1.19「防災訓練」に向けての予備訓練

(%エンピツ%)日:平成21年11月26日(木)
(%エンピツ%)時:10:00〜12:00
(%エンピツ%)場:西消防署内にて
(%エンピツ%)参加者:まち協(3名)・育友会(5名)・安全部会(7名)

消火訓練(水消火器)・煙道通過訓練・応急処置法(三角巾)を学びました

(%ハート%)消火訓練(%ハート%)
水消火器を使用、的を目掛けて15名全員が訓練を受けました

①的の近くまで消火器を運ぶ
②安全ピンを抜く
③ホースを抜いて的に向ける
④レバーを握って水を的にかける

(%ハート%)煙道通過(%ハート%)
1月19日当日は視聴覚室(教室二個分の広さ)に煙を充満し、障害物を置き、出口に赤色灯を取り付け入口から透明のビニール袋を被り中腰で赤色灯を目指して出口に向かいます

(%ハート%)応急処置法(%ハート%)
骨折等時の応急処置、並びに三角巾の結び方、身近な雑誌・ダンボール等で添え木にする、三角巾の結び型で本結びを教えて頂きましたが簡単に見えて、ああでもない、こうでもないと2〜3名を除き苦労しました一応全員覚えて帰りましたが・・・

(%ハート%)消火の新装備、ミラクルCAFS(%ハート%)
【西消防署に最新鋭の消防車があるのをご存知でしょうか】
西消防署長からお聞きした話を紹介します

平成19年12月に阪神間で初めて新しい泡消火システム「CAFS」機能を搭載した最新鋭の消防自動車を導入しました。現在では、宝塚市に3台の「CAFS」付き消防自動車が稼動しています
「CAFS」とは、Compressed Air Foam Systemの略で圧縮した空気と泡、水を混合装置により混ぜ合わせ、消火するシステムです
圧縮空気泡消火装置とも言います、1,500リットルの水と40リットルの泡原液を搭載しています
従来の消火活動⇒水⇒冷却効果による消火
従来の消火だと放たれた水は燃焼物に届く前に火災の熱で蒸発する、燃焼物に到達しても勢いよく当たった水の大部分は跳ね返り流れ落ちてしまいます
水⇒冷却作用⇒温度を下げる
いったん消えた場所も放水を止めれば周囲からの熱で再発火する危険がある(%ショック男%)
水を「泡」に置き換えることで、放水に使用する水の量を1/17にまで減らせる,泡は水よりも軽く成分作用により壁面に張り付き広がります
【シャンプーの泡が壁に跳ねベッタと広がるように付着するのと同じ状況です】
この時の接触面積は水の13.5倍に及びます
泡放水⇒冷却効果・窒息効果
泡の成分により燃焼物に深く浸透し冷却効果が持続する,過熱を制御し再発防止を防ぐ役割、科学反応を抑える効果もある
阪神。淡路大震災では,水利の確保に苦慮し消火活動が思うように進まなかった経緯があります、このミラクル「CAFS」を使用することで計算上1,500リットル容量の水タンクを備えた消防自動車のおよそ7台分の威力が発揮できます
従来の火災発生頻度は建物火災、森林火災でほとんどを占めていましたが、最近では
タイヤ、ケーブル、プラスチック等の多種の材料が混入した廃棄物火災、自動車火災等など新しい火災が増加、火災が複雑、多様化しています
このことを背景に「CAFS」付き消防自動車の役割は非常に重要であるといえます(%ハート%)(%ハート%)(%ハート%)