松尾湿原の活動(6月20日 その2)

モリアオガエルの白い泡状の卵塊を3か所で観察しました。
まず、リーダーハウス跡に新しく作った池の横のコブシの葉に今回初めて2個見つかりました。
従来から見つけることができるバーベキュー広場の近く池に8個、松尾湿原の東側池で1個が見つかりました。

写真右 コブシの葉にモリアオガエルの卵が産み付けられています。
この場所では初めてでした。

リーダーハウス跡に作った池の水路で村上さんが卵塊より育ったセトウチサンショウウオ(4㎝)を10匹見つけて来られ、これから8月頃に体長が最大になると説明がありました。
 20㎝位のカナヘビの発見とリーダーハウス跡の池でシマヘビを発見しました。

植生調査の後は、リーダハウス跡地の湿原化整備に伴って出来た”広範囲の草地”の草刈り作業です。

午前中の作業終了後、福井先生にリーダハウス跡地の湿原整備後の”実情について説明して頂きました。
現状は田のような湿地で水の流れがあり、栄養分があるので”湿原”には成りにくいが、ハッチヨウトンボが育つことやトノサマガエルやセトウチサンショウウオが卵塊するので良いとのこと。 今、生えている草は引き抜かないと元のように草藪になるので午後からその作業を全員でやることにしました。

 現地で福井先生による説明を聞いています。

早速跡地の草刈り等の整備作業をしました。

福井先生の子供さんが初めて鎌で草切りや草運びの手伝いをされました。

会員の皆様久しぶりの作業をされてお疲れになったことでしょう。
ご苦労様でした。(東田)