坂上市長に防災・防犯に関する要望書を提出

小雪が舞い降る中、市長室にて貴重なお時間を(30分間)頂き、忌憚のない意見交換をさせて頂きました。

(%エンピツ%)日:平成20年2月13日(水)
(%エンピツ%)時:13時00分〜13時30分
(%エンピツ%)場:宝塚市長室

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(%ハート%)【防災・防犯に関する要望書】 (%ハート%)
巨大震災が近年発生すると推定されること、それに対しては全市を挙げて対応しなければなりません。
しかし、具体的に対策を講じているかと言えばまだ議論半ばで、実践的な取り組みには至っておりません。
そこで、下記の点に付き、強く要望しますので早急にご検討の上ご指示下さいますようお願い致します。

(%ハート%)『防災・防犯に熱心なまち』 (%ハート%)
シンシアという介助犬を通して宝塚市は身体障害者補助犬法制定に取り組み、「障害者に優しいまち」という素晴らしい評価を得ました。
次はステファン君という捜索災害救助犬を介して、麻薬検疫犬などと現在遅れている法整備に取り組み、「仮称 捜索救助犬法」制定に取り組み、「防災・防犯に熱心に取り組むまち」として防災・防犯対策活動先進市になることを要望致します。

(%ハート%)『地域が取り組む防災時の「要援護者対策」を急いで下さい』 (%ハート%)
現在、市民安全部が中心となって行政内で、「要援護者に対するシステムづくり」が検討されていますが、実践者として対応するのは地域団体や近隣住民となります。
震災は何曜日の何時などの事前予告もなければ、発生した場合の避難場所やそこでの受け入れ体制づくりやその後の生活やケアに対する取り組みなどについてはほとんど議論すら始まっていません。又、地域といっても1団体で対応できない事は実証済みで、民生児童委員・まち協・自治会・訪問看護やヘルパー・学校・近隣住民など数多くの人たちの協力が必要です。可及的速やかに地域でも体制づくりの為の協議を始められるよう指導される事を要望致します。

(%ハート%)『全中学校に防災・防犯プロジェクトチームの立ち上げを』 (%ハート%)
地域と子供達の関係が希薄になっています、小学校ではまちづくり協議会の活動によって随分と交流が図られ改善されていますが、中・高校生との地域あるいは小学生以下の子供達との交わりは遅れており、早急に推進する必要があります。まずは全市的な地域との協働を始める第1弾として、全中学校に対して防災・防犯対策チームを立ち上げ、地域対策チームと力を会わせて、小学校単位で事態に対応出来るよう平素から訓練を重ねる対策をこうじるよう指導される事を要望致します。

(%ハート%)『防災に対する住民集会の推進』 (%ハート%)
当団体では昨年、住民の要請を受け住民集会を開催しました
市民安全部を窓口に県民局土木事務所・宝塚市建設部・都市産業活力部・消防署・下水道部と6部所に参集願い、意義のある集会となりました。
しかし一方では前記のように6部所の責任者が集まらなければ具体的な対応が出来ない事も判明しました、反面、①資金がない、②検討しますなど消極的な発言も多く、住民側にも行政依存度が高くこんごの課題である行政と地域との協働には中々踏み込めませんでした。是非、その先にある双方がどのように分担・協力すれば解決できるのかなどの議論が進むよう、ご指導されること要望致します。
併せて、まだ開催されていない各まち協が防災に対する住民集会に取り組むよう行政側からの積極的な声がけを要望致します。
市民が今日からでも出来ることは多々ありますし、住民にも時間も意識もあります。しかし、市民と行政との協働化の必要性や目に見える活動や成果が少ない為、現実は一握りの人たちによって活動されています。もっと市民との協働を進めるにはどうすれば良いか、まだまだ、行政の意識も見解も不足しているように見受けられます。
地方自冶体特に宝塚市の現状を見るとき、権益や過去のデーターは判断基準にはなりません、日常生活に連動した活動を通して、地域団体が早く自立し、行政との協働によってのみ宝塚市は財政的にも再生出来るという事を市長が率先して自覚し実践されますよう重ねて要望致します。