平成29年度ふれあいサロン交流会

3月19日(月)南口会館にて
「誰もが気軽に参加できるサロンをめざして」
 ・講話 宝塚ろうあ協会 加藤 めぐみ 氏
 ・サポート 宝塚ろうあ協会 仕方 龍氏
 ・手話 手話サークル連絡会 栗林 氏 青木 氏 土居 氏

加藤さんから、当事者としてのお話を聞かせていただきました。
何より、傍目にはわからないこと。
これまでに就職、結婚、出産、地域・自治会とその度に壁にぶつかってこられたこと.。
地震は揺れを感じるのでわかるが、火事のサイレンは聞こえないこと。
情報がきちんと伝われば、決して災害弱者ではなく、サポートにまわることも出来るということ…指摘を受けてハッとすることがいろいろありました。

聴力が不自由な場合のコミュニケーションの取り方、留意点も教えていただきました。ろうあ協会から駆けつけてくださった、同じくろうあ協会役員の志方 龍氏のサポートや、手話通訳の方の通訳もさすが、なめらかでした。
また、手話ボランティアの方々にも手話を始めた話を聞かせていただきました。

簡単な手話も教えていただきました。
あいさつの「お早う・今日は・今晩は」グー・チョキ・パーと覚えると便利です。

「有難うは」お相撲さんが懸賞金を受け取るポーズ
「さよなら」は普通にバイバイ
「拍手」は手を挙げてキラキラ

また、相手と目と目を合わせ、はっきりしゃべりながら、表情もつけて話してくださいとのこと。いきなり後ろから、肩トントンは驚くことも多いので、できるだけ前に回って顔を見せて欲しいそうです。

口の形、身振りに気をつけ、表情豊かに(%ハート%)「手話は皺ものびる」

手話は日本語でなく、一つの言語としてとらえて物事を理解するそうです。
・出来るだけシンプルに伝える
・きちんと通じたか、大事なことは確認することーポイントを紙で確認するなど
・幼児言葉や大げさ過ぎる口の開け方はやめましょう
・目と目を合わせましょう

決して特別なことでなく、人と人がコミュニケーションをとる時の当たり前のことばかりに、ほんのちょっとの配慮が必要ですが、それは、常に相手によって必要なことではないでしょうか?

災害時の配慮は日常の配慮から始まるように、どんな場合でも少しの思いやりで、みんな気持ちよく暮らせるということですね(%ハート%)(%ハート%)(%ハート%)