10月の例会開催

10月18日(土)10〜12時、ひがしまち街角広場にて、千里・住まいの学校の例会を開催しました。
これまでいろいろな活動を行ってきましたが、会員による話し合いや交流の場が意外に少なかったとの反省から、2ヶ月に1回程度の例会を開催することにしたものです。
内容は、①会員による話題提供、②活動の報告と計画などで構成する予定です。参加者は、7名でした。

①では、加福共之さんが「新千里図書館・公民館創造会議と千里文化センター市民運営会議」について話してくださいました。豊中市立千里文化センターは、建て替えられて「コラボ」として再スタートしたが、当初は市民の交流スペースがなかった。そのため、市民の発意により、「市民活動推進条例」に基づいて、市民と行政が協働で企画検討する場が設けられ、それが創造会議に発展し、大学等の支援もあり、現在の多目的スペースが確保された。そして、運営に関する市民会議が現在続けられている。創造会議は、要求型市民運動ではなく「参画と協働」を実践した。大学と市民が協働すると力を持つ。制度や条例は使われるために存在するから、もっと活用しよう、が主な内容でした。
コラボの多目的ホールの確保と運営は、近年における「参画と協働」の好例であり、住まいの学校としても注目しながら、参画・協働していきたいと思います。

②では、「千里発見!まちあるき」や「まちかど土曜ブランチ」など、この1〜2ヶ月の活動や計画が紹介されました。また、「ESDセミナー(10/11)」「東丘小・生活科まちあるき(10/16)」「福祉マンションをつくる会セミナー(10/26)」など、千里ニュータウンに関する講話やセミナーに関する依頼が増えていることが報告されました。
このような動きを踏まえるとき、千里・住まいの学校には、千里ニュータウンで安心して楽しく住み続けるための様々な情報を収集・提供し、またより良いまちづくりに向けて提案する、住まいと街の「情報センター」や「水先案内人」としての役割が高まっているとの意見が出されました。

次回例会は、12月20日(土)10〜12時、話題提供:「変容しつづける千里ニュータウン」(太田博一さん)、クリスマスパーティを兼ねて開催する予定です。
会員限定ですが、非会員でご希望の方はご連絡ください。TEL:06-6871-2710

※Photo:コラボの多目的スペース