている「廃材アート2009」に、今年も参加します。
昨年は2学年選択美術で参加しましたが、今年は、2年の選択美術がありませんので、美術部で参加することにしました。12月末に、美術部員が会場となる長野市リフレッシュプラザを訪問し、会場や倉庫を見ることができました。写真は、藤田所長さんのお話をお聞きしているところです。

生徒たちは、倉庫を見たとき、様々な廃材(まだまだ使えそうな物ばかりですが)を興味深く見ていました。「これは、何ですか?」と所長さんに質問している生徒もいました。今年は、全て廃材で表現してみることを目標にしています。さて、どんな展示になるでしょうか。今から楽しみです。


●昨年の廃材アート2008の様子は、下のページをご覧下さい。

http://www.nichibun-g.co.jp/c-bi/exhibition/07/vol04_haizai/index.html

http://www.gakko-bijutsukan.com/review/sakurabi/index_haizai2008.html
2009/01/02のBlog
Nプロジェクト実行委員会の中平です。2009年、あけましておめでとうございます。今年も、スタッフ一同心を一新してがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。2009年は、Nプロジェクト実行委員会による、ながのアートプロジェクト2009が予定されています。今まで以上に中学生に素晴らしいアートを届けるためがんばりたいと思います!!
2008/12/31のBlog
[ 07:10 ] [ とがびレポート ]
さて残り約16時間で2008年と、お別れです。しばらく年賀状とか冬期講習とか何やかんやで忙しく、この「とがびへいきたい」を更新し忘れていました。すみません。
 さて今回はひたすら感想を述べる事に終始しますが、多分めちゃくちゃ長い文になると思うのでご了承下さい。

 まず「凄い!」と思ったのが、作家さんがいる生徒も、いない生徒の作品が非常に独創的且つ、繊細であり、巧緻を極めたというか・・・そんな感じです。特に作家さんとの協力なしで作品を創って行った事には感服します。何の作品へののヒントもなしにこれだけの立派な作品が作れるとは・・・。
 それに高校生の先輩方の作品も素晴らしかったです。作品がその主旨を自分の心に直接投げかけているような感じで、とてもインパクトがありました。個々の作品に独特の雰囲気や、空気、それに特徴・・・色んな所で独創性が光っていました。
他にも、来場者の数にも驚かされました。とにかく周囲を見ると色んな人が一杯いました。「とがび」がそれだけ全国的に有名だと言うことを物語っています。何て言ったって2003年(?)から行っている「学校を美術館にしよう」というコンセプトで世界(かも・・?)で最初に始まった企画ですから。いつか「さくらび」も肩を並べる位の規模になることを期待します。この奇想天外な(?)企画を発案した中平先生には本当に「凄い」と言う言葉では足りない位の偉大さがあります。それにそれを何年も続けてきた先輩方の意志も凄いです。ともかく「とがび」は改めて見ると、全てに凄いの一言が付くほどの壮大な企画でした。これでこの企画は終わりますが、とがびは(多分・・・)まだまだ続きます。「さくらび」も多分行うだろうと、思うのでそれらの動向にもチェックします。

それではここで完結とします。

よいお年をお迎えください。 

完。
2008/12/30のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。3年選択美術33名で取り組んだ「プレゼント展」。念願の七瀬まるごと美術館に無事展示ができて安心しました。また、多くの地域の方々から中学生作品が歓迎され、二重の喜びでした。1月からは、3年選択美術は後半に入ります。そこで、プレゼント展を振り返ってみたいと思います。
 2年前の春、私が櫻ヶ岡中学校に転勤してきたとき、真っ先に七瀬まるごと美術館の渡邊さんが、来校してくださり、まるごと美術館への協力を熱く語ってくださいました。5年前から七瀬まるごと美術館が続いていることは知っていましたので、できるだけ早く参加をしたいと考えていました。 
 一年目の昨年は、小布施や廃材アートなどへの参加で終始してしまいましたが、今年に入り、春から七瀬商店街さんへ出かけ、なんとか授業へつなげる糸口を探してきました。区長さんや商店会長さんにお会いしたのも、この頃でした。つまり、夏のさくらびアートプロジェクトよりも早く、実は七瀬への準備を始めていたのです。時間をかけて展示を進めたこと、それには理由があります。とがびアートプロジェクトは学習活動としては大成功でしたし、様々な話題を呼ぶことも実現しました。しかし、一つだけ、地域と本当の意味で連携し、協力しているかはまだまだ課題が残っているのです。地域の方々と本当に出会い、話をし、地域の良さを再発見する活動でないと、本当の意味で地域と連携しているとは言えないと思っているからです。
作品展示の場所が学校内から商店街に移っただけ、では発展はないと思っていました。そのため、私は何度も七瀬まで歩いていき、自然のことや歴史のこと、繁盛していた昔となぜ繁盛しなくなったかということについて話をうかがうことにしました。
 このプロジェクトの難しい点は、ここに住んでいる方々と生徒が直接出会う機会がほとんどない、ということでした。ましてや、この商店街は、歩行者がほとんどいない車の近道でしかなかったからです。作品を展示しても見る人がいるのだろうか?見てくれない場所に生徒の作品を展示する意味はあるのだろうか?など、いつも悩んでいました。
 その悩みや疑問が消えないまま、展示を向かえ、展示が始まりました。メディアも全く興味を示さない展示に意味があるのか?・・・と疑問は晴れませんでした。しかし、この二週間で地域の顔というものが少しずつ見えてきました。地域の方々は姿は見せませんが、生徒の作品を雪や雨から守ってくださったり、お客さんに作品を通して話しかけてくれたりして、作品を大事に守ってくださっていたのです。生徒も、夜や学校の帰りに家族と鑑賞にきていたことがわかりました。学校の中や屋根のあるところではありえない地域の動きがあったことを知らされ、私は、活動の意味を知りました。生徒は感想で「次は、多くの方々と一緒に楽しめる制作をしたい」と書いていました。今回は地域へ作品だけを展示しただけなのかもしれませんが、次へのアクションに対する希望や勇気がわいてきました。ますます七瀬について。知りたくなってきました。つながりを大事にしていきたいです。